できるだけシリアスとギャグな感じの物語に出来たらいいなと思ってます。
あと、ゾイドとキリングバイツを追加します
OP『GATE~それは暁のように』
GATE編第一話 そうだ、東京へいこう
ある日の放課後、禍終素学園校庭にて全生徒全教師たちが集まっていた。
零斗「今日のこれってなんで集まってんの?」
霊夢「知らないわよ。紫がなんか全員に話があるからここにいるだけなんだから」
魔理沙「まぁどうせ紫のことだからまたなんかやるんだろうな」
学園長である紫からの話ということでみんな集まっているがまた何かイベントをやるのだろうと軽い気持ちであった。
藍「全員静かにしろ。これから紫様のお話がある」
紫「みんな集まっているわね」
紫の式神である藍と紫が生徒達の前に立つと話していた生徒達も静かになり紫の話を聞こうとしていた。
紫「まぁ細い話は後で各々のクラスの担任に聞いてもらうとして、要点だけ言うわね」
紫は一度コホンと咳払いしてから言葉を続けた。
紫「学校行事として学園の全員で来週に東京に旅行しに行きます」
生徒全員『マジで!?』
紫「マジです。というわけであとの詳しい話は各々の担任から聞いてね。私は旅行の手続きとか色々あるのでこれで失礼するわね」
紫はそう言うとスキマを作り出して、そのままスキマの中へと入っていった。
紫が消えたあとには生徒達は旅行の話で大いに盛り上がっていた。
アラタ「よっしゃ!何持っていこっかな」
くりむ「知弦、東京行くならディズニー行こうよ!!」
知弦「アカちゃん。ディズニーは千葉県にあるのよ」
くりむ「え、そうだったの!?」
真冬「真冬はやっぱり秋葉ですね!!」
圭「猫カフェとかいきたいなぁ~」
刹那「ガンダム」
セリナ「いろんな場所で写真を撮るのもいいですよね」
神楽「美味しいものがたくさん食べれたら私はそれだけでいいアル」
凛「東京ならもっと安くて質のいい宝石が手に入るかしら?」
しかし、生徒の一部というか結構な割合で深刻な顔をしている者達がいた。
霊夢「旅行ってなによ、こっちは東京で遊ぶお金なんて全くないのよ」
蓮太郎「しばらくの間もやしで過ごせば旅行で延珠たちに美味いもん食わせられるか?イヤでも…………」
零斗「最近DVDに漫画とかラノベ買ったしそれに住居人が増えたから金が大幅に減ったけど存分に楽しめる分あるか?」
明久「食事を水と塩だけにしてゲームをいくつか売れば幾らかあるよね?」
娯楽などでお金を使う機会が多かったり、生活費などでお金があまりない学生もいるためこの突然の発表には戸惑いを隠せないでいた。
リリス「皆さん、詳しい説明はホームルームで行うので教室に戻ってください」
リリスがそう言ったのを皮切りに教師達が生徒達を教室に戻るように施してきたので生徒達はそれぞれの教室に戻っていくのだった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
銀時「んじゃ来週の旅行について話すんだが、めんどくせぇからプリント読んで理解しろ」
新八「いやちゃんと教師としての仕事しろよ!」
2ーZの教室にて銀時から説明があるかと思いきや面倒くさがってサボろうとしているので新八がツッコミをいれた。
零斗「あの先生、ぶっちゃけいきなりの発表なんで懐が物寂しいんですけど」
銀時「だろうな。俺も昨日パチンコで有り金全部消えちまったんだよ」
鍵「いや先生のは完全に自業自得ですよね?」
銀時「心配するな。そういうことも考えて今町で短期バイト雇ってもらえるように学園長が町内の人達に頼んであるからな」
雄二「つまり遊ぶ金が欲しいなら働けってことか」
銀時「まぁそういうことだ。学校の掲示板にバイトの要望があるから興味あるやつは後で見ておけ」
神楽「銀ちゃん!東京って私たちは東京のどこにいくアルか?」
銀時「一応普通科は銀座と秋葉原の二つに行く予定だ。機動科の奴らはお台場らしいけどな」
アラタ「お台場つったらあれだよな等身大ガンダム」
十六夜「刹那の奴が暴走するだろうな」
輝夜「妹紅のバカが事故ったら面白いわよね」
妹紅「お前が事故れ引きこもり」
銀時「まぁとにかく旅行は一週間後だから、その間に必要なもんは準備しとけよ」
はーい、と全員が銀時の言葉に返事したのを確認すると銀時は読みかけていたジャンプを読むのを再開した。
そして生徒達はアルバイトを受けるために教室を走って掲示板の元へと行くのだった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
零斗「というわけで、来週の旅行のためにバイトをしようと思ってるけど、みんなはバイトするのか?」
零斗は家に帰って夕食の時間になった時に新しい住居人であるサーヴァントたちと紫音にバイトをするかどうか聞いた。
紫音「私は学園のカフェでウェイトレスのバイトします。せっかく東京に行くなら可愛い服とか欲しいですし」
沖田(Fate)「私は団子屋の売り子のバイトしますよ」
玉藻「私は清姫さんと近くの定食屋でバイトですね」
信長「わしはまだきまっとらん」
静謐「私もまだです」
ネロ「もちろん余もまだだぞ!」
零斗「そうか」
清姫「旦那様?今日の夕食はどうですか?」
零斗「ん、今日も美味しいよ清姫の料理は」
清姫「ふふ、ありがとうございます」
同居人が増えたことで料理を作る量が増えたのだが作れる人も増えたので料理を作るのが当番制になった。
零斗、紫音、玉藻、清姫の4人が交代で料理を作っている。
玉藻「ところでご主人様はなんのバイトをするつもりですか?」
零斗「神社の掃除が三つ。喫茶店のウェイターが一つ。ラーメン屋が一つだな」
信長「結構あるのぉ」
零斗「まぁ神社は霊夢と早苗と朱乃さんからの頼みだけどな。それにラーメン屋はなんか人気無かったからな」
沖田(Fate)「また女の人ですか」
ネロ「まぁマスターだから仕方ないのだ」
零斗「何その人を女誑しみたいな言い方。霊夢たちは親切心からの頼みなんだからさ」
玉藻「まぁそういうことにしといてあげましょうか」
紫音「というか霊夢さん給料払えるんですか?」
零斗「そこは紫が払ってくれるそうだから問題は無い」
話が終わるのと同時にみんな夕食を食べ終え、食器を流しに置いて零斗が洗い始めた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
紫による学園全員の東京旅行の発表から一週間。突然の発表だったのでその間の一週間は学園は休みとなり生徒達はこの一週間の間にバイトをしたり旅行に持っていくものの準備をしていたのだった。そして深夜の時間帯である今、生徒達は学園の校庭で荷物を持って待機していた。
零斗「なんでこんな時間に集合なんだ?」
明久「なんかせっかく旅行に行くなら朝から楽しんだ方がいいから前日の夜から出発するんだって」
鍵「正直言ってバイトで疲れたから眠い…………」
雄二「そう言えば杉崎はバイトいくつか掛け持ちでやってたんだっけな」
アラタ「ちなみに零斗はバイトどうだったんだ?」
零斗「俺か?俺は…………」
1日目︙博麗神社にて掃除。賽銭箱が空で霊夢が暴れたので抑えるのが大変だった。
2日目︙守矢神社にてお守り販売。洩矢諏訪子と八坂神奈子に早苗の婿にならないかとからかわれ早苗と気まずくなった。
3日目︙朱乃さんの神社の倉庫の整理。しかし実際は朱乃さんとゼノヴィア、ロスヴァイセ先生に襲われかけ、それを見たバラキエルに追いかけ回されて1日が終わった。
4日目︙アキオの店の手伝い。同じく働きに来たシャルロットのメイド服を褒めたら顔を赤くしたので可愛いと思ったらアキオと店に来ていた百代に蹴られた
5日目︙ライカと志乃と共に戦闘訓練。その途中、零斗は転んでその時に二人の胸を揉んでしまい、それを見たアカメとエスデスに見つかって一日中追いかけられた。
6日目︙言峰綺礼が経営するラーメン屋でバイト。まかないで出された麻婆ラーメンが美味かった。ただそれを食べているのを見たギルガメッシュとクーフーリンが信じられないものを見たような目で見ていたのが気になった。
7日目︙知弦とマルギッテの二人と旅行に持っていくための日用品を買いにいった。それを須川に見られ、非リア充軍団に襲われ処刑されそうになった。
零斗「まぁ色々と大変だった」
鍵「なんか想像できそうだから深いことは聞かないことにするわ」
そんな話をしていると前回同様紫が生徒達の前に立ったので静かになった。
紫「みんな揃ってるわね?それじゃさっそくいくわよ!!」
トーリ「Hey先生!どうやって東京までいくんですか?」
紫「港に寝台電車ならぬ寝台客船があるからそれでいくわよ」
おおー、と生徒達は紫の言葉を感心して聞いていた。
西村「ではこれより持ち物検査を行う。学年クラスごとに1列に並べ!」
そして生徒達は西村教諭の言葉を聞くと今度は生徒達は絶望の声をあげた。
しかし逆らっても無駄なので生徒達は大人しく列に並ぶのだった。
銀時「おい兵藤、このエロ本はなんだ?」
一誠「そ、それは保健体育の勉強の資料で……………」
銀時「没収」
一誠「そんなぁ!?」
千冬「ボーデヴィッヒ。このアルバムはなんだ?」
ラウラ「嫁の写真集です」
千冬「必要ない。後日職員室に取りに来い」
ラウラ「oh......」
桂「貴様ァ!!何故トランプを持ってきている!?こういう時はUNOが常識と決まっているだろうが!!」
大和「どんな常識!?」
辰馬「おぉエチケット袋もちゃんともってきておるのう。これさえあれば気持ち悪くなった時もすぐに対処でき──オボロロロロロロ」
結弦「あんたが吐くのかよ!?」
殺せんせー「それじゃ皆さん。先生が用意したしおりをしっかり持っていってくださいね」
E組全員『しおりがデカすぎて持てないんですけど!?』
やはり旅行ということで余計なものを持ってくる生徒の姿がちらほら見える。
零斗「やっぱ旅行って聞いてみんな色々持ってきてるな」
新八「本当にそうですよね。ちゃんと規則を守らなきゃいけませんよね」
銀時「そういうお前らは違反してるモン、なんも入ってねーのな。こういう時にボケないから眼鏡とか地味主人公とか言われるんだよ」
零斗・新八「「余計なお世話だよ!!」」
そうこうしているうちに全員の荷物検査が終了し、港にある寝台客船にのって東京へと向かうのだった。
有頂天「ハロー、読者の皆さん。作者の有頂天皇帝です」
紫音「竜ヶ崎紫音です。よろしくお願いします」
有頂天「今回はちゃんと前話で予告した通り長編としてGATEの話をやります」
紫音「それにしてもまさか学園全体の旅行とは驚きです」
有頂天「まぁ確かにこういった旅行する話なら一学年だけとかが多いけど思い切ってやってみました!」
紫音「ちなみに今回のGATE編で作者が以前出したいと言っていた異世界スマホ、デスマーチ、転スラを出すつもりだそうです」
有頂天「あと、この作品のオリジナルの敵とかオリキャラとかも出そうと考えています」
紫音「それと、以前感想で艦これキャラをヒロインにしないと言いましたが」
有頂天「すいません、やっぱ艦これのキャラが可愛いのでヒロインに何人か出します」
紫音「それでは次回予告」
有頂天「東京を観光する零斗たち禍終素学園の生徒たち」
紫音「もちろん大人しく観光するわけではないのが禍終素学園の生徒たち」
有頂天「一体何が起こるのか?それは読んでのお楽しみということで」
紫音「次回もよろしくお願いします」
ED『ぷりずむコミュニュケート』