豊臣秀吉 「日本史上最も優れた天下人」   作:藤種沟

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今、テスト一週間前なんですよね〜。

それでもめげずに小説を書いています!

(そしてテストの点数を見てめげる人)


九州平定

俺は関白になって「惣無事令」という命令を発令した。

 

大名同士の戦から百姓同士の小競り合いまで全ての争いを禁止する、という命令だ。

 

俺は「天下を治める」関白として戦のない世をつくろうとこの法令を出したのだ。

 

まだ俺の支配下にない九州、関東、奥州にも発令した。

(関白というのは日本を統治する帝を支える職だから日本全国どこにでも命令が出せるのさ♪)

 

ただし………

 

九州の島津義久は惣無事令に反し、豊後(今の大分県)の大友宗麟を攻撃した(正確には元々攻めていたのをやめるよう言ったのにやめなかった)ので島津義久を成敗することにした。

家康を配下にした翌年である。

 

しかし島津は強かった。

 

中国地方の毛利と四国の長宗我部を九州に送り、大友宗麟と共に戦わせたが全く歯が立たなかった。

長宗我部元親は息子信親が戦死したというのだから大変な被害だったのだろう。

 

 

 

 

「兄者、どうする。」

 

今や大和(今の奈良県)百万石の領主で従三位参議にまでなっている小一郎が(今までの日本でここまで出世したのは【百姓の子→従三位(後に従二位権大納言)】俺を除けば小一郎ただ一人かもな)たずねてきた。

 

「それは………俺自ら九州に出向くしかあるまい。」

 

「軍勢は?」

 

「総勢二十万。天下人と地方の一大名との格の違いを見せてやる。小一郎も一緒に来い!」

 

「うむ………だが島津は自分の軍より多い敵を倒すのが得意と聞く。油断しない方が良いぞ。」

 

「うむ………」

 

 

 

 

 

俺は九州に上陸。

 

軍勢を二手に分け、俺は肥後(今の熊本県)方面、小一郎は日向(今の宮崎県)方面から攻めることにした。

 

対する島津は五万。戦力の差は歴然だが島津は自分の軍の十倍の敵にも勝つという。

用心せねばならない。

 

 

 

 

 

 

島津軍は各地で奮闘したがついに天下人にはかなわなかった。

 

島津軍は小一郎の軍勢に総力戦を挑んできたが(豊臣軍八万、島津軍三万五千)小一郎は見事に島津軍をうち破り、ついに島津義久は降伏した。

 

俺も最初は「鬼島津」と呼ばれる九州の覇者がどんなものかと相当の準備をしてきたが何のことはなく平定してしまった。

 

俺は自分がどれほど大きな力を持ったか改めて感じた。

 

もう信長様の力などゆうに超えている。

 

 

 

 

 

 

俺は九州平定を終え、次に内政に力を入れた。

 

まず九州平定の直後、伴天連追放令を発令した。

 

伴天連というのはキリスト教の宣教師で日本にキリスト教を広める為にやってきた者達だ。

 

信長様もキリスト教を保護していてそのかわり鉄砲など南蛮の最新の武器などを手に入れていたが(第九話参照)九州の大名どもは保護するどころか度が過ぎていた。

 

個人がキリスト教徒であることは全然構わないが、大名が自分の領地の民をキリスト教徒に強制的に改宗させたり領内の神社仏閣を破壊したりする者がいるという。

領地をイエズス会に寄進する者もいるそうだ。

 

そもそも領地というのは朝廷から預かっているものであって勝手なことをされては困る。

 

また、本願寺のように徒党を組んで歯向かうかもしれない。

 

さらに南蛮人の中には日本人を奴隷として売る輩もいるようだ。

 

我が国は神国であり、仏法を破るキリスト教徒は日本には置いておけない。

 

だから宣教師は二十日以内に国へ帰ることを命じた。

 

ただし我が国の法を守る者や宣教と関わりのない商人は日本に来ても良いことにした。

 

 

 

 

 

 

 

それから四ヶ月後京都の北野天満宮で大茶会を開いた。

 

老若男女、侍、町人、百姓、外国人、茶に興味のある者全て参加せよと命じ、新たな「豊臣秀吉」の天下を見せつけた。

 

今回の肝は俺の茶室で天井から壁から茶道具にいたるまで全て黄金でできた組み立て式の茶室である。

 

「どうじゃ、これが俺の天下じゃ!」

 

「秀吉殿、これはちと大げさすぎです。」

 

そう言ったのは堺の茶人、千利休だった。

 

「ああ、利休、たしかに俺の求める茶道とおぬしの求める茶道は違うかもしれん。だが俺は平和のもとで老若男女、皆で楽しく生きるのが夢なのだ。茶道を通じて皆が………」

 

「茶道に黄金の茶室は入りません!茶道に派手さは必要ない!」

 

「………」

 

「………!!!」

 

すごい気迫………。

 

「まあそうかたくなるな利休。俺はただ皆で楽しくやりたいだけなのだ。」

 

「………」

 

この場はこれで収まったがこれからどうなることか………」

 

 

 

 

翌年、俺は刀狩を実施した。

 

農民から武器を没収し、以後農民は農業に専念せよ、という法令だ。

 

これで農民による一揆は起こらない。

 

大名同士が戦をしないのはもちろんだが平和な世にするためには一揆があってはいけない。

 

農民は農民。侍は侍という風に今まで曖昧だったものを明確にして農民からは武器を取り上げ、侍は俺がまとめて戦をしないようにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀吉の夢、「平和な世」はすぐそこまで来ていた。

 




次話、ついに秀吉の天下統一!!!

お楽しみに!!!!
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