「吉野御流合戦礼法「迅雷」が崩し電磁抜刀「禍」‼︎」
彼の声と共に抜刀された神速の太刀はそのまま私に迫る、だが…私とてただ受けるだけには行かない…回避行動を取る。
否
そんな事をしても彼の太刀を回避出来ない、なら迎え撃つのは…私の『骨喰藤四郎』で対抗出来る技がない、残念ながら私の『骨喰藤四郎』は内側から、そして痛みを与える事に特化している。
打つ手がないそんな最中に私はクスリと微笑む
「湊斗さん……貴方なら…」
そんな言葉が私『織斑一夏』の最期の言葉でした。
私の人生はとても奇妙でした
私が織斑家に居た頃は周りからは『出来損ない』と言われ虐められ実の兄からは性処理の道具として使われていました。
其れでも私には少なからず味方は居た、私がもと居た世界を狂わせた兵器を造った一人の科学者『篠ノ之束』さんと実の姉であり世界最強の称号を持つ『織斑千冬』お姉ちゃん、そして幼馴染みの『鳳鈴音』は私の少ないあの世界の味方でした。
そんな私に転機と言って良いのか分からないが取り敢えず転機が訪れました。
ISを使った世界大会第二回モンド・グロッソだ
その時に私は誘拐され、千冬お姉ちゃんを決勝戦から辞退させる為に私は誘拐されたのだが…等の千冬お姉ちゃんは決勝戦に出ていた。
あぁ……私はもう千冬お姉ちゃんにもいらない子なんだ、涙を流す私に誘拐犯は私の頭に銃を突きつけ
バァン‼︎
気がつくと私はISが蔓延る世界では無く
武者が闊歩する世界に私は居た。
そんな土地に急に放り出され右も左も分からず野垂れ死にしそうになって居た私を助けてくれた人が居ました。
名を『柳生十兵衛』徳川に剣術指南をした事がある大剣豪で私のお師匠様だ
私がお師匠様に助けられた後…お師匠様に事情を聞かれて説明、流石に信じて貰えないと思っていたけど、すんなりと信じてくれました。
お師匠様は行く宛の無い私を共にして剣術の修行をしながら、各地を転々と旅をする事になり、本当にひょんなことから私にもお師匠様と同じ魂が宿った甲冑『劔冑』その真打『骨喰藤四郎』を手に入れる事となりました。
其れから特にお師匠様との修行が厳しくなっていったが其れでも折れずに必死にとても厳しい修行を行っていきました。
其れから数年の月日が経ち
かの剣豪『宮本武蔵』と交戦
何としてでも世に仇名す魔書となる程の兵法書の完成を阻止する為にあの魔王を倒さなければ……
魔王がお師匠様に一太刀を浴びせた直後に私は空に居ました
訳が分からなかったけど一つだけ分かった事がありました
全てを知るは親統坊
たったそれだけが頼りにしまた右も左も分からずに街を歩いていた所をまたまた助けてくれました。
その人は周りが真っ暗に見える様な、そう暗闇星に住む暗闇星人見たいな感じの雰囲気を醸し出すとても真面目で優しくてでもちょっと天然で………とても辛い人生を歩んでいる私の好きな人『湊斗景明さん』に出会いました。
其れからは湊斗さんと一緒に行動する事になった、うん湊斗さんはいい人です良く私に大好きなお団子を買ってくれたりします、その為非常に湊斗さんの周りにはライバルが多いです。
この日本に似た場所『大和』でかつて日本でも起きた争い南北朝戦争時の大和を地獄にした呪われし劔冑 かの妖甲『村正』その三代とちんちくりんの私の友人でかの天下一名物と言われる『正宗』を使う綾音一条ちゃん、外国…GHQ製の真打劔冑『ウィリアム・バロウズ』を使う糸目の面白おっぱいお化けの大鳥香奈枝さんと言う強力なライバルが居ました。
だけどそう…そんな楽しかった日々は直ぐに終わりを告げました
私が空から降って来た理由が分かったからです、湊斗さんは親統坊に過去より召喚された武者たちの殺害を依頼を受けていたからです。
過去から来た武者達…つまり私以外にも同じ境遇の人が居るという事です、その中にはお師匠様や魔王も含まれているかもしれません。
もしも…あの魔王がこの世界に来たら間違いなくこの世は地獄となる、お師匠様が死ぬ訳はありませんが、魔王だけがこの世界に来る可能性があります……なので。
その晩私は湊斗さんを外に呼び出しました。
怪訝な目で此方を見る村正の三代を置いておき湊斗さんに語る
「急に夜分すみません……ですが大事な話があるのです」
「大事な……話ですか?」
「はい…湊斗さんには私と殺し合いをして貰いたいのです」
「仰る意味が分かりません」
「私は湊斗さん達が言っている空から降って来た武者の一人です」
「ッ!」
「其れに湊斗さんにはせめて私を殺して魔王を倒す力にして下さい」
その言葉を最後に私は劔冑を装甲、対する湊斗さんも装甲し戦闘が開始される。
劔冑のその真打の極一部しか使える事しか出来ない異能の力『陰義』を湊斗さんが使い回避も出来ずに私は二度目の死を迎えた。
互いに譲らない戦闘だった……いや湊斗さんが上だった、此れなら…湊斗さんなら
次に目を覚ました時には又もや空に居て私の下には見覚えがある二人の人間が居た。
何故かISを纏っている私を性処理の道具にしていた兄と鈴ちゃんが居たのだ。
「帰って来た?」
ポツリと1人呟いた私の声がやけに響いた気がします。