永遠に共に隣を歩く   作:時魔煉叉

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この小説のギンの性格は可愛い系。
見た目は原作通り。
・・・を、目指してます。

続きをどうぞ。


日常

右に行けば右、左に行けば左。

 

今日も今日とてギンは俺の後ろを着いて来る。

 

だから少しゆっくりと歩く。

 

そうしねぇと歩幅が合わずギンが後ろから走ってくる形になり大変だろうと考えたからだ。

 

今は良いが将来が少し不安だな。

 

将来死神になるにせよならぬにせよ、俺が必ずしも側に居るとは限らない。

 

一年、また一年と過ぎてく中で成長しなければならない、生きる為に。

 

「なあギン、一つ質問なんだが」

 

市丸「何や壱成」

 

「例えばの話だが俺が居なくなったとしたらどうする?」

 

市丸「嫌や、例えばなしでもそんな事言わんといて」

 

「大事な話なんだ。答えてくれ」

 

市丸「・・・そしたら僕は一人や。乱菊やサエは居るけど心は一人になる。そして寂しくて死にたなる(一度死んどるけど)、でも待っとるよ。壱成が帰ってくるのを。何時までも」

 

「そうか。俺もギンが居なくなったら待ってる、生がある限り帰る場所を護りながら」

 

市丸《男前やわ、そんな所もカッコええなァ。・・・やなくて、なして壱成はこないな話しとるんやろか。ずっと一緒には居れんの?》

 

まあそうだよな。

 

ずっと一緒には居られないかもしれないが待っててくれる家に帰れるのは幸せな事だ。

 

ギンが離れてくのは寂しいがこれから先どんな事があるか分からない。

 

絶対生きて護るって保証は出来ない、だからこそこの質問をしたが予想外な回答だったな。

 

サエや乱菊にこの事を話したら笑われるだろうか、それとも同人誌のネタにされるだろうか・・・。

 

嗚呼、ネタだな確実に。

 

若しくはその両方。

 

市丸「僕からも質問や」

 

「ん?」

 

市丸「僕となるべく長い時間一緒に居るのはどう思っとる?」

 

「心地いい。欲を言えばもっと一緒に居たい」

 

市丸「照れるわァ。次の質問や、僕の事どう思っとる?」

 

「好きで可愛くて愛しいとは思ってる。家族愛以上の感情は有るのは自覚してるな」

 

サエが来た当初に自覚したぜ。

 

好きだって。

 

他の奴に取られたくねぇって。

 

独占欲が湧くぐらいには。

 

市丸「壱成、僕もや!!・・・コホン、最後の質問やで、将来死神になっても僕の事忘れん?」

 

死神になるのか。

 

だとしたら余計に忘れる訳ない。

 

俺もそうするし。

 

死神になれば更に長い時間一緒に居れるな。

 

嗚呼、案外好きになったのは俺の方だった。

 

思いの外懐いてくれ、更には着いて来るのを見るのが日課で嫌だとは微塵も思わなかった。

 

前の世界だったならこんなに人生が楽しいとは思えなかったのにどうしてだろうか。

 

今がとてつもなく楽しい。

 

「忘れる訳ないだろ。寧ろ死神になっても一緒だ」

 

市丸「って事は」

 

「嗚呼、俺も死神になる」

 

市丸「せやったら何であの質問したん?」

 

「死神になって離れ離れになったらどうするかって思ったら話してたな」

 

市丸「何時までも後ろ歩いとったらあかんもんな。決めた!僕壱成の隣歩ける程強くなったる!」

 

「俺自身も死神になるならもっと鍛えておかないとな」

 

市丸「死神になって強なって壱成に護ってもらうんや!」

 

「おい」

 

強くなるのに俺が護るのかよ。

 

死神になる意味あるのか、それ。

 

言われなくても護るけどな。

 

ギンは俺の一番大切な人だから。

 

市丸「ええやん。死神になれば乱菊やサエ用の同人誌用の倉庫金貯めて買えるやん。壱ギンのは僕が貰っとくけど」

 

「成程な、本命はそっちか」

 

市丸「半分は、や。もう半分は金貯めて壱成と一軒家のええ処に住みたいっちゅーのがあんねん」

 

「そうだな・・・一緒に住むんだったら俺も協力する」

 

市丸「おーきに。まだ未来の話やのに何や照れるわァ」




まだ付き合わない主人公とギン。
両想いなのに。
そして今回は乱菊とサエの出番は無かった。
次はサエsideで乱菊との話を書ければと。
・・・予定なんで未定ですが。
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