豊臣秀吉 「日本史上最も優れた天下人」   作:藤種沟

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前話投稿から一週間経っちゃいました………。
本当はもっと早く投稿するつもりだったのですが………。
多分今後も一週間に一度くらいのスペースで投稿していくつもりなのでよろしくお願いします。


織田信長、入京

信長様も偉くなったもんだ。

 

ちょっと前まで大うつけと呼ばれていたあの信長様が桶狭間で今川義元を倒し、美濃も攻略。今では尾張、美濃の2カ国を手中に収める大名だ。

 

「天下布武」を目標に岐阜城を拠点として天下統一を目指している。

 

俺も今じゃ立派な侍だ。

 

名前も猿じゃない。

 

「木下藤吉郎秀吉」

 

それが俺の今の名前だ。侍っぽくて気にいっている。

 

名前だけじゃない。俺には家来もいる

まず美濃攻めの時、共に築城をした蜂須賀小六。

同じく美濃攻めの時、家来にした竹中半兵衛。

今、俺の軍師をしている。

 

それだけでは足りないので俺の家族も使えそうな奴を家来にした。

 

弟の木下小一郎秀長(幼名小竹)。

一番信頼している家来だ。

 

 

ある日、信長様のところに足利義昭なる男がやってきた。

 

この男は前将軍足利義輝の弟、現将軍足利義栄のいとこである。前将軍足利義輝が暗殺された時、義輝の弟の自分も殺されると思い、近江(今の滋賀県)南部の六角義賢に救いを求めたが許否され、越前(今の福井県)の朝倉義景のもとに身を寄せていた。

そしていつか自分が将軍になる、と決めて朝倉義景に上洛(京都に行くこと。当時、幕府は京都にあった)を求めたが、義景は動こうとせず、しびれをきらした義昭殿は今川を倒し、美濃も攻略した新興勢力、織田信長様を頼ることにしたのだ。

(どうでもいいが義の字ばっか………ああややこしい。)

 

今のご時世、足利将軍などというのはこんなに粗末に扱われるものなのだ。

 

「そちだけが頼りなのじゃ」

 

義昭殿は藁にもすがる思いだっただろう。

 

そんな義昭殿を見た信長様は、

 

「この信長、微力なれど天下の為に忠義をつくします。」

 

と二つ返事で義昭殿に協力することを決めたのだ。

 

 

 

 

しかし美濃から京都へ行くのは簡単ではない。

 

美濃と京都の間には近江がある。近江の北は浅井家という大名がいて、南ひはさっきもいった通り義昭殿を許否した六角義賢がいる。これらをどうにかしないことには京都には行けない。

 

さらに、目的地の京都には前将軍足利義輝を殺した、松永久秀、並びに三好三人衆が占領している。

 

いくら足利義昭のため幕府のためといえどこれを突破して京都に行くのは流石に無理ではないか、と思われていた。

 

 

 

 

 

 

しかし行動するとなると信長様は速かった。

 

まず北近江の浅井家には信長様の妹君、お市の方を嫁がせ同盟を結び、京都への道を確保した。

 

そして、尾張、美濃、伊勢(今の三重県)、三河(今の愛知県東部)の4ヶ国の軍勢を集め、南近江を征伐した。俺は箕作山(今の東近江市)の城を攻め夜には陥落させた。

 

翌日、六角義賢の居城、観音寺山城を攻め、近江を平定した。

(ちなみに六角義賢は織田軍が攻めてくる前に逃亡していた。)

 

その後前将軍足利義輝を殺した張本人、三好三人衆を征伐し、信長様瞬く間に畿内を統一してしまった。

 

そして信長様は足利義昭殿と共に京に入り、義昭殿を室町幕府第15代将軍にさせたのである。

 

義昭殿にとっては、こんなにあっさりと敵を平定できる信長様が味方になってくれてさぞかし安堵したことだろう。

 

内心俺もかなり驚いている。

こんなにあっさりと畿内が平定できて良いものか、とちょっと不安に思った。

 

しかし、信長様はそれを成し遂げたのだ。

 

俺が出る幕もなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「猿よ、わしには夢がある。この日本を統一するという夢がな。このわしの手で、戦乱の世を終わらせる。

おぬしもわしに力を貸してくれるな?」

 

「はい‼︎信長様‼︎」

 

これだから侍はおもろい。こんなに素晴らしい主君を支えて、世の中から戦を無くす手伝いができるなんて、農民のままでは絶対できっこない。

 

俺には、この信長様こそが天下を取る人物だと思えてならなかった。

 

 




楽しんでいただけたでしょうか?
次話をお楽しみに〜〜
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