前回のあらすじ。
ゴモラがバルバトスについていっていいか、と聞く。
バルバトス「やっぱりこれが標準か....」
ガッツ「ま、しゃーないね」
Act8 そういえばそうだった
バルバトス「ついていく事には多分問題ないと思うな」
ゴモラ「ほ、ホントに?」
バルバトス「うん、でも決行日が決まっているから」
改「決行日は何時だ、ターンエー」
∀「そうですね....一週間後でお願いします」
改「わかった、バル聞いたか?」
バルバトス「大丈夫」
べムスター「じゃあ作戦が始まるまで私たちはいつも通りにすればいいのかな」
改「それで構わねぇ。バル、一週間後だ。わかったな?」
バルバトス「オッケー、で?殺せばいいんでしょ?」
改「あぁ」
∀「では鉄華団の皆さん、また後日」
改「終わり次第こっちからまた連絡する」
∀「わかりました。ではまた」
円谷学園
怪獣図鑑制作部部室前
ゴモラ「いや~、ホント驚きだよ~!」
べムスター「確かに。まさかバル君が仕事していたなんてね」
ペガッサ「いつから仕事していたんですか?」
バルバトス「ここに来る前から」
ゼ星「おいおい、私たち怪獣図鑑制作部の活動忘れてないか?」
ペガッサ「そうでしたね。ではバルバトス君、一度説明したいので部室に入っていただけますか?」
バルバトス「わかった」
部室内
バルバトス「で?具体的に何すんの?」
ペガッサ「私たち怪獣図鑑制作部は簡単に言ってしまえばアルバム制作です!」
バルバトス「アルバム?」
ペガッサ「はい!まずこのアルバムを見てください♪」
バルバトス「ふーん、詳しく書かれているんだね。というかどうやってこれ作るの?」
ペガッサ「実は怪獣娘のスペックを調べるんです。ただ、簡単には教えてくれません」
バルバトス「要は本人に聞けってことか」
ペガッサ「そうですね。では早速行きましょう!」
ゴモラ「今回は誰のスペック調べるの?」
ペガッサ「えっと、今回は『キングジョー』さん、『ビルガモ』さん、それから『メカギラス』さんです」
ゼ星「おわぁ~、こりゃ大変だなぁ....」
バルバトス「なんで?」
ガッツ「この三人はね、唯一の堅物怪獣娘なんだ。しかも三人揃ってるなんて滅多にないからね~」
バルバトス「ふーん、じゃ、そいつらの所に行けばいいんでしょ?」
ペガッサ「今回は私とガッツ星人が同行します!」
ガッツ「ま、よろしく~」
バルバトス「わかった」
通学路
キングジョー「今日は久しぶりに皆で何か食べに行こう?」
ビルガモ「あ、いいねそれ!」
メカギラス「........賛成」
バルバトス「アイツらか?」
ペガッサ「はい。珍しいですね、三人が揃ってるなんて」
ガッツ「ま、今がチャンスって訳ね」
バルバトス「じゃあ俺が行ってくるよ」
ペガッサ「え!?ちょっ!?」
ビルガモ「で、何処にする?」
キングジョー「う~ん、じゃあ『おい』ん?」
バルバトス「ちょっといいか?」
メカギラス「.......誰?」
バルバトス「あぁ、怪獣図鑑制作部の者なんだが」
キングジョー「?」
バルバトス「いきなりで悪いがお前らのスペックを教えてくれないか?」
キン・ビル・メカ「「「!?」」」
バルバトス「どうした?」
キングジョー「.....キ」
バルバトス「キ?」
キングジョー「キャアアアアア!!////」
『ゴシャアッ!!』(まさかの正拳突き!?)
バルバトス「ガハッ!?」
しばらく経って。
バルバトス「う、うん?」
ペガッサ「あ、やっと起きました?」
バルバトス「えっと、確か俺はアイツらにスペックについて教えてもらおうとして聞いたらいきなり意識が....」
ガッツ「あ、そういえば言ってなかったね」
バルバトス「な、何を?」
ペガッサ「いいですか?必ずしもスペックを教えてくれるとは限りません。何故なら簡単に言ってしまえば『裸になってくれ』と言っている事と同じ事なんです」
バルバトス「そ、そうか、だから赤面して....」
ガッツ「というか大丈夫?おもいっきり正拳突き食らってたけど」
バルバトス「あぁ、いまだに腹が痛い....」
ペガッサ「今回は根気よくやっていくしかないですね~」
バルバトス「く、くそぉ、簡単かと思ってた....」
つづく!
感想、お待ちしてます。
実は今、新しい小説を書こうかと思案中です。
タイトルは『東方魔神録』。
詳細は作者ページにて一部公開。
ではでは。