箒、シャルロット、鈴は夏己との結婚を認められ、自分たちでプランを立てていた、セシリアとラウラは家事の修業をしていた、そんな中、千冬が二年ぶりにIS学園に戻ってきていた
「こうして会うのは二年ぶりですね」
「そうですね」
克己と千冬は職員室の奥の部屋で話していた
「しかし、ここまで来るのも大変だったのではないですか?」
「えぇ、まさかあんなに生徒が集まるとは」
千冬はIS学園に着いた時、学園の生徒に囲まれてしまっていた
「まぁ、その話は置いといて、何かあったのですか?」
「実はこの間、ある街にあったメモリの製造所を潰したのですが」
「どうしたんですか?」
「その製造所の責任者を名乗る男に会いまして、その男は自分が作りたいメモリのためにそこはいらないと言ってたんです」
「作りたいメモリ?」
「ユートピアのメモリと同じタイプのゴールドメモリでナスカというメモリて言ってました」
「ナスカ、シャルロットのISに組み込まれたメモリの名前と一緒ですね」
「えぇ、それと聞きたいのですが、私たちが使ってるメモリと敵が使ってるメモリは何が違うですか?」
「夏己、弾、シャルロットのメモリはT2、自分が使ってるメモリはT1です」
「私のメモリは?」
「織斑さん、メモリを出してください」
「はい」
克己に言われた通り、メモリを出す千冬
「織斑さんが使ってるメモリはT2ですね」
「どこで違いがわかるんですか?」
「端子の部分です、T1は銀色でT2は青みがかかってるんです、そして敵が使ってるメモリはT1の前のタイプのメモリです」
「メモリにも種類があるんですね」
「ISに例えれば、敵が使ってるメモリは第2世代、T1は第3世代、T2は第4世代て思ってください」
「わかりました」
「それとこれからはどうしますか?」
「ナスカメモリを作ると言った男を捜します」
「そうですか」
「私は失礼します、わざわざお忙しいところすみません」
「いえ」
千冬は部屋から出ようとした
「そうだ、織斑さん、伝えたい事があるのです」
「伝えたい事?」
「えぇ、夏己の事なんですが、夏己は卒業したら篠ノ之たちと結婚します」
「そうなんですか、おめでとうございます」
「あなたは来なくていいんですか?」
克己は千冬に聞いてきた
「どういう意味ですか?」
「夏己はあなたの元“弟“でもあるのですよ」
「私はもう彼には触れることは許されません、ですから式を見るのも許されないのです、篠ノ之たちとの間に子供が産まれればその子にも触れる事は当然出来ません、ですから私は行きません」
「そうですか」
「ただ、おめでとうとだけ伝えておいてください」
「わかりました」
千冬は部屋から出た
「二度触れる事は許されないか、どうやら、本当に死ぬまで地獄を見るつもりなんだな」
千冬の言葉を聞いて克己はわかった、千冬は愛する者に二度触れる事が出来ないつもりでいることを、それが千冬が死ぬまで見る地獄だと
「まぁ、あの人が決めた事に俺は口を出さん」
克己はそう呟いていた
「中々、見つからないな」
夏己は嘆いていた
「早いとこ次の生徒会長を見つけないと、夏己、お前卒業出来ないぞ」
夏己は次の生徒会長が中々決まらない事に焦っていた
「マジでどうしよう」
「もういっそのことクジで決めたらどうだ?」
「それしかないな」
弾の提案に乗る夏己だった
「なら、全校集会を開いてやるか」
「そうだな」
夏己は全校集会を開いて、そこで決める事にした
一方、箒、シャル、鈴は教室で結婚雑誌を読み、プランを立てていた
「う~ん、どこがいいかな?」
「私は自分の神社で挙げる事にした」
「箒、確か実家が神社て言ってたよね」
「何をしてるんですか?」
そこに山田が来た
「山田先生、僕たち卒業したら夏己と結婚するんで、そのプランを立てていたんです」
「山田先生もぜひ来てください」
「え?…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇー!」
山田は驚いてしまった
「山田先生!」
「け、結婚てどういう事ですか!?」
「言葉通りです」
「私たちはもう結婚出来る年齢だから、何の問題もないわよ」
「いや、で、ですが!」
「山田先生、落ち着いてください」
「落ち着けるわけないじゃないですか!それに大道先生は認めたんですか!?」
「認めましたよ」
そこに克己が来て、言った
「大道先生、どうしてですか!?」
「彼女たちから結婚させてくれて言われましてね、それに夏己にはいいストッパーになりますしね」
「でも、重婚は出来ないじゃ」
「山田先生、国は重婚を認めてます、あなたも真実を知ってる人間ですから、わかるはずです」
「確かに男性の人口は激減しましたけど、まだ未成年ですよ」
「山田先生、何をそんなに焦ってるのですか?」
「いや、私は教育者として!」
「彼女たちはドーパントとの戦いで心も成長しました、それに結婚したからて、彼女たちはドーパントとの戦いから身を引くとは言ってません」
「しかし!」
「話はもういいでしょう、お前らどこでやるか決めたか?」
「話をそらさないでください!」
克己は山田との話を勝手に切り上げ、箒たちに聞いてきた
「私は実家の神社です」
「僕はやっぱり、景色が見える教会で」
「私は衣装が似合う場所かな」
三人はそれぞれ言った
「わかった、それと挙げる順番を決めておけ、さすがに一日では無理だからな」
「わかりました」
この時三人は火花を上げていた、山田はその光景に怯えていた