テイルズオブルーン   作:無意識南無南無二世

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疲れた…






それではどうぞ!



後書き修正しました


アレスティア
仲間


「精霊よ!我らを癒したまえ!リカバー!」

暗闇の世界で少年が魔法を仲間にかける。

「水の精よ!妾に力を貸しなさい!タイダルウェーブ!」

女の堂々たる詠唱、続く津波のような水流。

暗闇が悶えて苦しがる。

「これでどうや!獅子戦吼!」

猛々しい少女の声、彼女の荒ぶる攻撃が暗闇を痛ぶる。

「ガァァァァァァァァ!!」

暗闇の雄叫びが響き渡る。

「剛招来!とっととくたばれや!」

猛々しく少年が走る。拳を暗闇に力一杯抉りこませる。

「グガァァァァァァァ!」

暗闇から凄まじい量の白煙が舞う。

「やったか?」

しばらくの静寂の後、彼らは白煙の中に影を見る。

「なんや…あいつ…!」

「「んな!」」

「妾の魔術がきかぬじゃと?!」

そして、彼らは暗闇の攻撃を避けきれずに地に膝をつける。

「ククククク…クハハハハハハ!うぬら人間ごときが我を倒すだと?笑わせる!終わりだ…ブラックホール!」

「マズい!奥義!‐‐‐‐‐‐!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………かなぁ?……い。」

「…で…いと……ますが…………せんね…」

声が聞こえて、僕は眼を開ける。

「あ、起きた?」

少女の声に僕は小さく頷く。

「失礼ですがお名前は?」

青年が僕に言う。

「僕の…?」

「えぇ、そうです。貴方の名前です。」

まだ少ししっかりしない頭をフル回転させる。そして、少ししてようやく自分の名前を思い出す。

「僕はガレオット・ハルトマン…」

「あー!ハルトマンと言えばさ!私、昔の本で名前を見た事あるよ!昔のアレスティアグリーデの王女のレアルティア・ハルトマン=アレスティアグリーデ17世、彼女は膨大な魔力を持ち、魔法を扱う事を得意とする。そして、最初の異世界の魔物、ナーヴ・レクイアの襲撃からこの世界の多くの民を守ったとされているよ。次が英雄ダリア・ハルトマン、彼は後に大罪を犯してしまうが、人の負の感情から生まれた魔物、シャードのアレスティアグリーデ王都襲撃を阻止し、シャードを全滅させ、アレスティアの民の心を救ったとされているよ。そして、数多くの伝承、書物でも一番謎なのが『デネス』なんだ。」

彼女はとても楽しそうに話す。

「凄い知識だね…」

僕の頭の中はもうフォトンみたいに真っ白だよジョセフィーヌ。

「あ、私はカリン・ルアルティ!カリンって呼んで!んで、この子は私の騎士のグレイだよ。」

「私がカリン様の騎士、グレイ・アーヴィングです。私もグレイとお呼びください。」

グレイは姿勢よく敬礼をする。

「僕はガレオットで良いよ。それじゃあ、カリン、グレイ、またね。」

そう言って、僕がその場を離れようとすると、カリンに服の袖を捕まれる。びっくりして振り返るとカリンが僕の顔を見て言う。

「私達についてこない?て言うか、仲間になって!」

グレイはいつもの事だと言わんがばかりの顔だ。もちろん、僕はかなりびっくりしたけどね。すると、グレイがこんな提案をする。

「ならば、入団試験として、試合をしましょう。」

「じゃあ、私が相手よ!」

カリンが忍者刀を構える。僕は魔法を唱えた。

「精霊よ、僕の体を守って!バリアー!」

青い光が体を包み込む。

「剛招来!いくよ!三散華!」

一撃目は左にかわし、次は後ろに下がって、最後は刀身の下からカリンの腹に蹴りを当てる。カリンの体が後ろの木に激しくぶつかる。しかし、彼女の姿はなく、後ろに気配を感じて振り向く。

「忍法!変わり身の術!なんてね!飛燕連脚!」

カリンの足から強烈な蹴りがはなたれる。その蹴りはガレオットの脇腹にあたり、ガレオットは吹っ飛んで先ほどの木にぶつかる。

「ガッ!」

バリアーのおかげでダメージをかなり軽減出来たが、ガレオットには強烈な一撃となった。

「とどめよ!虎牙破斬!」

カリンは休む間もなく追撃を仕掛ける。それがガレオットの狙い通りだった事も知らずに…

「今だ!守護方陣!」

カリンの動きが止まる。そして、追撃を仕掛ける。

「チェックメイトだ!殺劇舞荒拳!」

ガレオットの蹴りが無数にカリンを攻撃する。カリンはとっさの事で回避出来ずにほぼ全ての蹴りにあたった。そして彼女が膝をつく。

「うぅ…私の負けね……ガレオットの実力を見謝ってたわ。」

カリンはあばらの辺りを押さえながら悔しそうに言う。

「ハハハ…そりゃ、どうも…」

僕は苦笑しながら答える。

ちなみに僕はこう見えて蹴りなら接近戦も出来るけど、魔法の方が得意だよ。

魔法も使ってたら、もっと楽に戦えたかもね。

「なるほど、手加減してこれほどの力を持つとは……ぜひ、私も手合わせ願いたい!」

グレイが期待の眼差しで僕を見る。

「連戦か…まあ、良いけど…ヒール!」

カリンが吐血したので、僕の魔法でカリンの体を回復させる。

「それでは、いきますよ!瞬迅剣!」

グレイの素早くて重い一撃がガレオットを襲う。なんとか、かわしきる。そして、彼から離れる。

「炎よ!ファイアボール!」

ガレオットの掌から炎の玉が放たれる。グレイはそれを叩き斬って防ぐ。

「やりますね。しかし、私も負けませんよ。魔神剣!」

グレイの剣からの衝撃波が飛ぶが難なくかわす。

「て言うか、手加減されてますよね!アイスニードル!」

ガレオットの掌から氷の針が複数飛ぶ。しかし、彼は焦る事もなく、軽々とかわす。彼は鎧を着てるのにかなり素早く動く。

「これぐらいはハンディキャップって言う事ですよ。三散華!」

彼の三連撃をかわし、素早く距離をとる。

「なら、本気できてください!僕も全力でいきますので!ホーリーランス!」

光の槍がグレイの頭上から降り注ぐ。それを彼は先ほどりよりも素早く動いてかわしきる。

「それならば、私も本気を出せてもらいますよ!秋沙雨!」

彼は先ほどよりも重く早い攻撃をする。最後の剣が肩にあたる。肩から滴る液体がやけに痛みを強く知らせてくる。

「ぐぅ…!癒しよ!ファーストエイド!」

流血したので回復魔法で少し傷が塞がるのを確認して次の攻撃を避ける。だが、先ほどの血に足を滑らせて横腹ががら空きになってしまう。

「隙ありです!魔神剣!」

(マズイ!かわしきれない!)

彼の攻撃がガレオットに直撃する。ガレオットが吹っ飛び街の壁にぶつかる。ガレオットが吐血した後、肩と横腹から血がポタポタとたれる。それを見てガレオットは降参する。

「僕の負けだ。ヒール!」

ガレオットは傷を癒し、そして言う。

「まずは病院に行かないか?怪我が酷いしさ。」

「私も賛成。なんか、骨が折れてるっぽいし…イテテ…!」

僕らの怪我は酷かったが、グレイは傷ひとつもない…

グレイはやれやれと言わんがばかりの表情で言う。

「そうですね。私は少し鍛練をした後に街に寄りますが、お二方は先に行っててもらえますか?」

ガレオットとカリンは頷く。カリンの案内で無事に病院に着いた。あばらが二本折れてたので全治1ヶ月って言われたかな。カリンはあばらが四本と鎖骨が折れたらしい。僕の応急措置の甲斐もあって全治2ヶ月半らしい。もちろん、入院生活となった。その日、僕は夢を見た。とても懐かしい夢だった。




最近、ルーンファクトリー4にはまりました。








では、次回もお楽しみに!








ちなみに歴代のテイルズオブの名字を使ってるのには特に意味はないです。
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