「触手ニハ勝テナカッタゼ」
「アホかぁーーーーーーーーー!!!」
……えぇと、私改めライフです。
ただいまキティちゃんと茶々ゼロくんを触手でらめぇ!!な感じに宙に吊るしてます。
「えぇい!何なのだこれは!?」
「私の髪の毛です」
「気色の悪いモノを!!」
「ソレニシチャ硬ェナ」
「ふふ~ん!ちなみにコレ、味とかもわかるんですよ?」
「舌ナノカヨ!?」
「余計気色悪いわ!!」
「まぁまぁ落ち着いて」
「これが落ち着いてられるかぁ!!」
空中に吊るされてるのにビッタンビッタン暴れるキティちゃんとそれを面白そうに眺める茶々ゼロくん。
「あぁもう!少しは静かにしてください!!じゃないと私の触手で貴女の(ピーーッ!)を(ピーーッ!)して(バキューン!)のあと更に(ひぎぃ!!)で(らめぇ!!)な目に合わせますよ!!」
「この変態烏人間がぁ!!!」
「落チ着ケヨゴ主人。ヨウオ前、ライフダッタカ?俺達ヲドウスルツモリダ?」
茶々ゼロくんは随分冷静ですね。
…………アレ?
「ドウスルツモリ?……どうしましょう?」
「ハ?」
「いえあの、最初は適当にからかってついでに片腕ぐらい食べるつもりだったのですが……もう充分からかったし、食べられないのがわかりましたし……どうしましょう?」
「イイ性格シテルナー」
「……フ、フフフ、フフフフハハハハハハ……ここまで、ここまでコケにされたのは初めてだ…!」
「はぁ、それは初体験おめでとう?」
うわぁ、超凄惨に笑ってるし青筋もやべぇ。目の色もなんか真っ黒に変わってるし。ドバドバ魔力洩れてるし。
「貴様は、私が、殺す」
一言一言が地獄から響いてくるようです。
……でもねぇ、
「無理ですね」
「何?」
「さっきから観てると貴女、真祖の力に振り回され過ぎてる。そんなんじゃちょっと腕の立つ吸血鬼殺しに出会っただけでアウトですよ?」
「……何をバカな、私は…」
「いいえ、貴女は弱い。私にとっては100年はすぐでも貴女のような『人間』にとっては長い時間でしょう?それほど時間をかけたのにその程度。真祖のスペックに頼りすぎましたね」
「ち、違う!私はもう人間じゃない!私は化け「いいえ人間です」……っ!」
「貴女は『人間』を捨てきれてない。未練がましく『人間』であることに拘って『化け物』になることを拒否している。いや……恐れている、と言った方がいいですかね?あぁところでいつまでそこにぶら下がってるつもりですか?」
「な!?」
髪触手を操ってキティちゃんを地面に叩きつける。
手足を縛ってるので受け身も取れない。
結構力を込めたので肋がいくつか折れる音が響く。
「グゥッ!!」
「ほら、また『人間』に拘った。なぜ霧にならないのです?なぜさっさと蝙蝠に別れないのです?さっきの戦闘もなぜ空を飛ばないのです?なぜ人並み程度の魔力で息切れを起こすのです?
なぜ自分の能力に蓋をするのです?
それは貴女が自分を『人間』だと思ってるからですよ」
「そんな……ことは……」
叩きつけられたままぐったりと項垂れるキティちゃん。さっきと違って顔色は真っ青だ。
……らしくない。教官時代の悪癖ですね。
出た杭をへし折りたくなる。
「…………ま、そんなわけで貴女は私に勝てません。修行してから出直して……待てよ?修行……」
「ドウシタ?」
「そうだ、キティちゃん鍛えよう」
「ハァ?」「へ?」
ん?立ち直ったんですかね?
「いや、あのですね、私はご覧の通り超雑食でして。魔法も食べるんですよ」
「ソレデ?」
「で、キティちゃんの莫大な魔力を食べたいと思ってます」
「……それと私の修行がどう関係する」
「先程も言いましたように貴女は魔力を扱いきれてません。だから私が食べれる量が少ない、かといって丸ごと食べると灰になってクソまずい。
ので!!
私が、みっっっっっっっちり強火でトレーニングすればアラ不思議!どんな貧弱吸血鬼も冷酷無慈悲なデストロイ・マッスィーーンに大・変・身!!必然的に放てる魔力も増えて私超・満・足!!」
「ちょ!!」
「ちなみに拒否権はありません!!
さぁ、泣いたり笑ったりできなくしてあげましょう!!!」
「いや待てうわやめろアッーーーーーーー!!!!」
タイトルは詐欺るためにあるって婆っちゃが言ってた!!