仲間の一人を惨殺されて5人になった六腕は、ヤトに引き連れられて闘技場へ向かった。
彼らを恐怖に陥れた悪魔の表情は、仮面に遮られ窺えなかった。この日、六腕は返事の「はい」しか言葉を発しなかった。闘技場の周辺は人気が多く、今日の対戦カードを楽しげに話し合い、活気と熱気が周囲の気温を上げていた。
「ここで二手に分かれよう。二人くらい別行動をとって図書館の場所を調べてくれ。残りは俺の護衛ね」
「……はい」
昨夜の一件から彼らの表情は暗い。
気分を損ねたが最後、死んだことにも気付けない程に手早く殺されるのだ。デイバーノックへ何の感傷もないわけではないが、油断すると次は自分が彼と同じ末路を辿る。調理台に乗せられた鶏の気分だった。
「暗いよ、五腕! じゃあこれ、軍資金ね」
白金貨一枚を紅一点のエドストレームに手渡した。
「調べたら宿で落ち合おう」
「はい。失礼します……」
サキュロントは今にも死にそうな声を出した。
「本当に暗いなぁ。折角の帝国なんだから楽しんできていいよ、全部使っても構わないから」
明るくできる筈がなかった。
死地へ向かう若い兵の心境で、二人は図書館の捜索に向かった。
「これ、逃げ出してもわからないんじゃない?」
「やめとけって、行き場所なんかないだろ。これが終わったらボスを連れて逃げよう」
「そうね……刃向かわなければ殺されることもなさそうだし」
この時に逃げ出しておけばよかったと、数日のうちに後悔する。二人には監視の目は何もついていない。最悪な事は、その漢字が表す通り、最も悪い事なのだ。
人間の想像を軽く凌駕するほどに。
「せっかく白金貨一枚も貰ったんだから、朝食でも食べましょ」
女性の逞しさに感心しながら、サキュロントはエドストレームに続いた。
◆
闘技場は第六階層の
すぐ前方に受付が二つあり、左側に武装した者が並び、右側に老若男女様々な者が並んでいる。食べ物の匂いがするところをみると、どこかに食堂があるのだろうか。
「朝飯、食ってこなくてよかった」
ここで食料が調達できないと、再度、入場するようだったので安心した。右側の大型掲示板に今日の組み合わせと倍率が貼り出されていた。第一試合の倍率は1.4倍と1.7倍だった。それは単純な賭けで、細かく言えば互いのダメージ量、勝ち抜き数など賭けはたくさんある。しかし、単純にどちらが勝つかのほうが、倍率は低くてもわかりやすい。
「スキル発動。《必勝法》」
掲示板に貼り出されている倍率に変化が現れた。
「ん? 片方の倍率が0になったな……」
スキルで啓示物の内容が更新され、倍率は0倍×1.7倍と表示された。
「ゼロ、金持って列に並ぶぞ」
「はい……」
行列は長く、胃袋が抗議していた。
◆
受付嬢が手慣れた様子で教えてくれた。
「お待たせしました。お賭けになる方ですね。現在、1試合目を受付しております。手数料は勝ち金貨から10%になります。どちらに賭けられますか?」
「1.7倍の方に白金貨全部。1,099枚、入ってると思うんで」
「……?」
そんな大金を言われたことがない受付嬢に間ができた。
「あ、あの、申し訳ございません、もう一度お願いします」
「1.7倍の方に白金貨全部。1,099枚」
「ええ!? よ、よろしいんですか?」
受付嬢の大声で後ろに並んでいた客がざわめく。
ヤトは体の大きいゼロに隠され、野次馬からは何が起きているのかはわからなかった。
「大丈夫です。数えてください」
金貨1枚で静かに暮らせば12日間程度は過ごせる。現実の貨幣価値に換算すると、金貨1枚につき1万円前後だ。つまり、ヤトの賭けた金額は1億円に相当する。そこまで貯蓄した八本指もそれなりに力のある犯罪組織だ。
現実世界で金貨など使った経験のないヤトは、その価値がピンと来ないまま、無造作に白金貨を渡した。
「い、いえ、わ、わかりました。ではこち、こここちらがそそそ、そのチケットです。白金貨を数えますので、せ、席に座っれくらさい」
見たこともない程の大金がいきなり目の前に置かれ、受付嬢は激しく動揺をした。唇がわなわなと震えて、歩く足取りも膝が笑い、促すように差し出された手も上下に揺れていた。ここまで動揺されると申し訳なく思えた。
「お願いします」
ヤトは護衛三人を連れて、椅子でぼんやりと待った。
空腹で胃の収縮音が音量を上げた頃、身なりのいい紳士がこちらにやってきた。
「お待たせいたしました。掛け金を数え終わりましたので、VIP席へご案内いたします。」
「そうなの? 俺、朝食を食べたいんですけど……」
「お任せください。ルームサービスが備わっております。こちらへどうぞ」
どうしてVIP待遇なのか理解できないが、食事は食べられるようだ。闘技場の運営側からすると、上手くいけば莫大な利益がでる一戦だ。当事者の待遇が良くなるのも致し方なかった。
「じゃあ、コレとコレとコレ」
「畏まりました」
運営の思惑に興味が無い彼は、喜々として食事目録を選んだ。今は食べることしか考えていない。無造作にメニューをゼロに手渡した。
「おまえらも食べていいよ」
「よろしいのですか?」
「いいよ。金貨は別で少しあるし、必ず勝つ試合だから気にするな」
反論して機嫌を損ねる気もなく、実際にお腹は空いていた。彼らも普段はあまり食べない帝都の豪華食事メニューを、思い思いに注文していく。すぐに大量の料理がテーブルを埋め尽くした。
「試合開始まで今しばらくお時間がございます。しばらくお待ちくださいませ」
笑顔のウエイターは一礼をして下がっていった。
後で判明したことだが、1試合目は中位の戦士に下位の冒険者が挑むものだった。手堅い前座としてのもので、殆どの観客が中位の戦士に賭けている。対戦内容にまるで興味がない彼らは、食事を美味そうに食べていた。
優勢だと思われた中位の戦士は、下位の冒険者の放った投げナイフが運悪く目に刺さり、そこを分岐点に優勢が致命的に入れ替わった。スキルを使って結果だけ見ているのだから、試合内容など予定調和である。会場は軽い番狂わせで騒ぎになっていたが、ヤトは試合を観戦せず、興味もなかった。
試合終了の大歓声で、ソファーに寝そべっていた男は寝癖を立てて起き上がった。
「ふー、やっと終わった……換金してくる」
六腕は最後の晩餐とばかりに調子に乗って食べ過ぎてしまい、身動きができなかった。
◆
換金所の受付嬢の反応はひどく悪かった。
彼女が死ぬまで働いても手に入らない白金貨を積み上げたのだ、無理もないだろう。
「はい、換金で」
「………おめでとうございます。手数料の187枚を引いた白金貨1,681枚です」
「じゃあそれを全て2.7倍に賭けてください。」
「……」
受付嬢は無言で顔面蒼白だ。
壊れたのかと思い、顔の前で手を振った。
「あのー?」
「っ、はい……よろしいのですか?」
「大丈夫ッスー」
「白金貨1,681枚をこのままお預かりします。こちらがチケットです」
盗み聞きしていた支配人は、壁の陰で拳を握った。
次の試合は無名ワーカーが名を売るためにオーガ三体と戦う試合だった。ワーカーとは法に触れる行為も行う冒険者の総称で、通常であればワーカーに分がある。だが、この試合は見世物としての意味が強く、ワーカーがいたぶられる内容で決定されている。単身のワーカーに対し、わざわざ魔術師を呼びつけてオーガを魔法で強化してあった。
この様なガス抜きは、皇帝の命によって定期的に開催されていた。
「で、ワーカーってなんだろう?」
試合はオーガ達が優勢だった。
途中で妙なマジックアイテムを取り出してオーガ達を眠らせなければ、ワーカーがいたぶられて終わっていた。ガス抜きの意味であれば、どちらが勝っても特に問題はない。
今回は闘技場の大損害となる事態が付録として存在している。支配人は陰で首を吊ろうかと悩んでいた。闘技場の最高責任者はあの鮮血帝だ。どんな酷い懲罰が待っているか分からない。彼は最後の手段を企てて、選手の控室へ向かった。
そんな裏事情を知らず、ヤトは嬉しそうに次の試合の組み合わせを確認した。
「えーと……次の試合は……ん? なんだこれ? 0倍×0倍? ……八百長……か」
(まぁ……帝国最大の賭場だし、ありえない事も無いかな。結構、勝ってるし)
換金所に行くと、受付嬢が変わっていた。
「前の受付が体調を壊したので交代しました。白金貨4,538枚から手数料454枚を差し引いた4,084枚の払い出しです」
「はいはい、どうも」
「次の試合はどちらにお賭けなさいますか?」
ニコッと微笑む受付嬢をみて、どうやら八百長を知っているなと勘繰った。
「いえ、帰ります。また明日来ます」
「ええ!? 賭けないんですか?!」
「賭けませんよ、八百長の試合になんて」
「ひっえ! あ、何を仰いますか、お客様」
受付嬢は激しく動揺し、ヤトは自分の勘は当たったのだと踏んだ。どこかで見ていた支配人らしき人物が現れる。
「お客様、どうなさいましたか?」
「賭けません、帰ります」
「次の試合は面白い組み合わせですので、遊んで行かれては如何でしょうか」
「うるっさいなー……八百長になんて賭けねえっつってんだろうがぁ!」
大きな声で八百長と叫ばれ、支配人の顔はラベンダーの花の色になっていた。他の客が引き、何やらひそひそと話をしている。
仮面の男が立ち去り、噂をする客達と青くなった支配人が残された。
◆
宿に戻って昼寝をし、別行動の二人の帰りを待った。ヤトについている六腕に用はなく、昼寝の邪魔をするなと外で待機させた。
夕刻、図書館組が帰還し、小一時間程度、眠ったヤトが起き上がって報告を受けた。
「図書館の場所は城の二軒隣、白い建物だそうです」
「夜は見張りが厳しくとても忍び込めそうに……」
「あ、大丈夫。俺が一人で行くから」
「よろしいのですか?」
「いいよ。みんなは宿で待機しててくれ。じゃあ行ってくる」
図書館に忍び込むとは思えない気安さで、脅威は出て行った。
しばらく無言で顔を見合わせ、足音と気配が完全に消えてから、扉を少しだけ開いて様子を見た。どうやら仮面の男は本当に出て行ったらしい。
「……行ったか?」
「ああ、本当に出掛けていった」
「ボス、逃げ出さないか?」
形はヤトに従っているとはいえ、彼らのボスはゼロのままだ。
「俺は……諦めた」
「何を?」
「全てを……だ。あいつには手も足もでない。傷を負わせることもできまい。逃げても八本指に被害を与えてしまう」
「大丈夫よ、五人だけで逃げ出して帝国で用心棒でもやりましょう」
「そうだ! ボスがいればなんとかなる」
「デイバーノックは何をされた? アイツが何かしたのが見えたか?」
その質問には誰も答えない。
ヤトの動きを目で追えるようなものはいない。
ゼロの心は思春期の少年のように深い傷を負い、捨てられた野良犬よりも弱っていた。
「ここで逃げ出して、万が一にでも捕まったらどうなる? 俺の二の舞で済むとは思えん。それ以上の地獄が待っているぞ」
「このままだと何をされるかわからないじゃないか」
「らしくないぞ、ボス! 闘鬼ゼロの名はどうしたんだ!」
「いつからそんな腑抜けになったのよ!」
「……ふっ、おまえら本当に馬鹿だな」
ゼロの表情が緩む。
部下に怒られるなど、昔の彼には考えられなかった
「逃げるなら王都のアジトへ着いてからだ。抜け道を使って貴族の家に潜伏しよう。あいつが同じ国にいなくなってから、王都からすぐに逃げるんだ」
「ボス……わかった。俺達、全員で、遠くの国へ逃げよう」
「竜王国なんかいいんじゃないか? 王国から離れているし」
「あんな奴がいたら八本指もおしまいだろうからね」
自分たちだけが救われる微かな希望が見え、彼らの声は明るくなった。
「ボスも逃げたら今まで以上に働いて貰わないと」
「しばらく俺は使い物にならんぞ」
「いいよ、俺達だってそんなに弱くない」
「六本腕なんて名の組織でも作るか?」
「センスがないな、もっといい名前を考えろよ」
楽しそうに未来に語る六腕の5人。
その微かな希望がいつまで続くかなど、考えてはいなかった。
敵がかなり強い程度の”人間”だと思っている彼らに、明るい未来は訪れない。
◆
「流石に帝国は王都とは違うな」
図書館の入り口には、見張りと思わしき衛兵が二名立っていた。小石を投げて物音で衛兵を動かし、その一瞬の隙にさっさと侵入を果たした。
王国の中途半端な図書館と違い、内部は広かった。
「アイテムボックスに全部入るかな? さて、片っ端から詰め込むとするか」
取り急ぎ必要なのは周辺国家の情報だ。スレイン法国、リ・エスティーゼ王国、バハルス帝国の棚をアイテムボックスに放り込んでいく。どうせ自分が読むわけじゃないと、彼の選び方は雑だ。
「大分、盗んだな……。まあ全部盗んでも可哀想だから、適当に残しておこう」
棚の70%を盗んで満足をしたため、適当に他の棚も冷やかしていく。帝国の賭博が分かった今、新たな情報があるとも思えず、冷やかし方も雑だ。ぼちぼち帰ろうかと欠伸をして気を抜いていたところに、衛兵が走ってきた。図書館で空っぽになった棚の前で欠伸をしていたのだから、本来ならば言い訳が難しい
「動くな! 貴様、何者だ! どうやって忍び込んだ!」
「ちょっとちょっと、俺は泥棒を追ってここに入ってきたんですよ。ほら、手ぶらでしょう?」
ヤトは両手を上げたが、言い分には無理がある。後ろから応援が駆けつけてきて、衛兵は五人になった。気が付けば取り囲まれていた。
「愚か者が! 魔法による侵入者特定により、お前が侵入者だとわかっているんだぞ! 手を上げろ!」
「君らじゃ無理だって……」
叫びながら向かってくる衛兵達に、ヤトは無抵抗で棒立ちのままだった。武器で攻撃しても手ごたえがない、縄と手枷も効果がない。ヤトは軽い足取りで、取り囲む警備員を無視して歩いていく。
「フールーダ様はまだか!」
「こいつ、怪しげな術を使うぞ!」
「あの方が来るまで持ちこたえろ!」
衛兵達はヤトの周りを入れ替わり立ち代わりぐるぐると回る。
「フールーダさんって誰ですか?」
「帝国の主席魔法詠唱者だ!」
「おまえなんぞ、一捻りに捕まえてくれる!」
「英雄級のあの方は第六位階までの魔法が使えるんだぞ!」
段々と周囲をくるくる回る彼らが、“かごめかごめ”でもやっているように見えてきた。彼らは周囲をこまめに回りながら抵抗をしたが、意に介さないヤトはそのまま庭まで出てきてしまった。
「この忙しい時に騒がしい、何事だ!」
上空から声がしたので見上げれば、白いローブを着て長い髭を生やした老人が浮いていた。声は若かったが、容姿はかなり老け込んでいた。贔屓目に見ても、仙人がいいところだ。
「声は若いな」
「侵入者です! 図書館の本を大量に奪われました!」
「誤解ですってば、泥棒が入っていったので追いかけて入っただけなんですよ」
「闘技場の出費が大赤字だというのに、次から次へと……貴様、何者だ?」
「旅の者です」
「名乗る気はないということか。髪が黒いから南方の者だな?」
「ご自由にお察しください」
「ご同行願おう」
「お断りします」
ヤトは小声で《疾風迅雷》を発動する。
素早さが急上昇したのがわかった。
「やはり後ろ暗いのだな。力ずくでも同行願おう。いく……ぞ、あれ? どこへ消えた?」
彼の姿は瞬きする間に忽然と消えた。
「逃げられたな! 探せ! 付近を捜索せよ!」
衛兵たちは蜘蛛の子を散らすように走り出した。
「魔力は感じなかったので、そんなに大した敵でもあるまい。被害の確認を行なっておくか」
フールーダが図書館に入ると、かき集めた諸国の情報の棚が空になっていた。愕然として立ち尽くすフールーダは、王宮に戻るのが遅くなった。
ヤトは風のように早く、稲妻のように荒々しく帝都を走っていた。途中、早すぎる自分動きについていけず、何度も壁にぶつかりながら宿へ戻った。壁相手にダメージは負わなかった。
「三十六計逃げるに如かず……か。ぷにっと軍師の指示を聞かなかった俺が言うと怒られそうだ」
見つかってしまった事を反省するより、明日は仮面を被れない事の方が重要だ。
◆
帝都の王宮にある豪華な一室、ここは時の皇帝、ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスの居室だ。赤を基調に煌びやかな装飾がなされているこの部屋は、夜の出入りが許されているのはフールーダしかいない。皇帝とフールーダは昔の師弟関係だ。
「じい、あちらは大丈夫だったのか?」
「困ったことにかなりの図書を奪われております」
「それは困る……犯人の行方はどうした?」
「幸い、敵に強い魔力は感じませんでした。付近の衛兵を総動員して探しておりますので、程なく見つかるでしょう。」
「そうか。そちらより、先ほどの続きといこう。これが損害額の報告だ」
「ふむ、失礼しますぞ」
フールーダはごぞごぞと体をまさぐり、眼鏡を取り出した。
「えー……損失額は……白金貨2,985枚!? 金貨の間違いではないのですか?」
帝国の維持に関してというのであれば、甚大な被害とは言えない。一日でこの額の損害とは、胃が痛くなる金額だ。翌日も同程度の損害が出てしまえば、帝国ではなく闘技場の維持に関わる。
「大金を持った者が勝ち続けたらしい。既に闘技場から運営資金の追加投入の依頼が来た。彼らは明日も損害が出ると予想しているな」
「……明日はこの程度の損害では済まないと?」
「状況は切迫している。じい、明日は衛兵を連れて闘技場へ行くんだ。該当する人物を拘束してお連れしてくれ」
「畏まりました、陛下。お任せください」
「まったく、冗談ではない。闘技場でこちらが大損するなど、帝国始まって以来の珍事だ」
「皇帝、明日は必ず、賊を捕縛してご覧に入れましょう」
「期待しているぞ、じい」
かつての教え子の成長を喜び、嬉しそうに一礼をした。
皇帝と帝国主席魔法詠唱者は敵を侮っていた。
捕まえられない存在など出会ったことがないのだ。
図書館班1d4 →2・3
賭け倍率→1d4 1の桁 1d10小数点
情報%追加→1d20
特に多かった情報→1d4 →3バハルス帝国
ボーナス 帝国+2d20
情報収集率 1d20 1回目は王国、二回目は帝国の合計
スレイン法国 →27%
バハルス帝国 →43%
リ・エスティーゼ王国 →22%
プレイヤー情報 →35%
他国情報 →28%
参謀が全ての文章を読み解く時間→1d20→11日後
11日後、情報%に追加 1d20 →3%
イベント発生率→90% ダイス成功
遭遇相手→4 古田・パラディン