そして追加作品として感想に上がったゾンビランドサガとストライク・ザ・ブラッド、学園BASARA。個人的にGガンダム。長編予定参加作品としてルパン三世、名探偵コナン、DOUBLE DECKER! ダグ&キリルを追加します。今後も増えていきますが何とか頑張って書いていこうと思います
OP『Pray』
コタツが手放せない寒い日が続くある日のこと。異常気象か神の気まぐれなのかはたまた悪魔の悪戯か、原因は結局のところ不明だが某雪祭りが開催できるほどの量の雪が積もっていた。
紫「えぇ~、雪がこんなにも積もっていますが、そんなことは関係ありません!雨が降ったら行水!槍が降ったらリンボーダンス!どんな時も楽しむ余裕を忘れないのがこの島の住人の心意気よ!!というわけで!!第一回チキチキ禍終素学園雪祭りの開催決定!!」
紫の宣言によって急遽開催された雪祭りには多くの生徒が参加してそれぞれが個性的な雪像を作っていた。
沖田オルタ「魔神さんのまは真っ二つのま!」
スカディ「愛そうか、殺そうか」
雪像をおでんの形に整えるように斬っているのは抑止の守護者であるアルターエゴの沖田総司・オルタナティブ。そしてその雪像を創り出したのは女神であるキャスターのスカサハ・スカディ。二人とも零斗が新たに契約したサーヴァントである。ちなみにメイヴと同じく勝手に契約されていて元旦に起きた時に布団の中に入っており、起こしに来た沖田さんの三段突きとスカサハの無数のゲイ・ボルグによって零斗は包帯まみれとなっているが今はシリアスシーズンでもないので問題なく動けていた。
零斗「というかこの異常気象って特に珍しいものでもないと思う自分がいるんだがどう思うよ鍵」
鍵「まぁ、こういった異常気象ってこの島じゃそこそこあるしな」
嵐獄島では異常気象など可愛いもので他にも突然西洋の城、ピラミッド、東洋の城が重なったものが現れたり、雪ではなく等身大の氷柱が落ちてきたり、梅雨の代わりに酒が降ってきたりなどと頭おかしいんじゃね?といったこともあるので特に動揺することも無くこのようなお祭り騒ぎが出来るのだった。
鍵「ところでお前は何か作らないのか?」
零斗「まだ始まったばかりだからな。他の人たちの少し見てから作り始めるよ。そう言う鍵の方はどうなんだよ」
鍵「俺のとこは半分くらい完成したから少し休憩だ」
零斗は鍵と話しながら周りにある雪像を見て回っていた。10人の父上の雪像を造っているモードレッドと水着モードレッド。R18禁な真尋の雪像を造ったニャル子とクー子、ハス太の頭にフォークを刺す真尋。等身大のゼロの雪像を造ろうとするカレンとその雪像を壊そうとするスザク。マリーの美しさを完璧に表現した雪像を造ろうとしているアマデウス、サンソン、デオン、サリエリのフランス同盟。雪像を造らず雪合戦を始めているBASARA学園から転校してきた石田三成と徳川家康。エクシア、ダブルオーライザー、クアンタの雪像に囲まれる刹那などみんな思い思いに自らの望むものを作っていた。なので中には巫山戯た雪像を造るヤツらもいた。
一誠「よし雪玉はこんなもんか。あとは真ん中に棒を立てれば完成か」
一誠がそう言いながら雪玉を置いておりその一誠の端には同じ大きさの雪玉が置かれており、その話と二つの雪玉から何を作っているのか気づいた零斗と鍵は
零斗・鍵「「連載打ち切られるわ!!」」
それぞれ雪玉を蹴り飛ばすのだった。
一誠「おいおい、何してくれてんだよ?俺がその二つの玉作るのにどれだけ苦労したか分かってんのか?」
零斗「お前こそ!?そんな事したら作者がどれだけ苦労するか分かってるのか!?」
アーシア「一誠さん棒出来ました!!」
鍵「ギャアアアアア!!何持ってんの!?アーシアちゃん!?」
一誠が肩を揉みながら言い、その一誠に零斗がツッコんでいると アーシアが大きな雪の棒を持って来、それを見て鍵が叫ぶと
アーシア「皆さんどうかしたのですか?これはアレですよ。ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲」
鍵「いやアームストロング二回言ったし!?ある分け無いだろそんな卑猥な大砲!?」
一誠「まぁまぁ、思春期はそう言う事考える時が多いから、棒とか玉があればすぐに話持って行く奴も多いからさ」
アラタ「まったく、しょうがない奴らだぜ」
零斗「テメェらにだけは言われたくねぇんだよこの変態どもが!!」
鍵「ってか結局それなんなんだよ!?」
一誠とアーシア、そしていつの間にか来ていたアラタがそう言いながらネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲の雪像作りに戻った。そして鍵がその雪像について聞こうとすると
銀時「おいおい、お前らも参加するのかよ」
零斗「あ、銀さん」
鍵「銀さんも参加して────」
銀時の声が聞こえたので声のした方を見ると、そこには一誠たちが作っているネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を作っている銀さんたち万事屋メンバーがいた。
零斗「アンタらも何作っとんじゃボケェ!!」
零斗は先ほどと同じように銀時たちの雪玉を粉々に蹴り砕いた。
銀時「何すんだこのヤロー。銀さんたちがどんな思いしてこのネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を作ったと思ってるんだ」
零斗「知るか!っていうか結局なんなんだよネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲って!?」
一誠「攘夷戦争で天人側が放った開戦の一撃に使われたネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を知らないなんて呆れるな」
鍵「何!?こんなカッコ悪い大砲が開戦の一撃に使われたの!?」
神楽「パピーも言ってたアル。『これ作った奴は絶対頭おかしい』って」
新八「海坊主さん実物見たことがあるんだ・・・」
壊された雪玉を直している銀時たちを見て再度破壊しても意味が無いと悟った零斗と鍵はその場から離れ、鍵は作業に戻りにいって零斗もそろそろ自分の作品を作ろうと空いてる場所を探していると、藤丸兄妹とマシュを含めたカルデア部が作業しているのを見つけたので零斗はそっちを見に行った。
立香「あ、零斗も参加してたんだ」
零斗「まぁな。ところでそっちは何を作ってるんだ?」
立花「私達はなすびサーヴァントもといマシュマロサーヴァントのマシュの宝具を作ってるんですよ!!」
マシュ「デミサーヴァントです先輩!!」
兄である立香と少しリヨ化している妹立花そして雪で『いまは遙か理想の城(ロードキャメロット)』を作っているマシュが立花に訂正を言った。
零斗「これは凄いな。さっきのくだらない作品とは比べ物にならないな」
立香「設計図はダヴィンチちゃん。制作にはキャスニキや他のサーヴァントたちも手伝ってくれてるからね」
立花「更にオフェリア先輩の魔眼のおかげで崩れることもないという完璧仕様!」
零斗「間違いなく英霊や魔眼の無駄遣いだと偉い人達が見たら卒倒しそうな建造物じゃん」
よく見たら雪像を作っている人達の中に巌窟王や牛若丸、ロムルスなどの姿があり離れたところで3ーHのオフェリアが眼帯を外して『私はそれが崩れるさまを見ない!』と言っていた。そして更に離れたところでウェイバー先生が卒倒してグレイが看病していた。
カドック「ふん、一般人マスターはその程度のものしか作れないようだな」
零斗「バカドック」
カドック「カドックだ!余計なものを追加するな!!」
立香たちの前にやってきたのはオフェリアと同じクラスのカドック。アナスタシアのストーカーが日課で宝石入りの雪玉で迎撃される変態である。ちなみにクリプターの中でオフェリアを除いた者達は頭がおかしいのはこの小説だけの話なので決して原作と同じように考えてはいけない。
カドック「まぁいい。一般人マスターがどの程度の作品を作っているか見に来たが、この程度なら僕達の優勝は決まったようなものだな」
立香「そこまで自信もって言うなら見せてもらおうじゃないか」
立花「ただし下手なもんを出したら分かっているんだろうな」
マシュ「先輩方!顔が少し危険になってるので落ち着いてください!!」
カドック「ならあれを見てみろ!」
カドックにムカついた藤丸兄妹がリヨ化し始めたのでマシュが抑える。そしてカドックが指さした先には羽が付いた全裸の男が片足立ちで立ち、両手を上に伸ばしているカドックの雪像、武装した項羽の雪像、マイクロビキニ姿のマシュとオフェリアの雪像が並んでいた。ちなみに製作者は虞美人ことヒナコ、ベリル、ナポレオン、シグルド(inスルト)である。
カドック「どうだ!僕の最高傑作『飛翔』の出来は!!」
立香「カドックってストーカーなだけじゃなくて変態だったんだね」
立花「よく分からないけど一部の人たちから見たら素晴らしい出来なのかもね」
藤丸兄妹は自信満々なカドックに呆れた視線をするがカドックは全くそんなことを気づいていなかった。
ザシュ!ザシュ!!(零斗がカドックの雪像の足をスコップで削ぎ落としている)
零斗「ちょっと筋肉質過ぎないか?この辺削ぎ落とした方がいいよな」
カドック「何してんだ!?それ凄い絶妙なバランスで立っているからやめろよ!?」
零斗「あぁそういう所も似てるんだな」
オフェリア・マシュ「「ハァァァァっ!!」」
ナポレオン・スルト・ベリル「「「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!?」」」
カドックのドヤ顔にイラッときた零斗はカドックの雪像の足をスコップで削り始め、自らの恥ずかしい姿をした雪像を見たマシュとオフェリアは雪像破壊をし始めナポレオンたちは四つん這いの体勢のままガチ泣きしていた。
零斗「よし、これでいいかな」
零斗はカドックの雪像の足を少しの衝撃を加えたら崩れるギリギリの1歩手前まで削った。雪玉を足に向かって集中砲火しない限りは崩れることはないはずだ。
神楽「銀ちゃん、アレ何アルか?」
銀時「おいおい、うちの神楽になんて汚ぇ汚物見せてんだ」
カドック「ハァ?何を言って───ってなんだアレは!?」
銀時の言葉が理解できなかったカドックがその指さした方を見るとカドックの雪像の股下に男の象徴が追加されていた。
カドック「いや僕流石にそこは作ってないんだけど!?」
銀時「んな事はどうでもいい。とりあえずこんなもんPTAやら教育委員会とかに見つかったら面倒だ」
立香「じゃあ壊しますか」
立花「魔力を回せ。決めに行くよマシュ!」
マシュ「は、はい!マシュ・キリエライト、いきます!!」
カドック「ま、まてぇぇぇぇぇぇ!?」
カドックが静止の声を上げるがそれも間に合わず銀時、神楽、藤丸兄妹、マシュは雪玉をカドックの雪像の男の象徴に向かって投げまくった。
そしてそんなことをしているのだからギリギリのバランスを保っていたカドック雪像の足はポッキリと折れてしまい頭から項羽の雪像へと倒れていきカドックと項羽の顔がぶつかってまるでキスしているかのようになってしまった。
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
そしてこの辺りだけ音がなくなったかのように沈黙した。藤丸兄妹とオフェリアは盾を構えているマシュの後ろに移動し、銀時、神楽、零斗はそっとその場から離れるようにして逃げ、呆然としているカドックは取り残されてしまい怒り狂ったヒナコの怒りをぶつけられようとしていた。
ヒナコ「死ね!『 呪血尸解嘆歌(エターナル・ラメント)!! 』」
カドック「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
マシュ「『いまは遙か理想の城(ロードキャメロット) 』!!」
ヒナコが放った剣が辺りを攻撃しカドックはケツを刺され、マシュは宝具で防いでいた。そして少し離れたところではその様子を用意した豪華な椅子に座っているキリシュタリアは優雅に紅茶を飲みながらブリーフ一丁姿の自分の雪像の隣で眺めていたという謎の空間ができていた。
ちなみにカドックの雪像に男の象徴をつけた犯人はペペロンチーノである。後日つけた理由を聞くと『やっぱりダビデの像みたいにあそこまでちゃんと再現しなくちゃ』だそうだ
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荒れ狂っている藤丸兄妹たちの場所から離れた零斗はようやく自分の作品を作り始めていた。銀時や一誠のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲に羽根や四本の腕が追加されているのが見えるが無視である。
零斗は己の心に従った結果、リオレウスの雪像を作り始めるのだった。
桂「ほぅ、グレイ〇ドラゴンを選ぶとは中々のセンスだな」
エリザベス『ナイスチョイスだな』
零斗「いや、全然違うんですけど」
零斗が作っている様子を見た桂とエリザベスが、零斗の作品を褒めるが、何故かリオレウスをド〇クエのグレ〇トドラゴンと勘違いしていた。
零斗「というか、桂さんも参加してたんですね」
桂「まぁな。何でも優勝者には豪華な商品があると聞いたからな。きっとツインドライブのことだろう」
零斗「いや絶対違いますよ!?ツインドライブとかSwitchがあるいまじゃ今時の若い人たち欲しがらないでしょ!?」
桂「馬鹿な!?ツインドライブならあの配管工のヒゲのおじさんに会えるんだぞ!?」
零斗「もうそのおっさんならほとんどのゲーム機に現れてるよ!!」
バカの帝王である桂は何故か時代遅れな感性を持っているため未だに最新ゲーム機はツインドライブだと思っている。
零斗「ところで桂さんは何を作っているんですか?」
桂「俺か?俺のは凄いぞ。銀時の完成度高いネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲も中々だが俺とエリザベスの作品も負けてはいないぞ」
零斗「え、桂さんもあんなバカみたいな見た目の大砲知ってるんですか?」
桂「あぁかつて地球連邦軍が核を使用するザフトを倒すために使用され、ザフトの軍用機地を幾度も滅ぼしたがそのあまりの強力さに封印された悲しき兵器だ」
零斗「一誠から聞いた話と全然違うんですけど」
一誠と桂の言っていることが全く違うためネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲の謎は更に深まるが細かいことを気にしても無駄だと思いそれ以上追求することを止める零斗。
桂「それより見たまえ。これが俺とエリザベスの作品だ」
桂が示した場所にはエリザベスを模した滑り台つきの雪像が作られており、最後の調整に入っているのか桂を慕っているものたちが作業していた。
零斗「これは凄いですね。これなら小さい子供とかも楽しめそうですね」
桂「こういったものは自分の創作意欲を満たすだけではいけない。子供たちにも楽しんでもらうのが大切なんだ」
零斗は素直に桂たちが作ったものに感心し、それに対して桂も感慨深そうに答えた。
ガ、 ザクッ、ザクッ(スパイクつきの靴でエリザベスの雪像の滑り台を登る神楽)
桂「リーダー。遊び方が違うぞ」
神楽「ロッククライミング的な?」
零斗「神楽、それ滑り台だからな」
零斗がそう言うと神楽はスパイクつきの靴のまま滑り台を滑り始めた。
桂「それで滑るなぁァァァァ!!」
銀時「おい、ヅラ」
今度は銀時が、ロッククライミングの要領で雪像自体に登りながら桂に訊いた。
銀時「これ、どこに階段あんの?」
銀時「ヅラじゃない!桂だ!つーかお前らあくまでロッククライミングか!?明らかに階段途中まで上がった形跡があるだろーが!!」
桂は銀時に怒号を上げた。
銀時は、途中まで雪像の階段を上がって、さらにスパイクつきの靴とストックで上まで登っていたのだ。
零斗「あーあ、滑り台傷だらけ」
零斗が滑り台をチェックしてそう漏らした。
桂「みんな!すぐ磨くんだ!」
桂が仲間達にそう言うとみんなそれぞれの作業を一時中断させて滑り台の修理を始めようとした
桂「よし!急ピッチで修理……」
桂が雪を持って修理しようと、滑り台に入った時だった。
零斗「ん?」
桂達が修理作業しているのを見ていた零斗が何か気配に気づき、滑り台の上を見上げた。
そこには銀時と神楽が、滑り台を滑ってきていた。
桂たち「「「んごォォォ!!」」」
桂たちは思わず声を上げ、滑ってくる銀時と神楽を自らの身体を持ち上げて回避する。
桂「貴様らァァァァァ!!さては、グランプリを狙う為に俺達を蹴落とすつもりだな!!それで嫌がらせをしたんだな!そう簡単にはいかんぞ!!」
桂たちは銀時たちを回避するとそのまま滑り台に着地する。だが
バキッ(滑り台が折れる音)
滑り台の耐久性は致命的なレベルまで落ちていた。
桂「ぎゃあああああああ!!」
滑り台は折れ、桂たちは落下した──。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
滑り台が壊れたショックで倒れている桂を見ていられなくなった零斗は、自分の作品作りに戻ると同時に警戒を始めた。先程の銀時と神楽の行動から優勝するためなら他人の作品を破壊することに躊躇いがないことが分かったからである。────姑息な真似を!!
清姫「まあまあ旦那様!火竜を作るだなんて照れてしまいそうですわ♡」
玉藻「いや清姫さん。火竜=清姫さんって思ってるんでしょうけど清姫さんはどちらかと言えば蛇寄りでしょ」
清姫「細かいことは気にしてはいけません!!」
零斗「それは細かくないよね清姫」
頭の中で何やら妄想してクネクネしている清姫を見て玉藻と零斗はついつい苦笑してしまう。
ちなみにノッブたち零斗の契約している他のサーヴァントたちは全員で協力して安土城onコロッセオin聖槍を作っていた。
玉藻「それにしても銀時さんたちがまさかネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を作っているだなんて。完成度たけーですね」
零斗「なんで玉藻もアレのこと知ってるの?」
玉藻「別世界の月の聖杯戦争にて月のAIを倒すために使われるはずがアバズレ尼が欲求不満で壊しちゃった悲しき兵器ですよ」
零斗「もう何が何だかよく分からんのだが」
というかあんなふざけた兵器が別世界にもあることに驚きを隠せない
オルガ「よぅ、そっちも中々のもんを作ってるみたいだな」
零斗「オルガか」
零斗に声を掛けてきたのは高等部2ーTのオルガ・イツカ。MSやMWなどを使ったボランティア活動をする鉄華団の団長であらゆる動画でネタにされている。
零斗「お前ら鉄華団も参加してたんだな」
オルガ「あぁ最近はやることも無かったから息抜きがてら参加したのさ」
玉藻「まぁこの間みたいな騒動も特にありませんしねぇ」
オルガ「って訳でどうだ?アンタらも俺たちが作ったもんを見てみねぇか」
オルガが左目を瞑りながら零斗たちに聞いてきた。零斗は折角のお誘いということで玉藻と清姫と一緒に見させてもらうことにしたのだった。
オルガ「どうだ?中々のものだろ」
オルガが自慢するように鉄華団が造り上げた雪像たちを見せた。
テイルブレードでグレイズを貫きながら大型メイスでレギンレイズジュリアを叩きのめしているバルバトスルプスレクス。シザーシールドでたわけのイオクのレギンレイズを挟んでいるグシオンリベイクフルシティ。スーパーギャラクシーキャノンをハーフビーク級戦艦に放つフラウロス。そしてその周りを紫電、ランドマンロディ、辟邪がそれぞれの武器を構えていた。それらは今にも動き出しそうな程の迫力があった。
零斗「これは凄いな」
清姫「私ももびるすーつというものはよく知りませんがこれが凄いものだとはわかります」
玉藻「そうですね。それに迫力満点で周りの人達からも感心されてますね」
鉄華団の作品の出来の良さに零斗たちは素直に感心していた。そして鉄華団が作った雪像の周りには生徒や教師たちが写真を撮ってたり思い思いに見てたりしていた。
ちなみに離れたところでそのクオリティの高さに顔を強ばらせている銀時、神楽、一誠、アラタの姿があったが特に気にすることではない。
遠くから見ている他の参加者たちもその出来のよさから今回の大会は鉄華団の優勝と思えるほどであった。
「認めるものか!!」
ドン! バキッ!! (レールガンが放たれバルバトスルプスレクスの頭部が破壊された音)
そんなたわけの声が聞こえたのと同時にレールガンが放たれた音がすると、バルバトスルプスレクスの雪像の頭部が破壊されその粉々になった雪が下にいた人達に襲いかかりオルガが1人逃げきれず下敷きとなっていた。
オルガ「お前ら・・・・とまるんじゃ・・・・ねぇぞ・・・」
鉄華団団員『団長ーーーー!?』
オルガが恒例のポーズと言葉を言うのと同時にビスケットを筆頭に鉄華団団員たちがオルガの救出作業にとりかかった。
ちなみにレールガンを撃ったたわけというのは
イオク「見たか!これぞ正義の一撃!!」
レールガンを構えた黒のレギンレイズに乗る鉄血のたわけことイオク・クジャンである。コイツのせいで鉄血二期は死ななくてもいい人達が死んでしまったのだから周りから叩かれるのは至極当然であり死んで当たり前のクソ野郎である。というか鉄血は二期からの新キャラの殆どがいらなかった。ジュリエッタ然りガラン然りラディーチェ然りケツアゴ然り
イオク「何故この私がボロクソに叩かれなくてはならないのだ!?」
零斗「それはお前がイオクだからだ」
一誠「ってか何やってんだよアンタ!?」
イオク「決まってる!鉄華団がこの私の機体を無様に作っているのだから破壊するのだ!!」
アラタ「いやアンタのは間違いなく原作通りだろ」
イオク「問答無用!!さぁ残りの雪像も破壊してくれよぅ!!」
イオクがレギンレイズのレールガンで次の標的を近距離で撃とうとゆっくりとほかの雪像を破壊しながら歩いていると横から吹っ飛ばされた。吹っ飛ばしたのは大型メイスを構えた三日月のバルバトスルプスレクス。その後ろにはガンダムグシオンリベイクフルシティとガンダムフラウロスが武器を構えながらゆっくりと進んで行った。
三日月「アンタ、邪魔だよ」
昭弘「テメェは殺してやるよ。何度でもな」
シノ「やってやるぜ!」
バカを倒すために武器をバカに向けようとするがそのバカの前にカルタ・イシューを筆頭にグレイズリッター、レギンレイズジュリア、ガンダムキマリスヴィダール、ガンダムバエルが現れた。
ジュリエッタ「イオク様邪魔です」
カルタ「我らギャラルホルンの力を見せてくれる!」
ガエリオ「何故俺まで・・・」
マクギリス「仕方が無いさ」
鉄華団と戦うことを望むカルタとジュリエッタそしてそれに付き合わされるガエリオとマクギリス。ちなみに鉄華団とギャラルホルンの関係は最悪(たわけやイズナリオなどのせい)なためこのような騒動も起こるのだった。
そして騒動はここだけで起こってはいなかった。
おそ松「なーにが雪祭りじゃボケェ!!」
カラ松「雪なんて溶けたらただの水なんだよ!?」
チョロ松「ガキどもがバカみたいにはしゃいでんじゃねぇよ!!」
一松「殺すぞゴラァァ!!」
十四松「ボゥエ!!」
トド松「ア"ァ"ァ"ァ"ァ"!!」
イヤミ「(「 'ω')」シェーッ!!」
作っていた雪像をイオクのレギンレイズによって踏み潰された6つ子とイヤミはその怒りを他の雪像にモザイクのかかった卑猥な玩具を投げつけることで八つ当たりをしていたり
桂「 滑り台なんてつくったってなぁ、そんなもん誰が滑るかァァ!!この街にいるのはすれた大人にひねたガキだけじゃないかァ!!滑り台なんてなくなってしまえばいいんだ!!世界中の滑り台全部折れろォ!!」
桂が滑り台を破壊された怒りを発散するかのごとく他の人たちの作った滑り台をハンマーでぶち壊したり
古城「もっと!」
キリト「出番を!!」
一夏「ください!!」
古城、キリト、一夏を筆頭にこの小説に参戦は決まっていても出番が少ない人達が主張をするかのように暴れていたりといつも通りというかなんというか、まぁカオスである。
零斗「学園長、これってみんな何やってたんでしたっけ?雪合戦大会とかでしたっけ?」
零斗はもう周りのみんなについていけないのか比較的安全な所で事の成り行きを見ていた紫に聞くと紫は微笑みながら言った。
紫「いいえ、祭りよ」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ちなみに暴れ回っていた人達はドモン・カッシュのゴッドガンダム、東方不敗のマスターガンダム、織斑千冬、キラ・ヤマトのストライクフリーダムなどによって沈静化されたのだった。
そして唯一破壊されないで残っていた沖田オルタのおでんの雪像が優勝しおでん1年分手に入れたのだった。
有頂天「気づいたらこの小説も3年近く書いてることに気づいた作者です。時の流れって早いですよね」
ガロード「殆ど1ヶ月に1つぐらいのペースだから話数は少ないけどな」
ドモン「言ってやるな。有言実行を一度も出来ない奴だから周りの奴らも理解しているさ」
アムロ「トドメをさすな」
有頂天「まぁ事実なんで言われても仕方ありませんね。あ、ここで一言言わせてもらいますね」
アムロ「どうした?」
有頂天「ルルーシュ主人公のスパロボ書きたい」
ドモン「ゴッドフィンガー!!」
有頂天「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ドモン「ヒートエンド!!」
チュドーン (作者が粉々に爆発する音)
ガロード「作者が死んだ!?」
ドモン「気にするな。奴のことだからデビルガンダムのようにすぐ再生する」
ガロード「そんなことあるわけが・・・・」
有頂天「───それで話の続きなんですけどね」
ガロード「あった!?」
アムロ「まさか、ニュータイプだとでもいうのかっ!?」
有頂天「ギャグ漫画パワーです」
ドモン「まぁ話だけでも聞いてやるが書くとしてもどういうものを書くつもりなんだ?」
有頂天「ゼロレク後のルルーシュとC.C.それからロスカラ主人公ライの三人で書いてきたい。オリジナルにするか第2次スパロボZを元にするかは決まってない」
アムロ「そんな未定のものよりも先にこっちを書いた方がいいんじゃないか?」
有頂天「もちろん優先するのはあくまでこっちでネタに詰まった時や書きたくなった時にゆっくりと進めたいなって感じです」
ガロード「今まで何度もこんなこと言ってたよな」
ドモン「ポケモンやコードギアス書くって言ったが何一つ書いてないからな」
有頂天「まぁそんなわけで誰かスパロボ小説書く時の注意やアイデア等など色々教えてくれたらいいなって思ってます」
アムロ「グダグダだな」
有頂天「後ラッコ鍋の方は特になかったら一つだけあった両バージョンでやって行きます。そして次回はバレンタインデーに投稿したいです」
ガロード「願望!?」
有頂天「それではみなさんさよーならー」
ドモン「ガンダムファイト、レディGO!!」
アムロ「ガンダムの力は伊達ではない!!」
ガロード「ツインサテライトキャノン発射!!」
ED『風船ガム』