リゼの微妙な心の動きや、ちょっとした独占欲も出てきたりします。
ナレーターも今回はマタリでなくリゼが務めます。
ではでは、どうぞー!
ナレーター、リゼ
私は、一体どうしたのか…
マタリのことばかり考えてる。
この前お泊まりの時の夜起こったことを秘密にして欲しかった理由は…当然恥ずかしいからだ。…でもそれだけでない。私だけにくれたあの優しさ、誰にも教えたくなかった。
マタリはとても妹思いだし、後輩思いだし
千夜とはなんかいい感じだ。
私だけ…何もない…
私は…みんなに比べて女性らしくさ…がかけてるのかな。
これが私の中の悩みの種だった。
そして私は街を歩く。するとマタリとばったり会う。
マタリ「おお!リゼ!!こんなところでなにしてるんだ?」
リゼ「えっ!マタリ?私は…お出かけだ!」
マタリ「せっかくだし一緒にどうだ?ほら、デートみたいなやつ?」
デ、デート!?こんなのしちゃっていいのか…?
いきなり誘うなんて、反則だ…!!
ん?逆に、気がないから軽く誘えるのか…!?
でもこんなチャンス逃せない!私だって!
マタリ「リゼってさー、普段こんな感じなんだ?」
リゼ「えっ?あ…うん!」
なんか余計な緊張が…
マタリ「どうした?元気ないなー!」
いゃ〜マタリとデートできてるんだ!元気に決まってるじゃんかー!
リゼ「えっ…?元気だぞ!」
マタリ「そう?なら良かった!」
心配してくれてる…それだけでも…嬉しい…
マタリ「リゼ!どこ行くー?」
リゼ「えっと…じ、じゃあ、あそこにでも座ろうか!」
ああ。だめだ…頭が回らない…
それとどうしていつも男っぽくなってしまうのか…
もっと女性らしく出来ないのか…
マタリ「リゼは最近ハマってることとかある?」
マタリ「えっと…私は、あっ!銃の向きを変えて打つのにハマってるぞ!正面から打つのもいいけど、まずは左に傾けると少し逃げられても玉が体に入りやすくなるんだ!危険だけどな…笑それで…」
楽しくない…?こんなの聞いても楽しくないよな…
つまらなそうだし…
マタリ「それで?」
リゼ「えっと…あっ!そうだ!マタリは何にハマってるんだ?」
マタリ「俺?俺はね、ラビットハウスに来て珈琲にハマってるぞ!」
リゼ「そうか…!」
マタリ「そろそろ帰るか!!」
帰る、ね…私ってどこまで面倒くさい女なんだろう…帰ろうって言われただけで落ち込んで…
マタリ「とりあえず送ってくよ!」
リゼ「えっ?大丈夫だよ!1人で帰れるよ!」
マタリ「えっ?でもお前も女の子だろ?心配だからな!」
リゼ「ありがとう…」
そっか…何にもなくないよ。いつもマタリは私のこと心配してくれていつも毎回送ってくれるじゃん!
今までネガティブなこと考えてた私がバカだったよ!
リゼ「マタリ!ありがとう…!楽しかったぞ!」
マタリ「俺も!またな!」
リゼ「うん〜!」
そうして家に帰った。
ふと携帯を確認すると、マタリから連絡!?
リゼ!今日はありがとう!
楽しかったよ!
それと…俺ね、
ココアとチノと遊んでたら、
ココアの発言に久しぶりに大爆笑だよ!
そっか…楽しそうだな…ん?何言ってるんだ!私は今日デートしてきたんだぞ!これくらいなんだ!
でも、そう言い聞かせてる自分を哀れに思ってきた。
とりあえず、返信するか!
こちらこそありがとう…!
楽しかった!!
相変わらず楽しそうだな!ココアは天然だからな!笑
よし、じゃあ寝るか!
でも次の日バイトの時、
ココア「お兄ちゃん、ちょっといい?」
マタリ「えっ?なんだ?」
ココア「もう我慢できないから言っちゃうね!」
マタリ「はい。」
ココア「私ね、お兄ちゃんのことが…大好きです!」
マタリ「俺もだよ!」
ココア「お兄ちゃんが言ってる好きじゃなくて…
恋愛として!」
マタリ「でも俺たちは兄妹だぞ?」
ココア「違うの…!!本当はね、お兄ちゃんに言うつもりじゃなかった。だけど幼い時、お母さんとお姉ちゃんから聞いたことがあったの。盗み聞きだったけど…気になったから実際に聞いてみたらそうだったて…」
マタリ「えっ?でも…今まで兄妹として見てたから…」
ココア「そうだよね…でも今はいいの!いつか私がお兄ちゃんを好きにさせるぞ〜!笑」
マタリ「えっ…うっ…だな!」
そうだったのか!?ココアもライバルなのか…
マタリは動揺してたけどココアとマタリは赤の他人!?ということは…ココアは甘え上手だし、きっとマタリは好きになっちゃう…
そして私は悲しくなって走った、着いたところは甘兎!
リゼ「千夜〜!汗」
千夜「あら?リゼちゃん?こんなに焦ってどうしたの?」
私は千夜に全てを話した。
千夜「つまり、マタリくんとココアちゃんは本当の兄妹じゃなかったのよね?」
リゼ「うん…」
千夜「リゼちゃんはそれで落ち込んじゃったのね…?」
リゼ「うん…」
千夜「リゼちゃんは本当にマタリくんのことが好きね!」
リゼ「うん…」
千夜「気晴らしにしりとりでもしましょう!」
リゼ「うん…」
千夜「しりとり」
リゼ「リス」
千夜「スミレ」
リゼ「レンゲ」
千夜「劇」
リゼ「キリマンジャロ」
千夜「ローマ」
リゼ「ま……」
千夜「どうしたの?」
リゼ「マタリ…」
千夜「あ!リゼちゃん…ごめん。元気付けるはずだったのに…逆効果だったわ!汗 ごめんね…リゼちゃん。」
リゼ「ううん。ありがとう!千夜。」
私は、バイトに戻った。
マタリ「リゼ!どこ行ってたんだよ?心配したぞ!」
リゼ「ご、ごめん…」
マタリ「リゼ?顔真っ赤だぞ?」
リゼ「えっ…?」
私はその場で気を失った。
目が覚めると…
ベッドにいた!
リゼ「あれ?私…」
マタリ「気がついたか?」
リゼ「マタリ?どうして?」
マタリ「お前倒れたから、運んでおいたぞ?」
リゼ「ご、ごめん…」
マタリ「熱があるみたいだが大丈夫か?」
リゼ「そうなのか…?でも…確かに頭痛い…」
マタリ「無理すんなよ!俺できることなんでもするよ。」
リゼ「ん、じゃあ手を握って…」
わ、私は何を言ってるんだ…?
マタリ「そんなことでいいのか?」
リゼ「うん…お願い…」
そしてマタリの手が暖かくてぬくもりを感じさせた。
すると、なんともいえない気持ちになってしまい、私はいつの間にか涙が止まらなくなってしまった。
具合が悪いとただでさえ心細くなるのに、今回は本当にいろんな気持ちがよみがえり、その感情が涙になった。
マタリ「おい、リゼ大丈夫か?」
リゼ「ごめん…でも…」
マタリ「無理に止めなくていいよ!」
リゼ「だって、マタリが他の人と仲良くしてると…寂しくなっちゃう…んだもん。」
マタリ「かわいいなー♡」
リゼ「でもね、いいの、ちょっと前まではいろんな気持ちになってたけど、今はちょっとしたことだけでも嬉しい。まずは喋れてるだけだって幸せなんだよね…それなのに…」
マタリ「そんなに重く考えるな!俺はいつだってお前のそばにいるから!」
リゼ「マタリ…泣」
マタリ「大丈夫だ!安心しろ!」
リゼ「うん…」
なんでかな…こんなこと言われて…嬉しいような悲しいような…でもね、マタリ!これだけは言える。
どんな時でも私は今日のことを思い出すよ!
悲しくたって、嬉しくたって、
今日のこの気持ちは忘れないから!
どうだったでしょうか!
リゼの回でしたが、ネガティブになったりポジティブになったり不安定な恋心を書いてみました!
次回はココアとマタリの関係についてメインに書いて行きたいと思います。
まさかの展開でしたね!
これからどうなって行くのでしょうか!
たくさんのご意見待ってます!誰と恋愛発展するか、提案もお待ちしています。
ではでは、またのご来店をお待ちしております♪