闇と光の聖騎士剣舞 〜St. rider sword dance of darkness and light〜 未完結版   作:MDきせき

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早く三話目を投稿できました〜。神威君と大輔君にフラグがたちます。


第三話 ツンデレとフラグ

第三話

 

 

――コンコン、

 

?「入れ。」

フェルシア「失礼します。」

 

カチャリ、と扉が開いたその先には

 

 

そこには、一人の少女が 黒のいかにも偉い人が座るような椅子に腰を下ろしていた。

?「貴殿達が異世界から来たという者達か。」

クスリ、と笑みを浮かべ子供達を観察するように見つめる。子供達は自分達よりも年下の筈のその少女に、何故だか畏怖の感情を持った。

 

ネメシス「……クスッ、そんなに硬くなるな。私はネメシス、ここの最高司令官(インペラートール)をやっている。あ、こう見えても年齢は300歳じゃ」

全員「「「……はぁぁぁっ!!!?」」」

また、驚きで叫んでしまう子供達とデジモンこの世界で驚いて一体、何回叫んだ事か…

 

ヤマト[……俺、喉が痛くなってきた…(泣)]

 

ネメシス「ククッ、驚きで叫び過ぎて喉が痛いとな?しょうがない。ほれ、のど飴をやろう。」

ヤマト「えっ…あ…;」[何でわかったんだ!?]

ネメシス「当然じゃ、私も無駄に長く生きてはおらぬ。なので私には他人の心の声を読むなど朝飯前じゃ。」

 

全員「「「………;」」」」

 

子供達は誰もツッコまなかった。というか、もうツッコミをいれるのが 疲れた。

 

 

 

ネメシス「フッ、「異世界から来た」と聞いてどういう奴等か気になっておったが……良い子達ではないか。 (連れておるモンスターも可愛らしいしな。)」

 

ネメシスは頬杖しながら、大輔達を見つめ 微笑んだ。

 

ネメシス「…まぁ、雑談はここまでにして本題に入るか。」

 

 

ネメシス「お主達が住む場所の事だが、ここの寮を用意させてもらった。但し、人数が人数だったものでな二人部屋になってしまうが…我慢してくれ」

 

空「そんな…!謝らないで下さい!住む場所だけでも用意して下さるだけでもありがたいのに…!」

 

空は恐縮してブンブンと首と両手を振った

 

 

ネメシス「それとお主達には学校に通ってもらう。元の世界に戻った時に勉強が解らなかったら不便だろうからな。あ、学費の事は心配せずともよいぞ?此方が無償で負担してやる。」

 

 

賢「ええっ!?そんな…!悪いです!」

 

ネメシス「気にするな。此方が好きでやっている事だ。それに、お主達はまだ若い色々と勉学に励んだ方が身の為にもなる。……色々とな。」

 

 

全員「「「………。」」」

 

ネメシスのその言葉は裏を返すと、この世界に必要な事はやるべきだ。というネメシスの想いが感じられた。

 

ヤマト[たしかに、学校に通った方がこの世界の事を理解しやすいかもしれない…]

 

子供達は自分達へのネメシスの気遣いに気付き、感謝した。

 

ネメシスはそんな子供達に笑みを浮かべると、

 

〃「まぁ、真面目な話はこれぐらいにしてお前達も疲れているだろうから、部屋でゆっくり休むがいい。わからない事があったらいつでも聞きにこい。じゃあ部屋を案内させる。芽亜。」

 

 

芽亜「は〜い。主(マスター)」

 

ネメシス「貴殿等を部屋に案内してやれ。」

芽亜「了解!」

 

芽亜と言われたその少女は赤髪で全体はボブなのだが、一部だけ後ろの方を伸ばしていて、その長い髪を三つ編みにした特長的なヘアスタイルをしていた。それに何故だか判らないが、バスガイドのような格好をしていた。

全員[[[なんで、バスガイド??]]]

 

子供達とデジモンは芽亜のカッコにツッコミを入れずにはいられなかった。

 

 

芽亜「今から私、黒咲芽亜が部屋に案内しま〜す。はぐれないようについて来て下さいね〜」

 

大輔「………;」[もしかして、俺達を案内するためだけにバスガイドのカッコを!?]

 

芽亜「それでは、異世界御一行様、ごあんな〜い」

 

ノリノリで旗をフリフリ振りながら「こちらですよ〜」 と案内をする芽亜に子供達は

 

全員[[[観光地にいくんじゃないんだから…;それとなんかズレてね?この娘(こ)…]]]

 

と脳内でツッコミをいれていた。

 

 

 

 

―――――――――――――………

 

芽亜「ここが君達の部屋だよ。あ、コレ部屋割り表ね。それと部屋には自分のスマホをかざすと開くようになってるから」

 

タケル「はい、ありがとうございます。」

 

どうやらスマホは部屋の鍵の役割も果たすらしい。

 

芽亜「じゃあ、私は仕事があるから戻るね〜」

京「は〜い!ありがとうございました〜!」

 

芽亜「どういたしまして〜」

 

芽亜はそう言って去っていった。

 

 

 

 

 

ミミ「ねぇねぇ、早く部屋割り表を見せてよ!タケル君」

 

タケル「わわっ、ミミさん、ちょっと待ってよ」

タケルはミミに急かせれ、慌てて部屋割り表を広げる。

 

ミミ「えーっと、私とルームメイトの人は―…あ!京ちゃんだ!」

京「ええっ!?ミミお姉さまと同室ですか!?感激です〜」

 

それを聞いて目を輝かせる京

 

光子郎「……京さんとミミさんが同じ部屋ですか…」

ヤマト「まぁ、似た者同士だからちょうどいいんじゃないか?」

 

ピョンピョンと手を取り合いはしゃぐ京とミミを一同は苦笑いしながら見ていた。

 

空「私たちも自分の部屋と同じ部屋の相手を確認しましょ。」

太一「…そうだな。」

空に言われ自分達の部屋と同室になる相手を確認する。

確認してみると…

 

空はヒカリと

 

タケルはヤマトと

 

丈は伊織と

 

光子郎は賢という組み合わせになっていた 。

 

太一「って事は、大輔が俺と同じ部屋か」

 

大輔「そーみたいっすね。」

 

伊織「そういえば、大輔さんあの後一人だけネメシスさんに残るよう言われてましたけど…何を話されたんですか?」

 

大輔「あー、別に大したことじゃねーよ。なんかあの人チビモンがいたく気に入ったみたいでさ、これから毎日抱っこさせてほしいってお願いされたんだ。」

京「なーんだ。そんなコトだったんだ。」

ヒカリ「ふふっ、たしかにチビモン可愛いもんね♪」

チビモン『ホント?おれ、かわいい?』

うれしいのか上機嫌のチビモン。

 

大輔「……………」[本当の会話の趣旨は違うんだけど………]

 

 

【回想】

 

ネメシス「――久しいな。」

大輔「ああ、そっちも元気そうで」

 

ネメシス「フフ、しばらく見ない内になかなか良い男に育ったではないか」

 

大輔「……からかうなよ。というかそれを話すために俺を呼び止めたワケじゃないんだろ?」

ネメシス「クス、その通りだ。」

 

大輔「――…で?内容は?」

 

ネメシス「……最近、妖古の数が増えてきている。」

大輔「………!!」

[妖古…人を喰らい、生きる不老不死の人外の者…]

ネメシス「お前なら知っているだろう、妖古が魔力が高い者を好んで襲う事を」

大輔「……。」

 

ネメシス「お前と一緒に此方へきた子供達…特に、あの八神太一という少年…お前には負けるが、かなりの魔力の持ち主だ。まぁ本人はまったく気付いてないようだがな。」

 

ネメシス「――そして、不老不死の妖古を倒せるのは私を含め、フェルシア、芽亜、そして闇、モモ、ナナ、ララ、そして大輔、お前だけだ。」

 

大輔「……つまり、俺にみんなが危険な目にあわないよう対処しろ、ってコト?」

 

ネメシス「その通りだ。まぁ、お前一人だけでは負担がかかってしまうだろうからな。フェルシアと闇にも話はしてある。それとお前の正体はしばらく他の者には隠してほしい。」

 

大輔「――わかった。」

 

 

 

 

 

 

――――――――………

 

 

 

大輔[……でも、あの後チビモンを抱かせてほしいといわれたのはホントのコトだし、嘘はついてないけどな。 ]

 

大輔は苦笑し、みんなを見つめた。

 

太一「ま、部屋の相方もわかった事だし、とりあえず部屋にいってしばらく休もうぜ。」

 

 

ヤマト「そうだな。みんな今日は色々ありすぎて疲れているだろうからな、」

子供達とデジモンはコクリ、と頷き 各自の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――………

 

太一「は―っ、疲れたー。」

大輔「俺もっす〜」

 

二人は糸が切れたようにバッタリとベットに倒れこんだ。

 

大輔「明明後日から学校に転入かー」

太一「そうだな。たしかネメシスさんが言うには、小等部と中等部の校舎が繋がっているんだったよな?」大輔「はい、たしか授業も合同で行われたり、昼飯も共通の食堂で食べるんですよね。」

 

太一「そういえば、神威と刹那は身体を成長させるコトができるんだよな?中等部と小等部どっちの授業を受けているんだ?」

 

大輔「ああ、神威と刹那は授業は小等部で受けているみたいです。」

 

太一「へぇ、そうなのか。」」

 

 

コンコン、

 

太一と大輔が話している最中、ドアをノックする音が聞こえた。

 

太一「?誰だ?」

 

大輔「俺が出ますよ。」

 

太一「ああ、」

 

 

ガチャッ、と大輔はドアを開けた。

大輔「はい…どちら様…」

 

ドアを開けると…

 

大輔「神威!?刹那!?」

そこには神威と刹那が二人して立っていた。

大輔「どうしたんだ?」

 

大輔は首を傾げる。

 

刹那「ほら、神威、」

 

神威「う…」

 

刹那に諭され、神威が口を開く。

その表情は心なしか曇っているように見える。

神威「その…さっきは悪かった。挨拶を拒否して……」

 

 

大輔「!」 [……!さっきのコト、わざわざ謝りに来てくれたのか…]

 

神威「かっ、勘違いするなよ!?俺はただ人として非常識だったと思っただけで、お前と仲良くしたいなんて思ってないんだからな!?」

 

大輔はきょとん、と目を丸くする。

しかし、すぐに神威に笑顔を向ける。

 

大輔「……ハハッそっか、だけど謝りに来てくれて嬉しかった。サンキュな。」

 

神威「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!」

 

【カァァァッ!!】

 

次の瞬間神威は顔を真っ赤にさせ、そのまま走り去ってしまった。

 

大輔「????」 [な、なにゴト…??]

 

大輔は呆然とその場に固まった。

 

刹那[あいつ、絶対照れ隠しだなアレは]

 

刹那は神威のツンデレぶりに苦笑して走り去った方向を見つめていた。

 

刹那「――大輔、じゃあ俺も戻るな。」

 

大輔は呆然としたままだったが、刹那に声をかけられ、我に返る。

 

大輔「あ、ああ、わざわざありがとな。」

 

刹那「どーいたしまして。」

 

 

 

大輔[神威のヤツなんで逃げたんだ?でも、ま、いっか]

 

 

大輔はまだこの時、気付いていなかった。 不穏な空気が近づいている事に……

 

 

To be continued.

 




いかがでしたでしょうか?妖古は桜姫華伝のとほぼ同類です。さてこの話についてですが、皆様がお待ちかね(?)の大輔のスキル発動はもう少し後の話になりそうです。
(;^_^A 次回は大輔達が学校に転入します。(学校名、何にしよう…)
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