未来を見つめるフュティール   作:世界をおおいに盛り上げるための以下略

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真実の幻影

薄暗い夜の公園

男が一人夜空を眺めている

彼は、何かを見つめているようで何かをさがしているようだった。

ベンチに座るその男は、何かに怯えているようだった。

夜の公園は、静けさに満ちていた

壊れかけた電灯が彼を照らした

その時、彼の横に男が座った

 

「おい、にいちゃんこんな夜中に一人とはずいぶんと肝がすわってんじゃーねーか」

 

その男は黒い衣服に体を包んだ柄の悪い不良だった

さらに男は続けた

 

「にいちゃんわかってるよなぁ さっさと金出したほうが良いよなぁ」

 

「お、俺に近寄るんじゃぁぁぁねぇぇぇ」

 

彼は狂ったように叫んだ

かれは怯えていた、その柄の悪い男ではなく

彼の後ろの”何か”に

 

 

「うるせぇぇんだよぉぉ てめぇはさっさとかねだせばいいんだよおぉぉ」

 

その男は怒っていた おそらくその男は短気なのだろう

 

「あんまりなめてるとよぉぉ ちょっくら痛い目みるぜぇぇぇ」

 

男が殴りかかろうとした 瞬間

 

「来るな! くるんじゃあぁねぇぇ」

 

その声に反応するかのように彼の後ろの”何か”が飛び出した

そいつは人の形こそしていたが人ではなかった

 

『ウギェェェェェェァァァァァァァ』

 

奇怪な呻き声とともにそいつは男に殴りかかった

「ウゲェェェェエエエエエ 」

 

男は吹き飛んだ そう約2mほどだろう

男は自分になにが起こったかを理解する事はない

なぜならその”何か”はその男には見えないのだから

男は血を吐いて倒れた

 

「な、なんなんだぁよぉぉ この俺に取り付いているこの悪霊はよぉぉぉ」

 

その何かは彼の背中に戻っていった

 

「悪霊? そいつぁぁ ちょいとちがうなぁ」

 

暗がりから人影が出てきた

その男は、白いハットをかぶり奇抜なファッションに身を包んでいた

年齢は50歳前後だろう

 

「だ、だれなんだぁおめぇぇはよぉぉ」

 

彼は正気ではなかった。

それは言うまでもない人を殺してしまったのだから

 

「心配することはねぇ 実はおれにもソイツを出す事ができるんだ」

 

その時! 男の背中から何が浮かび上がった

男から出たソイツは人の姿とはかけ離れており、何て言えばよいのだろう

それは魚のようでもあり鳥のようでもあった

翼が生えていて、かと思えばエラで呼吸しているようだった

時より

 

『シャァァァァ』

 

という鳴き声をあげていた

 

「こいつがおれの”スタンド”アイネ・クライネ・ナハトムジークだ!」

 

「なんなんだぁそいつは」

 

彼には理解できなかった

スタンドとは何か そして男が何なのかも

 

「説明するとちょいと長くなるぜ 俺について来な」

 

男は歩きだしたそして彼も何もわからぬまま何かにすがりつくように男についていくのだった

公園にはふたたび静けさがもどった

 




初めてなので暖かい目で見守ってください
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