新たな物語   作:tatuo

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家事チェック

 

 

 

休みの日、箒たちは克己の自宅におり、夏己もいた

 

「さて、今日はお前たちの家事を見る、まずは掃除、洗濯だ、始め!」

 

「了解!!」

 

箒たちは掃除と洗濯を始めた、箒、シャル、鈴は慣れた手つきであっという間にこなしたが、セシリアとラウラは出来ていなかった

 

「セシリア、あんた何してんのよ!」

 

「何がですか?」

 

「洗剤を一箱入れるなんて、何考えてんの!」

 

セシリアが洗剤を丸々一箱入れてしまい、鈴とシャルに止められる

 

「この方が綺麗になるのでは?」

 

「ならないよ!!」

 

それを見ていた克己と夏己は

 

「大丈夫かよ、セシリア」

 

「ほとんどメイドがやってきたからな、自分はやったことがないんだな」

 

「まぁ、向こうも心配だな」

 

「確かに」

 

二人は箒とラウラの方を見た、せっかく箒が綺麗にした所をラウラが汚してしまっていたから

 

「ラウラ、そこはもう掃除したからやらなくていい!」

 

「何言ってる、まだ汚れてるではないか」

 

「お前が汚したからだろ!」

 

 

ラウラもかなり酷かった、ちなみにセシリアとラウラが駄目にした所は夏己と克己が後で綺麗にした

 

 

「さて、次は料理だ、材料はこちらで用意した、どれでも好きなのを使え、それじゃ始め!」

 

箒たちは調理に入った

 

「料理は作れないとまずいな」

 

「まぁ、言えてるな」

 

「二人は料理が出来るまで、ゆっくりしてて」

 

「わかった」

 

「なら、夏己、修業部屋に行くぞ」

 

シャルに言われ、夏己と克己は修業部屋で特訓をした

 

 

 

「セシリア、何それ…」

 

鈴はセシリアが作っていたものに困惑した、それは赤いスープのようなものだった

 

「まだ、赤みが足りませんわね」

 

セシリアはタバスコ、ケチャップを大量に入れていた

 

「最早、料理とは呼べないな」

 

「うん」

 

箒とシャルは頷いた

 

「出来たぞ!」

 

ラウラが他より早く料理を完成させた

 

「何それ?」

 

「おでんだ!」

 

「いや、見ればわかるわよ!」

 

ラウラが作ったのは串に刺したこんにゃく、大根、ちくわぶだった

 

「何でそれなの?」

 

「ドイツにいた時の副官が言ってた、日本のおでんはこうなんだろ?」

 

「その副官クビにした方がいいわよ」

 

鈴に言われるラウラ、その時爆発音がした

 

「あら、失敗してしまいましたわ」

 

「レーザーで加熱するなんて、何考えてるの!」

 

音の正体はセシリアが料理をピットのレーザーで加熱しようとしたが、料理は無くなってしまい、焦げた鍋だけが残った、そしてその後料理が全員完成し、夏己と克己を呼んだ

 

「じゃまずは、篠ノ之からだ」

 

「私はこれです」

 

箒が出したのはカレイの煮付けだった

 

「うまそうだな!じゃ、いただきます!」

 

二人は煮付けを食べた

 

「旨いな!」

 

「確かに、ここまでとはな」

 

箒の料理は好評だった

 

「では結果発表だ、篠ノ之の家事は大丈夫だ、だから」

 

 

「…………」

 

箒に緊張が走った

 

「夏己と結婚していい」

 

「ありがとうございます!」

 

箒は大喜びした

 

「次はシャルロットだ」

 

「はい!」

 

シャルロットも料理を出した、シャルロットの料理は鶏の唐揚げだった

 

「いただきます!」

 

夏己たちは唐揚げを食べた

 

「この唐揚げ、ジューシーで旨いな!」

 

 

「あぁ、食べやすい味だな」

 

 

シャルロットの唐揚げも好評だった

 

「よし、シャルロットの結果発表だ、シャルロットも合格だ」

 

「てことは?」

 

「結婚していい」

 

「やったー!」

 

シャルも喜んだ

 

「次は凰だ」

 

「私は肉じゃがよ!」

 

鈴は二人に肉じゃがを出した

 

「いい香りだな、いただきます!」

 

「旨いな」

 

「確かにジャガイモもホクホクだな!」

 

鈴の肉じゃがも二人には好評だった

 

「凰、お前も合格だ、結婚していい」

 

「よし!」

 

 

 

「次はボーデヴィッヒだ」

 

「は!」

 

ラウラ串に刺したおでんを出した

 

「何だこれは?」

 

「おでんです!」

 

「見ればわかるよ」

 

「まぁ、食べるか」

 

二人はおでんを食べた

 

「普通だな」

 

「普通のおでんとしか言えないな」

 

二人のリアクションは普通だった

 

「よし、ボーデヴィッヒ、お前は」

 

「………」

 

「不合格だ」

 

 

「何故です!兄上!」

 

「お前は掃除も出来てない、料理もこれじゃ夏己との結婚は認められない、だから全部ちゃんと出来るまでみっちり修業だ、いいな!」

 

「り、了解です!」

 

「オルコット、お前もだ!」

 

克己はセシリアを指しながら言った

 

「何故、わたくしもなのですか!」

 

「お前も洗濯は出来てないわ、しかもあれは何だ!」

 

克己は焦げた鍋を指した

 

「あれは…」

 

「お前は何が作りたかったんだ?、料理か?それともあの鍋なのか?」

 

「うう…」

 

セシリアは何も言い返せなかった

 

「二人はちゃんと家事が出来るまで、夏己とは結婚させない、結婚したかったら、ちゃんと出来るようにしろ!」

 

「了解」

 

「わかりましたわ」

 

セシリアとラウラはこの段階では認められなかった

 

「よし、三人はどんな結婚式にしたい?」

 

「え?」

 

「克己さん」

 

「もう決めるの!?」

 

三人は克己のはつげんに驚く

 

「メモリがまだ残ってるからな、そうなるとゆっくり考えられないからな、すぐに考えて決めた方がいい」

 

「じゃ、私は神社で挙げたいです、白無垢で」

 

「篠ノ之は白無垢で神社と、シャルロットは?」

 

「僕はウエディングドレスを着て、教会がいいです」

 

「シャルロットはウエディングドレスで教会と」

 

「私は中国の伝統衣装を着て挙げたいです」

 

「凰は伝統衣装と」

 

克己は三人の希望をメモした

 

「あの、わたくしたちは?」

 

セシリアが聞いてきた

 

「お前らはまず家事をなんとかしろ!」

 

克己にそう言われ、シュンとしてしまうセシリア

 

「兄さん、お金はどうするの?」

 

「金なら俺にまかせろ、それぐらい出す」

 

「いいのですか!」

 

克己が結婚式のお金を出すと言ってそれに驚く箒

 

「凄いですね」

 

「三人分のお金とかいくらになるのよ」

 

「お前らは気にしなくていい、よし今日はもう好きにしろ」

 

克己がそう言った時、夏己の携帯に弾から連絡が入った

 

「弾、どうした?」

 

「夏己、ドーパントだ、しかも三体だ!」

 

「わかった!」

 

夏己は電話を切った

 

「みんな、ドーパントが出た、行くぞ!」

 

「わかった!!」

 

夏己たちはドーパントを倒すために向かった

 

 

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