アザミはダンジョンから出てすぐに自分のホームへと帰っていった
魔石はほとんど取れなかったので換金所にはいかなった。アザミはそれよりも気になることがあったからだ
「誰かいるか?」
アザミはホームに戻り次第声を掛けたが返事はない
「あいつはバイトか、気になることがあったのだが…。まあいい、帰ってくるまでぶらぶらしとくか」
と言い、外へ行った
ベル視点
謎のモンスター湧きにあったベルはフラフラしながら豊穣の女主人の目の前を通り過ぎようとした時
「お前は!丁度いいところに通ったにゃ!」
アーニャはベルの襟首を掴んで笑顔で話しかけてきた
「アーニャさん!絞まってる!絞まってるから!」
「にゃははは、ごめんごめん、ちょっと頼まれてくれないかにゃ?」
「何をでしょうか?」
アーニャは何かの包みを出してベルの前に突き出した
「えっと…?」
「これをシルに渡してほしいにゃ、シル、今日お祭りだからって楽しみにしてたのに財布忘れて行ったのにゃ」
「なるほど、わかりました。任しといてください」
ベルは財布を受け取りシルを探しに祭りで賑やかになってる方へと歩いて行った
フレイヤ視点
(あの魂の透明な少年、とても気になるわ。少しちょっかい出して見ようかしら?そして、もう1人気になるのは…)
フレイヤの視線の先には肉眼では見えてない真っ黒、深淵を見ているような魂の持ち主が何か気になっていた
アザミ視点
(今日は何かの祭りなのか?街が一層騒がしいな)
アザミは怪物祭の存在を知らなかった。だが、時間潰しには丁度いいと祭りの賑わいの中に入っていったとか、何かに見つめられている感じがしその方向を睨むが距離が遠かった為、目を凝らした
「あれは、ロキともう1人は神か?何故私を見ている?怪しいそぶりはしてないはずなのだが…」
アザミはその神の視線が感じられなくなったので気にせずに歩き始めた
ベル視点
「シルさんいないな〜」
ベルは一生懸命シルを探していたがこの人の数の中からたった一人を探すことなど普通はムリだ
「おっ!ベル君じゃないか!こんなところで会えるなんてやっぱり僕たちは運命の赤い糸で結ばれてるんだね」
ヘスティアはベルを見つけデートに誘い、ベルはなし崩しにそれに付き合った
ベルはヘスティアと一緒に街をうろついていたら白い大きなゴリラ似のモンスターがコロシアム外壁にしがみついてヘスティアを見た瞬間走ってきた
「神様!なんかあのモンスター神様の方に来てるんですけど!?知り合いですか!?」
「僕も初対面だよ!」
「とにかく逃げましょう」
この後、ベルはヘスティアを隠して自らを囮にしてモンスターと対峙していた
(やっぱり僕じゃダメなのかな?)
ベルは白いゴリラもといシルバーバックに追い詰められいた。シルバーバックはベルにトドメを刺そうと近づいて来ようとした時、シルバーバックはいきなりその場から固まり動かなくなった瞬間この窮地から脱したらヘスティアがベルに抱きついてきた
「神様!なんできたんですか!?ここは危ないのに…僕じゃあなたを守れないのに」
「ベル君、ベル君は自分のことを低く見過ぎなんだよ、君は強い、強いんだ、戦って見ないかい?」
ヘスティアはベルにヘファイストス製のナイフを渡しながらベルのやる気を出させていた
その頃
「あいつは馬鹿なのか?私が動きを止めてるからいいものの…まあ、ベルにはいい経験になるはずだ。少しばかりは目を瞑っといてやろう」
アザミは二人のドラマチックな場面を見ながらシルバーバックの動きを止めていた。ベルがナイフ構え出したのでシルバーバックの拘束を解く
「あとは、お前次第だ」
ベルの後ろ姿を観衆なら紛れながら見ていて、ベルがシルバーバックを倒したのを見たのでホームへと帰る
アザミがホームに帰ろうとしている途中、とある凶刃がアザミを襲ってきた