比企谷八幡とその周辺   作:無題

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奉仕部sideと桜屋敷sideの話。


第二話 日常の一幕

奉仕部での一幕

 

「ねえ、ヒッキー。ヒッキーって今までどんな服を作ったことがあるの?」

「なんだ、藪から棒に。」

 

昼休み、奉仕部のドア開いていたのでなんとなく顔を出すと由比ヶ浜がいた。

なんでも昨日、部室に数学の教科書を忘れてきたらしく昼休みの時間を使って取りに来たらしい。

無事に教科書が見つかり教室に戻っている途中、由比ヶ浜が話を切り出した。

 

「そうだな。一番多いのは小町の服だ。」

「小町ちゃんの服ってヒッキーの手作りなの!」

「いや、さすがに今は違うぞ。昔、おねだりされていろいろ服とか作ってたんだよ。」

「どんなのおねだりされたの?」

「プリキュア」

「は?」

「だからプリキュアだよ。アイツが小学校卒業までは毎年1着は衣装を作っていたぞ。」

「マジで!!あのフリフリ~ってした衣装作ってたんだ。」

「デザインコンテストとかってよくドレスみたいな物を題材にすることが多いんだよ。その時のための練習になるし観察眼も鍛えられたな。」

「じゃあ今もプリキュア見ているのは…」

「その名残だな。なに、お前も欲しいのか?」

「いらないよ‼」

 

小さい女の子はお姫様に憧れるのかよく俺に作るようせがんでいたし、妹にはよくモデルになってもらっていたから一番多いのは小町の服である。

 

「じゃあさヒッキーヒッキー。」

「ん、なんだ?」

「ヒッキーって最近服、作ってないでしょう?」

「まあ、高校に入ってからは時々デザイン画を書くぐらいだな。」

「じゃあさ、リハビリってことでなんか1着私に作ってよ。」

 

んー。確かに二年もブランクがあるから何かリハビリがてら作ってみようとは思っていたけれどまさかここで頼まられるとは思いもしなかった。

確かにいい機会かもしれない。

 

「いいぞー。だけど材料費は貰うからな。」

「それぐらいなら大丈夫。で、どんなのを作るの?」

「なんか作って欲しいのとかあるか?さすがにドレスとかは無理だけど。」

「じゃあパジャマで‼」

「パジャマ?」

「ほら、パジャマだと家の中でしか着ないから他の人にどこで買ったのか聞かれることないでしょう。ヒッキーってあまり目立ちたくないだろうし。」

 

なんてことだ。あのアホの由比ヶ浜が俺に気を使ってくれている。確かに由比ヶ浜に洋服とか作ってやると

 

『チョーなにその服。イケイケやん。どこで買ったん?』

『これ、ヒッキーに作ってもらったんだー。』

『え、ヒキタニこんなの作るの。マジ引くわー。』

う、心が…。

ありがとう由比ヶ浜 、俺の心は守られたよ。

 

後日、イヌをモチーフにしたパジャマを由比ヶ浜に送ると大喜びしてもらったのだが、それを見た雪ノ下が自分もネコをモチーフにしたパジャマが欲しいとせがまれるのはまた別の話。

 

 

 

桜屋敷での一幕

 

ある日の桜屋敷。放課後早く帰宅したルナ様と遊星(帰宅後、朝日)は午後のティータイムを楽しんでいた。

 

「なあ、朝日。」

「はい。なんでございましょうか?」

「朝日の学校生活ってどんな感じなんだ?朝日が男子高校生と一緒に居るところがまったくっていうほど想像できないんだが。」

 

ルナ様は優雅に紅茶を飲む。今日は佐賀県の嬉野紅茶だ。

 

「ルナ様。まず学校では朝日ではなく遊星ですから。それに男子高校生の一般常識は友人にチャットなどで教えてもらっているので問題ありません。」

「友人、それって男友達か?」

「はい、そうですがなにか?」

「いや、朝日に男友達がいるとは思わなかったからビックリしただけだ。そいつはどんな奴なんだ?」

「もう5年ぐらい会っていませんがそうですね…。目が魚の死体の様に濁っていたのは覚えています。」

 

ブッーーと紅茶を吹き出すルナ様。

あぁ、もったいない。そして朝日が紅茶も滴るいい男?になってしまった。

急いで着替えに行った朝日もとい遊星。ウィッグとかもろとも紅茶臭くなったので遊星に戻るのは仕方がないだろう。

 

「それで目が濁っている事以外は何かあるか?」

 

気を取り直し、入れ直した紅茶を飲みながらもう一度、遊星に尋ねる。今は遊星とのお茶会だ。

 

「そうだね、後は自分と同い年で衣遠お兄様の下で服飾の勉強をしている時にベルギーで会ったんだ。」

「ん、そいつもデザイナー志望なのか?」

「たぶんそうだと思うよ。その友人、八幡って言うんだけどベルギーに居たときの2週間程度八幡の家にホームステイしてたんだ。

その時によく一緒にデザインについて話し合ってたりしてたから。」

「その八幡とやらはまだベルギーに居るのか?」

「いや、日本に帰ってきてるみたいだよ。良く千葉の自慢話をしてくるから。」

 

ルナ様はこの話を聞き少し考えた後、遊星に

 

「遊星の友人なら一度、我が家に呼んだらどうだ。私もその八幡とやらがどんな奴か気になるからな。」

 

と家に呼ぶように提案してきた。

確かに会うとしたら久し振りの再会である。 夏休みにでも桜屋敷に呼ぼうと思った遊星であった。

 

「そう言えば八幡とやらは遊星の女装の事は知っているのか?」

「言わないで下さい。お願いします。知られたらさすがにドン引きされる未来しか思い付きません。」

 

 




EVEのリメイクをプレイ中。
法条まりなってYU-NOに出てくる守衛さんと同一人物って言う噂を聞いた事があるんだがソースが見つかんない。教えてエロい人!!

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