元気な妹の体の弱い兄   作:霧雨 祐介

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はい、現逃神です。新しい作品を作りました!
こっちは趣味的感じで書くんで、スンゴク不定期です。

では、一話よろしくお願いします。


義兄の登校

久しぶりに来たな、府上学園。まあちょっと体調壊して一週間来なかっただけだから大丈夫だよね。

僕の名前は水上 白夜《みずかみ はくや》府上学園二年B組、銀髪の長さがセミロングの少し短いぐらい、成績は学年一位でそこは誇っているけど、体が弱くてよく学校を休むことがある。でもそこは妹曰く、生徒会長の烏山さんが何とかしてくれているらしい。烏山さんには頭が上がらない。あれ?なんで自己紹介したんだろ。まあいっか。

 

「ホント久しぶりに感じるな、授業は家で教科書読んだし大丈夫だよね。あとは桜の部活に差し入れを入れるか」

 

 

 

  ―――放課後のとある部室 風間side―――

 

「そういえば、今日お兄ちゃんが久しぶりに学校に来たんですよ」

 

「良かったじゃないですか桜。でも、白夜さん本当に体壊しやすいですね」

 

「まあ、しょうがないんじゃないか?」

 

放課後の部室でそんな話し声が聞こえる。三人で談笑しながらお菓子を食べていて、また一人は寝ていて(顧問)、一人はアライブというマンガ雑誌を読んでいるというまるで友達の家にでも居るかのように見える。

 

「ん?お前兄なんかいたのか。初めて聞いたぞ」

 

「血は繋がってませんがお兄ちゃんです。でも先輩知らないんですか?確か同じクラスだった気がしますけど」

 

「あん?俺と同じクラス?お前みたいな奴居たっけ」

 

そうすると部室の扉が開く。

 

「皆さんお久しぶりです。差し入れ持ってきましたよ」

 

扉には、一人銀髪の人が優しい顔で紙袋を手にぶら下げた人が立ってた。

 

「あ、お兄ちゃん来たの?体調とか大丈夫?」

 

「大丈夫だよ、今は調子いいし。はいこれ、差し入れのクッキー」

 

「お、ありがとうございます。白夜さんのお菓子は美味しいですからね、ありがたくいただきます」

 

「なあお前、二年B組か?俺たぶん見たことない気がするんだが…」

 

「そうだよ。君は確か風間君だったよね、僕は水上 白夜。よろしくね」

 

そういい、風間の質問に答える。そうすると風間は唸りながら考えると、いきなり「あっ」と声を出す。

 

「確かいつも休んでる学年トップだったけ?名前は知らなかったけど結構有名だったよな」

 

「僕いつの間に有名になってたんだろう……」

 

実際、休んでいるのにテストにはいつも一位ということで学年で有名で、後は、「守ってあげたい」や「世話してあげたい」など保護欲のある女子から人気である。

 

「まあいいじゃないか、今日は来てくれたし遊んで行けよ」

 

「ありがと、そうさせてもらうよ」

 

白夜は椅子に座り、目を瞑り、眠りに入ろうとする。

 

「え!?寝んの!遊ばねえの!?」

 

「先輩、叫ばないでください。お兄ちゃんが起きてしまいます」

 

「え~・・・」

 

風間が突っ込むと、桜に注意される。なんともシュールな光景が繰り広げられていた。

 

「仕方ないですよ風間さん。白夜さんは体力が少ないので、こまめに休まないと倒れてしまいますから」

 

「そんな休む事か?体力か少ない奴なんてたくさんいるぞ」

 

「そうですが、お兄ちゃんはほかの人の倍、体が弱いんです」

 

風間は、白夜を見ながら「へー」と言いう。確かに白夜の体は所々細く、もしかしたら桜より身長が低く、白い肌が余計にか弱く見える。握力も多分男子の平均、いや、女子よりも低い可能性がある。

 

「さて、もう来週に迫っている文化祭の出し物についての話し合いを始めましょう」

 

「・・・え、文化祭で何かするのこの部活?」

 

「「「私達はゲーム制作部だぞ」」」

 

「あ・・そう」

 

「フフフ、聞いたわ。その話・・・」

 

バタンッ!

 

ドアの向こう側から声が聞こえて、勢い良くドアが開く。それにより、白夜がビックリしながら起きる。

 

「文化祭で勝負よ、このニセ部!!」

 

「(出た―――!!)」

 

「いや、だからお前ら・・・」

 

「「文化祭でと言わず」」

 

桜と千歳が、風間の後ろからゆらりと、後ろで立ち上がると、

 

「今ここで決着をつけてやるよー!!」

 

「ちょっ―――!!」

 

「くらえ土攻撃!!ってか砂?」

 

グシャ! ベチャ! グチャ!

「ぐあっ、目がー!ってか口の中が―――!」

 

「くらえ水攻撃ー!!」

 

ビシャ!バシャッ!ゴポゴポゴポ

「おぼれる!地上でおぼごろぐぼご!!」

 

み、見てられねー。誰か止めてやるヤツはいないのか!?

ん?白夜がこっち見てるけど、アイツが止めるのか?いや、さすがに無理があるか・・・

 

「二人とも、それ以上やると床汚れるよ?あとはもうお菓子持ってこないよ?」

 

「よし、もういいか!な、桜!」

 

「そうですね!烏山先輩!」

 

は、はえー・・。ってか白夜いろんな意味で強いな。

 

「ん?お前は参加しないんだな」

 

「・・・ええまあ。って・・私を何だと思ってるんです?」

 

何だかわからん!!

 

「あの・・・大丈夫ですか?」

 

パシッ!!

柴崎の出す手を、高尾が腕を勢い良く弾く。

 

「気安く話しかけないでよ!!この裏切り者!!!」

 

あん?裏切り者?どういう意味だよ、もう昨日ぐらいから意味分からん。

 

「なんだお前、まだ芦花のこと嫌ってるのか・・・こんなに可愛いのに」

 

そう言いながら烏山が、芦花を持ち上げながら高尾に近づかせ

 

「ほらー」

 

「いやああ!!」

 

「おい、やめろって言われたばかりだろ!!」

 

すると、高尾が部室のドアを開ける

 

「と、とにかく、私の部が勝ったらこの部の名前ちゃんと変えなさいよ!!

バーカ、バーカハクション!!」

 

「あ、待ってください」

 

部室を出て行った高尾を、追いかけるように出る柴崎。

 

「・・・・・なんかあんのか、あの二人・・」

 

「まあね、実は元々芦花は一年の時はあっちだったんだけどさ、まあ芦花ってああいう奴だし・・。庶民ってのは得体のしれないもんに恐怖するっていうか」

 

「俺、この部の奴ら全員得体が知れてないんだが・・・」

 

「ひどいね風間君、僕を得体の知らない奴扱いするなんって」

 

「うおっ!?いつの間に隣に居やがったお前」

 

「今歩いて来ただけだよ?」

 

あ、案外だった。この部にいるからちょっとヤバい奴かと思ったけど、やっぱ体が弱いし普通なのか。

 

「まあ続きだけど、そこの部員と折り合いが悪くなってね」

 

            . .

「その状況に嫌気がさしてアレ、が出たと」

 

「違うよ、ムカついた烏山さんが部員を首から下を地面に埋めたんだよ」

 

「お前かよ!!」

 

苦笑しながら言う白夜の説明に、風間が烏山に突っ込む。

 

「そうしているうちに、アイツらの部員は減っていったのであった。めでたし、めでたし」

 

「お前何しちゃってんの?それにめでたくなかねえだろ!」

 

「で、見かねた私は芦花に言ってやったわ、『じゃあ、一緒に新しいゲーム製作部を作ろう』と」

 

「それだと全部お前の筋書き道りみたいなんだけど」

 

「・・・これでも私なりに何とか親友を助けようとしたんだ」

 

全部裏目じゃねえか・・

 

「というわけで、何かある前にあいつら追いかけてこい」

 

烏山が風間に指を指しながら言ってくる。

 

「俺かよ!!何で!!

・・・俺は無理だ!!他の奴にしてくれ!!」

 

「いやー、難しいと思うよ?だって烏山さんはこじらせるだろうし」

 

「一分でカタつけるよー♪」

 

「桜がこれだし」

 

「ヤバい!!

 

「先生に限っては寝てるし」

 

「zzzz」

 

「オイ教師!!」

 

「僕は体力とかその他諸々ダメだし、これから用事あるから」

 

「いや俺だってあの部長とは前回色々あってだな」

 

「色々?

あの巨乳に色々!?」

 

「してません!!なーんもしてません!!

あーもう行きゃいいんだろ行きゃあ!!」

 

「「行ってら―――」」

 

 

   ―――白夜side―――

 

なんか風間君に押し付けたみたいで悪いな、今度お礼しよ。そういえば、今何時だろう?え~と、四時半か。

 

「さて、僕はそろそろ行かなきゃな。また来ます」

 

「ああ、私も行くよお兄ちゃん」

 

「そうか、体大事にしろよ。特に白夜」

 

「うん、ありがとう。じゃあね」

 

「烏山先輩さようならー」

 

 

 

 

    ―――白夜&桜in病院―――

 

「では、水上様。診察です」

 

「あっ、呼ばれたね、行こうか」

 

「診察を受けるのはお兄ちゃん何だけどね」

 

今僕たち兄妹は、病院にいます。なぜなら僕の体調は崩れやすいため、定期的に通わなくてはいけないのだ。保険って大切だね。・・・僕誰に行ってんだろう。

 

「何してんのお兄ちゃん、早くいくよ」

 

「あ、待ってよ桜」

 

 

「お久しぶりね、白夜さん。また体調壊したけど、もう大丈夫そうね、咳とか、やけに苦しいとかない?無理しちゃダメよ」

 

「ええ、お久しぶりです橋本さん。今のところは大丈夫です」

 

やっぱり診察の人は決まってこの人だな、もう専門なんじゃないかってぐらいに。

 

「でもせんせー、お兄ちゃん朝起きて弁当作って、お菓子作ってと色々やってましたよ」

 

「まったく、病み上りなんだから無理しちゃダメって前にも言ったじゃない」

 

「それぐらいなら大丈夫ですって、みんな心配しすぎですって」

 

「そういって、ちょっと無理して倒れたお兄ちゃんは誰だっけ~?」

 

僕に後ろから抱きつき、言ってくる桜。確かに何回かやらかしちゃって倒れたことだってあったけど、それなりに丈夫なつもりだ。

 

「まあいいわ、じゃあ服上げて。心臓の音聞くわ」

 

「はーい」

 

診察するために服をたくし上げる。診察で使う聴診器が肌にあたる。

 

「んっ!、、あうぅ、、、ひやっ!、、うっ!」

 

「男の子なのに可愛い声出すわね、はい背中」

 

「だって冷たいですし、しょうがないじゃないですか」

 

やっぱり聴診器が前身にあたるとくすぐったいし、冷たいしであまり好きになれないな。

 

「はい、じゃあこっち向いて口開けて」

 

「あー」

 

「はい終わり、異常はないわ、大丈夫よ。帰っていいわ」

 

「ありがこうございます。じゃあ帰ろっか、桜」

 

「そうだね」

 

「じゃ、お大事にー」

 

そういうと僕たちは、ドアを開けて、カウンターでお金を払って病院を出ていくと、桜が腰を下ろしてきた。

 

「はい、お兄ちゃん」

 

「えっ?いいよ、大丈夫だから。僕もちゃんと歩かないと」

 

「ダメですよー、朝だって何回か貧血になってたんだから、黙っておんぶされてください」

 

桜はいつも突然(頻繁)におんぶしようとしてくる。そして、いつも僕が折れる。

 

「はいはい、じゃあお願いします、桜」

 

「はいはーい、頼まれましたー♪」

 

そうして僕達兄妹は、家に帰るのでした。

 

 

 

風間「なんか最後の方、最終回みたいになってるんだけど!!」

 

柴崎「しょうがないじゃないですか、作者の文才能力皆無なんですから」

 

風間「メタイは!!」

 

烏山「うるさい、足フェチ」

 

風間「足フェチじゃねーよ!!」




第一話、どうでしたか?出来れば感想やアドバイスお願いします。
では、次回はいつになるか分りませんが、よろしくお願いします。

もう一つの『この素晴らしい鬼に祝福を!』を読んで下さると嬉しいです。
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