夏己たちは学園の教室でこの世界の千冬に説明していた
「つまり、お前たちはガイアメモリという物を追って、この世界に来たのか」
「そうです、しかし、この世界が俺たちがいた世界の過去じゃなくて、パラレルワールドだったとは」
「本当だよ、まったく」
「しかし、そのガイアメモリという物で人間が怪人に変身し、ISでは勝てない奴らとは」
「そうです、織斑先生、ですからガイアメモリは私たちにまかせてください」
「わかった、だが、更識たちが警察の人間になってたとはな、しかも五反田が上司とはな」
「まぁ、俺自信もびっくりしましたよ」
「話はわかった、もう出て大丈夫だ、だが、大道だけは残ってくれ」
「わかりました」
弾と楯無は教室から出て、夏己とこの世界の千冬だけ残った
「それで何ですか?」
「お前は違う世界の人間とはいえ、一夏なのだろ?」
千冬は気になってた事を聞いてきた
「まぁ、そうなります、ですがもうその名前には戻りません」
「お前の世界の私は受け入れたのか?」
「それはわかりません、本人に聞いてみないと、さっき屋上に行くのを見たのでまだいるかもしれません」
「そうしてみる」
「じゃ、俺も行きます、メモリを見つけないといけないので」
夏己も教室から出た
「自分自身に聞くのは複雑な気持ちだが、仕方ないか」
スーツを着た千冬は屋上に向かった
食堂では弾や箒、シャル、簪、楯無がこの世界一夏たちと話してた
「まさか、弾が刑事とはしかも署長クラスとは」
「本当よね、違う世界から来たて事にも驚いたけど、それが一番の驚きね」
「それに僕が結婚した事にも驚いたよ」
「あぁ、それに重婚出来るとは」
「本当に夫婦になれるとはな」
「わたくしたちも結婚するとは」
「僕たちの世界は色々あってね、それで男性の人口が激減しちゃてね、それで全世界が重婚を認めたんだ」
一夏と鈴は弾が刑事をしてる事に驚き、シャルロットは結婚をしたという事に驚いていた
「よお、みんな!」
そこに夏己が来た
「夏己!」
「本当に一夏と似てるな」
この世界の箒は夏己と一夏が似てるという事に驚きを隠せなかった
「まぁ、一応元織斑一夏だからな」
「なら、どうして名前を変えてるだ?」
一夏は夏己に聞いてきた
「捨てたんだよ、織斑一夏の名前を」
「じゃ、千冬姉の事も!」
「あぁ」
「何でそんな事したんだ!」
一夏は夏己の胸ぐらを掴んだ
「色々あっただよ」
「一夏、落ち着け!」
箒たちは一夏の手を離させた
「知りたいなら、俺と戦え、勝てば話してやるよ」
「わかった、なら話すだけじゃない、元の名前に戻って千冬姉ともう一度暮らせ!」
「いいぜ」
夏己は一夏と勝負することになった
屋上、そこにNEVERのジャケットを着た千冬が空を眺めていた
「いましたか」
そこにスーツの千冬が来た
「何の用だ?」
「あなたに聞きたい事があって」
「聞きたい事?」
「あなたは自分の世界の弟が名前を変えて生きてる事を受け入れたのですか?」
「最初は受け入れられなかったさ、だがあいつが私といた時には見せなかった顔を名を変えてからよく見せていた、その時にわかったのさ、あいつはもう私の元には帰ってこないとな」
「そんな…」
「それにあいつを助けてくれた人から家族から逃げてただけだと言われたよ」
「助けてくれた?」
「あいつは第2回モンド・グロッソの決勝戦前に誘拐されてな」
「それはこの世界でも一緒です」
「そうなのか」
「はい」
ジャケットの千冬はこの世界でも一夏が誘拐されたと知り驚く
「けど、私は決勝を放棄して助けに行きました、助けたというのはあなたよりも前に来たという事ですか?」
「そうだ、どうやら世界が違うと展開も違うようだな」
「どういう事ですか?」
「私は表彰式の時に知って、急いで監禁されてる倉庫に向かった、でもそこには何もなかった、誘拐した奴も倉庫も」
「一体?」
「何もわからなかった、だがその時にあいつは織斑一夏の名を捨てたて事は後からわかったさ、そしてあいつを助けてくれた人にお前は死ぬまで地獄を見ないとあいつの地獄はわからないと言われてな」
「地獄…」
「そして私は決めた、死ぬまで地獄を見ると、そのためにはあいつに触れる事は許されないと心に決めてな」
「触れる事が許されないて、彼が許せば触れる事は出来ますよ」
「本当の意味で私はあいつには触れてはいけない、触れればあいつは死ぬからな」
「死ぬて、どういう事ですか!?」
「こういう事だ」
ジャケットの千冬は裾を捲り、腕の中で動く蜘蛛を見せた
「その蜘蛛は?」
「メモリの怪人、ドーパントにかけられた呪いだ、この状態で一番愛する者に触れれば愛する者は爆発して死ぬ」
「なら、そのドーパントを倒せば、それは消えるじゃ!」
「恐らく倒しても消えないだろ、メモリを破壊してもな」
「そんな…」
「けど、決心は固まった、下手に近付けば触れてしまいそうだからな、これで私はもう触れる事はもう出来ない、この世界で奴らを倒して、元の世界に戻ったら二度と会わないでいる、それがあいつのためだ」
「…………」
「話は終わりか?私はドーパントを捜しにいく」
ジャケットの千冬は屋上から出た、残されたスーツの千冬はただ立ち尽くしていた
「鳴海さん、今ならあなたがどんな覚悟で戦っていたのかわかります」
ジャケットの千冬は階段を降りながら、荘吉の覚悟を知った
「あ、いましたか」
「五反田か」
そこに弾が来た
「どうした?」
「いや、それが夏己とこの世界の一夏が勝負する事になりましてね」
「勝負?」
「はい、夏己が織斑一夏の名を捨てた真実を知るのとあなたの元に戻れと言ったですよ、一夏が、まぁ一夏が勝ったらの話ですが」
「そうか、だが私はもう一緒にはいられない、本当の意味で、それだけは伝えておけ、一夏の方にな」
「はぁ、わかりました」
弾は千冬の言葉の意味が少しわからなかった
「やれやれ、厄介な事になりそうだな」
ジャケットの千冬は外に止めてあるスカルボイルダーまで向かった
「千冬姉!」
今度は一夏が来た
「何だ?」
「俺があいつを千冬姉の元に帰すよ、だから待っててくれ!」
そう言い、一夏は千冬に触れようとする
「触るな!」
千冬は一夏から離れる
「どうしたんだよ?」
「私に触らないでくれ」
千冬はそれだけ言い残し外に向かった
「いくら世界が違うとはいえ、この世界の一夏も死ぬかもしれない」
千冬は世界が違うとはいえ、この世界の一夏も死ぬ対象になるかもしれないと思い、触らせなかった、そして外に出て、スカルボイルダーに乗った
「神崎、これ以上お前の好きにはさせない!」
千冬はスカルボイルダーを走らせた
とある場所
「やっと完成しましたか、ナスカメモリが!」
そこにいたのは神崎だった
「さて、このメモリをどっちに使わせようか」
神崎はこの世界の一夏と千冬の写真を見ながら言ってた
「やはり、面白い展開にするためにこっちにしましょう」
神崎はどっちに使わせるか決めた