次の日 と言うべきでしょう、私達は今東京駅に居ます。
「えっと……次の日列車は…」
「ほらナツこっちだ!」
そう言い一夏さんが私の手を握り、目的地と言うか駅のホーム迄連れて行ってくれました。
今私達は何処に向かうかと言うと北海道です、私が前に居た世界では北海道には蝦夷と言う本流とする一族が居ます。
彼等は褐色の肌に長い耳、金色や銀色の髪を持ち総じて寿命が短く、一定の年齢に達すると老化が止まり、彼等彼女等はその容姿から
彼等彼女等は人間よりも劔冑鍛冶としての高度な技術を備えており、数多くの鍛冶師が真打を打ったとされおり、南北朝時代には既に本州にも分布していて大和人とは深く共存していました。
まさか、そんな地にまさか行く事になるとは思いませんでした
「……さて、皆さん全員居ますか?迷子になっていたりしてませんか?」
「あのなぁナツ…お前が迷子になってたんだぞ」
「………気が付いたらネロが居なかったから」
「余はずっと奏者じゃない方の一夏と居たぞ?」
「ねぇ…まさかアンタって方向音痴?」
「其れは無いです、ただ此処がごちゃごちゃしてるだけです」
「「「「わかる」」」」
此れに関しては皆が同意する、どうして現代はこんなにも複雑な建物が多いのでしょう…IS学園でもそうでした、今でも良く迷ったりしてます。
「でっ…その大量の弁当は?」
一夏さんが引きつった表情で私が持っているお弁当を見る
「何か可笑しいですか?」
「「いやどんだけ食うんだよ/のよ‼︎」」
そんなに可笑しいのでしょうか?確かに一般的な武者よりは食べますが…其処まで驚く事でしょうか。
武者は戦闘を行う際に
飛行、筋力増強等の身体強化、肉体の治癒、陰義の行使と戦闘行動に欠かせない機能全てにその熱量が必要なのです。
その為比較的、私達武者は良く食べます食べないと死にます。
そんな訳で漸く、私達は新幹線に乗る事が出来ました…北海道を結ぶ新幹線、と言うよりも新幹線自体が北海道には無かったので、最近新幹線が開通した事により移動手段が増えたらしいです。
其処から数時間掛けて北海道 函館市に着く様です。
「おぉ!奏者この椅子凄いぞフワフワだ!」
「はい、フワフワです…後もうちょっと落ち着いて下さい」
きゃっきゃっとはしゃぐネロを微笑みながら嗜める
「可愛い…」
「ぬっ?」
つい、声に出てましたか……
「いえ気にしないで下さい」
ガコンと車内が少しだけ揺れる、新幹線が発進しました