ようやく完成です!!
ガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツズボッ!ドズッ!ガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツガブ!!
ちょっと待って今食事中。
ガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツズボッ!ドズッ!ガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガツガツズボッ!ドズッ!ガブガブガツガツガブガブガツガツガブガブガブガブズボッ!!!
ふぅー、はいどうも。
現在栄養の”え”の字もないGTロボを破壊して再び肉壁を食い進んでますライフです。
いやーそれにしても美食會なんかが紛れていたとは。
彼らもここにトリップを?
ま、原作開始までには寿命でグッバイでしょうから気にしませんが。
それにしても何故『トリコ』の生物がこちらに来ているのか。
……神様のイタズラ?
実はあの爺さん邪神だったりして。
……ま、気にしない方向で!!
『ネギま』世界で『トリコ』の美食にありつけるんです、ラッキーくらいで片付けときましょう!!
あぁでもあれですね。
もし『トリコ』世界の食材がこちらに来ているのなら、『虹の実』も食べたいですねぇ……。
おっと?どうやら『宝石肉』がかなり近いようですね。
肉通路が輝いてます。さながらオーロラの小道。
「さってっと~♪『宝石肉』とごったいメーン!」
一際輝く通路をひょいっと曲がったら、
「おうライフか。やっと来やがったな」
先にチャチャゼロくんがいました。
どこから取り出したのか高そうな酒を片手に『宝石肉』を堪能中。
傍にはグラスが三つ、うち一つをチャチャゼロくんが使用中。
「ま、お前も食えよ。こいつはスゲエうまいぜ。お前が語るだけのことはある」
そういってグラスにお酒を注いで渡してくれました。
「とっておきの酒だ。このくらいの酒じゃなきゃこの肉に負けちまうからな」
珍しくずいぶんと上機嫌な……ん?
「……あれ? チャチャゼロくん? なんか輝いてませんか?」
「あ? そうか? ……いや、ンなこたねえンじゃね?」
「……いや、いやいやいやいやいや、なんかこう、生き生きしてません?」
生き生きしてるというか、生きているというか?
内心動揺しまくりで聞けば、チャチャゼロくんはフッと、どこか晴れやかに笑いながら
「……かもな」
なんて爽やかっこよく答えてきました。
い、いったい何が……?
「ルァアアアアアアアイフウウウゥゥゥゥゥ!!!!!!」
てワーオエヴァちゃんじゃないですか。
どうしたんでしょう殺意の波動なんか漲らせて。
なんかすんごい勢いで突撃してきたのを
「えい」
足払い。
「えぶっ!!」
顔面から肉床にダーイブするエヴァちゃん。
床はぐにゅぐにゅしてるんで大して痛くないはず。
「はいはい落ち着きなさいよエヴァちゃん。何をいきなりエキサイトしてるんです?」
「やかましい!!今日という今日は「ご主人」」
おや、チャチャゼロくんがエヴァちゃんに肉と酒の注がれたグラスを差し出しましたね。
「まぁ落ち着けよ。ホレ、こいつの言ってた『宝石肉』だ。うまいぞ?」
「うるさい!私は今それどころじゃ……って何だこれは!?」
おぉ、いい反応です。
エヴァちゃんは光り輝く宝石のような肉に目を真ん丸にしています。
「食ってみろよ。人生変わるぜ?」
「そ、そうか。じゃ、じゃあ先にこっちを……」
そういって釘付けになった目のまま、ゆっくりそれを口にして。
「っっっ!!?」
エヴァちゃんはカッと瞠目し、次いで目に見えてうれしそうな、楽しそうな、”おいしい!!”というのが一目でわかる顔に。
「フフフ……」
「(もきゅもきゅ)な、なんだいきなり。気持ち悪い」
「いえ……やっぱり食事はみんなで食べるものですね」
え?美食會に切った啖呵はどうしたって?
あれ冗談ですよ?
いえね? 私、あんな風に己のエゴを突きつけてくる人に、「じゃ俺もそうするー!手始めにまずお前な」ってやるのが好きなんです。
ていうか、彼らに私みたいなこと言った人って『トリコ』の世界にいないんでしょうか……いないんでしょうね。
それでも分け与えるとかしそうです。
さて!!ではいよいよ私もいただきましょう!!!
それにしても美しい肉ですね……改めてみるとまさに芸術品といっても過言ではないでしょう。
原作で見たやつよりかは二回りほど小さいのが惜しいですが、なに、分け合えば余ると言いますしね。
さぁ、いただき……ん?
…………………………………………チッ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
急に黙り込んだライフに、二人は不思議そうな顔を向ける。
いつものライフなら、狂喜乱舞しつつ真っ先に『宝石肉』に飛び掛かり、八割方を食い尽くしそうなのに、それもせずに『宝石肉』とは反対の方向を睨みつけているからだ。
「……エヴァちゃん、チャチャゼロくん」
「ん? 何だ?」「どした?」
「非常に残念で惜しくて悔しいですがコイツを持って全速力でここから離れます」
「ど、どうした急に」
「……いえね? どうもこの象を麻痺らせてるノッキングや毒の効果が切れかかっているみたいです。消化されたくなければ逃げますよ」
そう言ってライフは口腔にエネルギーを溜め、極太光線を吐き出す。
吐き出された光線はリーガルマンモスの内臓肉壁を貫通し、外までの大きな直通トンネルを作り出した。
と、同時、辺りが揺れ始めた。
低い、巨大豪華客船の警笛を何倍にもしたかのような唸りが空気を震わす。
リーガルマンモスが目覚めかけているのだ。
「さ、エヴァちゃん。行きますよ!」
「ま、待て! 自分で歩けうわあぁぁぁぁ!!」
「ご主人俺を掴むんじゃねギャアアアア!!」
片手に『宝石肉』、片手にチャチャゼロ抱いたエヴァンジェリンを引っ掴み、爆発的な加速で飛び出すライフ。
あっという間に脱出し、ごく短い悲鳴の残響を残しつつ地の果てに消えていった。
後には束縛から解放されつつある『リーガルマンモス』のみが残った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
踏んだり蹴ったり。
それが今のリーガルマンモスを表す言葉だろう。
飢えていたところに毒を入れられ、内部から食い漁られ、『宝石肉』は強奪され、あげくに人が通れるほどの穴まで空けられた。
ひどい不幸だ。
まあその程度、山のような巨体には微々たるダメージなのだが。
内部のダメージも空けられた穴も既に塞がっている。
リーガルマンモスは依然変わりなく進撃し、進行上の全てを喰らう災害と化すだろう。
と、そこへ『流れ星』が落ちてきた。
その『流れ星』は、美しい黄金、太陽の輝きを放っていた。
その輝きがフッと消えると、そこには一人の男が立っていた。
ジョー・ジョーンズ。
ライフが初めてこの世界に降り立った日からずっと追跡していたハンターだ。
「チッ……また逃がしたな。本当に勘のいい奴だ」
彼は忌々しげに舌打ちした。
彼はベテランの狩人だ。
狙った獲物は誇張でなく逃がさない。
絶対にだ。
その彼が数ヵ月に渡りアンノウンを取り逃がし続けていた。
今ではもう、ジョーはアンノウンをたかが『とても賢い知的生命体』とは思っていない。
『非常に狡猾で強靭な新人類』と考えている。
高速での追跡を振り切り、先回りしての待ち伏せを直前でコースを変更してかわし、50の予測ルート全てに仕掛けた罠のどれにもかからない。
さらに最近の目撃情報では、信じ難いことに『闇の福音』、百年の月日を生きた真祖の吸血鬼と行動を共にしているという。
しかも被害は行く先々で止まらない。
地形の破壊に生息動物の全滅、自然環境をことごとく崩壊させてまわっている。
勝手気ままに暴れまわり、目につくものは食い尽くし、あとは野となれ山となれ。
自分<テメェ>さえよければそれでいい、もはやこの地上に生きてていい生物じゃない。
そんな生物を未だに捉えられない自分に、ジョーは舌打ちした。
だが、天は彼に味方した。
『災害級未確認生命体』、つまりは最優先駆除目標になった目の前のこいつに、何のつもりかアンノウンが進路をとったのだ。
「そしてようやく捕捉した……もう逃がさねえ」
と、そこへ飢えた『リーガルマンモス』が再び進撃を開始する。
ジョーはそれに対しカリカリと頭を掻くと
「……やれやれだな」
消えた。
「全開は疲れるから嫌いだ……年は取りたくねえな」
毛皮の上に立ち、ジョーは水筒の水で喉を潤していた。
「しかしやれやれだな。完全になまってやがる」
ジョーンズは顔をしかめながら、ソレを見る。
『リーガルマンモス』、その頭だった部分。
そこは今、思い切り凹んでいる。
額から上が顎下に向かってクレーター状に凹み、半分程度の大きさになっている。
もちろん、中身は目やら口やらから飛び出したままだ。
「ワンパンで頭破裂させてやろうと思ったのによ……へこませただけか」
そう言うと、ジョーはふわりと宙に浮いた。
気の放出の応用で空を飛ぶ、武空術だ。
さらに黄金のオーラに包まれ、流星のように空を翔る。
「このままいけば……2日はかかるな…だが」
ジョーは獰猛に笑い、未だ姿すら見ていない好敵手に向けて吠えた。
「わかってんだろ?逃げられねえのは……決着つけようぜ!アンノウン!!」