閣下に憑依した中二病がこの素晴らしき世界に来るそうですよ?   作:三頭龍

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同じ文庫同士のコラボです。
続くかは作者次第の作品です。


「転生の為に俺は死んだぁぁぁ!!」

「あなたは死んでしまいました。本当に阿呆ですね」

 

 って訳で俺は死んだ。

 17歳に成り高校に通う俺だが…退屈だ。

まずだ、何故俺はツマラナい世界に生まれた?俺ならもっと出来るはずだ!何故俺はあの反社会的コミュニティーに行かなくては成らない?

 

 世間的に言う中二病らしいが俺は気にしない。

 

 付け足すならば、そのあと記憶がない。

 

 目の前に居る女神様いわく、

 

『バカなの?転生目当てで自殺するとかコッチも迷惑なんですけど!?』

 

 だそうだ。俺特で好都合だ。

 

「あなたには2つの選択肢があります。

 人間として生まれ変わるか、天国に行くか」

 

 この女神も駄目だ。

さっき自分で転生目当てとか言った癖に理解してねぇー

 

「だから転生だから?転生目当てで自殺したんすけど!?」

 

 俺は少々反切れ気味だった。

逸れもこの女神が理解しないのが悪い。

 

「うーん。生まれ変わると記憶はなくなってあなたという存在は消えちゃうし、天国は何もないところでずっとひなたぼっこでもしながら世間話するぐらいしかやる事ないわ。」

 

 ヤバい…!?コイツ全く人の話を聞かない系の奴だ。

 

「うんうん、やっぱりどっちも嫌よね。そこで!ちょっといい話があるのよ」

 

 来た…コレから言われる事に予想は付く。

 

「いや、だから…御託は良いから」

 

「テンプレって分かる?ムードよムード分かる!?」

 

「え!?ちょ、マジすんませんした」

 

 何故かこの俺が誤る羽目に成った。ユルサン……

 

 女神は少し大きく息を吸って問う。

 

 

「あなた…転生して見ない?」

 

 やっぱり…

俺の予想は予定道理簡潔に実行された。

 

 

 *

 

 

 

 女神の長ったるい話をまとめよう。

 

 異世界に魔王が居たの、

 =世界的にピンチ!?的なノリで、

 何やかんや魔法が有りの剣とかとか=モンスターがうじゃってる感じで、

 =遣られた雑魚…勇敢なるお人様が死んだ=ビビりな人々が…出会いを求める人々が其処の生まれ変わりを拒否っちゃうらしい。

 =人口が減って滅んでしまうような。

 

「で、それなら他の世界で死んだ人を送り込もう、って事になってね?

 あなたのような阿呆な人を送り込んでいるの」

 

 言えば捨て駒だな。

逸れでも良かろう的なノリなのは死ぬ前から理解して居た。

 そして!スライムとかに瞬殺されるんじゃないだろうか。

 

 

「自分には無理、って顔してるわね?大丈夫、その辺の対策もあるわ。送ってすぐ死なないように、何か一つだけ。向こうの世界に好きなものを持って行ける権利をあげているの。強力な特殊能力。とんでもない才能。神器級の武器。……どう?あなたは人生をやり直し勇者になり、異世界の人々にとっては即戦力になる人がやってくる。ね?悪くない話でしょ?しかも魔王を倒せば願いを一つ叶えてあげるわ。そのまま日本に帰してあげることだってできるわよ?」

 

 待っていた。

この日が訪れるこの時を!

 

「フハハ……俺は異世界行きを選ぶ!」

 

「いい答えね。では、選びなさい。どんなものでも一つだけ。異世界に持っていく権利をあげましょう」

 

 差し出されたカタログを見ると、そこには《怪力》《超魔力》《聖剣アロンダイト》《魔剣ムラマサ》……その他諸々、チートの数々が記されていた。

 俺的にキャラクターの能力が欲しい所だ。

 

「じゃあ、神を殺せる武器をください」

 

「バカなの?無理に決まってるじゃない!」

 

 此処で最初に盛ってお願いする。

次を軽く見せれば逸れでおkに成ると踏んだ。

 

「んじゃ、問題児シリーズ 第四桁以上のキャラクターで!!」

 

 コレが受理されれば俺の勝ち。

女神が問題児シリーズを完全に理解して居れば俺の負け。

 

 さあ、どう出る!?

俺は汗を掻きながら女神を見る。

 

「それでいいのね?では、アナタの願いは受理されました。キャラクターはランダムですのでお気を着けて」

 

 勝ちゲーだわ。

 

「じゃあその魔方陣から出ない様に“」

 

 光に包まれていく。

 待って。僕は勇者に……

 

「さあ、新たなる勇者よ!願わくば、数多の勇者候補の中から、あなたが魔王を打ち倒す事を祈っています」

 

「さあ、旅立ちなさい!」

 

 

 

 

 

 目を覚ますと、そこは完璧なる異世界でした。

そして、俺の容姿は……

 

「まさか…まさかの閣下来たぁぁぁーー」

 

 俺の大好きな閣下の容姿でした。

ありがとう女神!だがこれで我とは敵同士と成った。

 

 閣下に成りきる為に此から努力すると心に決めた。

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