オーバーロード~悪魔王の帰還~   作:hi・mazin

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十七話目 墓地の戦い

 

 

 

 

墓地。そこは死者が眠る場所であり、静寂こそが相応しい場所である。その場所では誰もが故人の冥福を祈り死後の幸せを願う場所である・・・

しかしそれはサイファー達の世界での話でありこの世界では少し違う・・・それはアンデッド存在であり、その発生を抑制するためにも墓地は必要なのである

アンデッドの発生の原因は詳しくは分かっていないが無残な死者や弔われない死者が発生原因になる場合や魔法での召喚などがある

そのため死者はどの国、どんな身分でも丁重に弔われアンデッドを発生させないように務めている

しかしそんな努力も空しくエ・ランテルの墓地には現在千体近いアンデッドが涌き出ており墓地と街の境界線である門を突破しようと群がってきていた

 

 

 

「お、おい!ここは危険だ!直ぐに離れろ」

 

門を守護している衛兵の一人が魔獣に乗ってきた三人に危険を知らすべく声を掛ける、胸元にプレートが見えたが銅クラスでは話にならない、むざむざアンデッドの餌が増えるだけである

 

「問題ない」

 

そう言い放つとリーダーと思わしい全身鎧の男が魔獣の上から飛び降り、背負ったグレートソードを抜き放つ

 

「何を言っているんだ!ここは危険だ!離れろ!」

 

場違いな三人に怒鳴り声を浴びせるがどこ吹く風と言わんばかりに魔獣の尻尾がぐるぐるに巻きつかれ宙ぶらりんになっている魔法詠唱者と思われる男があっけらかんと門の方を指さした

 

「お前達こそ危ないぞ」

 

魔法詠唱者の声に弾かれた様に門に振り返った衛兵たちは驚愕し恐怖する。そこには城門より巨大な集合する死体の巨人/ネクロスオーム・ジャイアントがこちらを見ていた

 

「う、うわぁぁぁ!」

 

その姿を見た瞬間その場にいた者全員が逃げ出そうとした時、奇跡が起こる。決して倒せないと思っていた巨大なアンデッドがうめき声をあげながら大きく仰け反りそのまま倒れていく

 

「邪魔なアンデッドだ」

 

言葉の主の方に首を向けると漆黒の戦士がもう一本の剣を抜きながらこちらに歩いてきた、二本あった剣が一本しかないということは剣の投擲だけであの巨大なアンデッドを倒したのであろうか

周りの衛兵は信じられないモノを見たような顔をしていたため間違いないかもしれない

 

「門を開けろ」

 

何を言われたのか一瞬分からなかったが直ぐに首を横に振る

 

「ば、馬鹿な事を言うな!向こうには大量のアンデッドがいるのだぞ!」

 

「それがどうした?この私、モモンに関係があるのかね?」

 

その言葉に威圧され何も言えないでいると横から女の声が掛かる

 

「モモンさん。衛兵の皆さんは門を開けたくないみたいなので、勝手に通らせてもらいましょう」

 

「そうだな。ではアルの言う通り勝手に行かせてもらおう」

 

そう言って漆黒の戦士とアルと呼ばれた全身鎧の女と共に走り出しそのまま4mの壁を飛び越え墓地へと消えていった

 

「よし、俺らも行くぞハムスケ」

 

「合点でござるサイファー殿」

 

魔獣の尻尾に巻きつかれ運ばれる男・・・サイファーの号令でハムスケと呼ばれた魔獣が勢いよく衛兵の横をすり抜け城門に備え付けてあった階段器用にを上り、壁の向こうに飛び降りていった

嵐の様に過ぎ去った三人の冒険者に衛兵たちは口を揃えてこう評価する

 

「俺達は伝説の目撃者になったんだ・・・漆黒の・・・漆黒の英雄だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

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墓地内には大量のアンデットが涌き出ており、どこに視線を向けてもアンデッドの姿が確認できる

アインズが剣を振るうたびにアンデッドは吹き飛び、または次々に両断されていく、その姿は荒々しくまるで嵐のようであった

 

その横でアルベドもバルディッシュを振るいアンデッドを次から次へと両断していく、その姿はアインズのような荒らしさは無くまるで舞うように武器を振るい一切無駄のない動きであった

 

「はぁ、アルベドを見ていると俺もまだまだだな」

 

「そのような事はございません、最初の頃より剣の振るい方、足の運び方など、この数日で素晴らしく上達なさっております」

 

「そうか、私より戦士として遥か高みにいるアルベドにそう言われると少し照れくさいな」

 

ナザリックで冒険者の準備を進めている時から剣の訓練を見てもらっていた身としてはコーチから上達したと言われて嬉しくない筈はない

 

「アインズさん、入口からここまでのアンデッドを残らず片付けてきたよ」

 

後方よりアインズ達の打ち漏らし+向かって来なかったアンデッドをを片付けてきたハムスケとサイファーが二人に合流してきた

 

「ご苦労様です・・・って、なんでハムスケの尻尾に巻きつかれているんですか?」

 

そう聞くと尻尾にいたサイファーはハムスケに合図を送ると尻尾に運ばれるように目の前までやってきた

 

「ああ、これ。ここに来るまでずっと尻尾に掴まっていたんですけど、その時振り落とされないように尻尾をギュッと掴んでたらハムスケがかなり痛がってね・・・」

 

そこまで言ったらハムスケが尻尾をさすりながら千切れるかと思ったでござるとか言っていた

 

「だから掴んで痛がられるんなら逆に掴んで運んでもらおうって発想になった訳よ。いや~実際かなり楽ですよこれ、移動中も揺れないようにハムスケが調整してくれるし、尻尾が腰をがっしり締めているから安定感もあるし」

 

得意そうに話すサイファーを見ながらハムスケはぼそっとつぶやく

 

「実は今もトロールを絞め殺した時以上の力を込めておるのだがサイファー殿は全く苦しがらないのでござるよ。このお方は本当にひ弱な魔法詠唱者なのでござるか」

 

二人のやり取りを聞いてアインズは乾いた笑いしか出来なかった。散々毛が固いやらゴワゴワするなど文句を言っていたくせにサイファーが一番くっついたり、世話をしてる気がする。 と言うかこの元森の賢王はまだサイファーの事を魔法詠唱者だと思っているのか森で正体も見ただろうに・・・ホントに賢いのかコイツ?

 

 

「しかしこれでは何時までたっても先に進めんな」

 

「その事でしたら私に考えがございます」

 

「なんだ、言ってみろ」

 

「はい。ここはアインズ様のスキルを用いてアンデッドの僕を召喚し戦力を増やすことをご提案いたします。利点としてはアンデッドならばこの場にいても何ら違和感もなく、この事件に首を突っ込んでくる他の冒険者への牽制にもなります・・・そして召喚したアンデッドの一部を使い被害をさらに拡大させより多くの名声を集める事も可能になります」

 

「最後の意見は別として中々良い案だ。アルベドの言うように横から別の冒険者に手柄を全て奪われるという可能性もあるからな。その意見を採用しよう」

 

そう言うとアインズは道を切り開くために中位アンデッドを2体、他の冒険者の牽制用に下位アンデッドを複数体呼び出し命令を下し行動を開始させた

 

「あっという間に片付けてくれましたね」

 

「ええ、これで心置きなく奥に向かえますね」

 

先ほどと比べかなり見通しが良くなった墓地を三人と一匹は進んでいく

 

 

 

 

 

 

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結果だけを言うと奥には今回の騒動の首謀者がいた・・・いたのだが・・・何というか、間が悪かった?、いや、理不尽と言われようがはっきり言おう、首謀者の協力者の性別がいけなかった

 

奥に着くとハゲ(モブAのミスでカジットと判明)とモブが数人いて何やらブツブツと儀式を行っており、まさにビンゴって感じだった・・・ここまでは良かった、アインズの指摘で刺突武器の使い手がいる筈だと言ったら奥の建物から女が出てきて、どうしてわかった聞いてきたから、マントの下に答えがあると返したらアインズを変体呼ばわりしてきた(この時点でハムスケは何かに怯え逃げ出し木の上に隠れてしまった)追い討ちをかけるようにアインズは刺突武器の女を誘い二人で人気の無い場所に行ってしまった

俺は一番の危険を教えようとしたらアインズは気づかないのか「上の方に注意してください」って注意をしていった。一番の危険は俺の横にいるんだよ!そのせいでハムスケ逃がげちゃったんだよ!

 

「ア、アルベド・・・さん」

その一番の危険・・・もとい怒りのあまり殺気ただ漏れのアルベドに声をかけた

 

「いかがなさいました?サイファー様」

 

「うん、いや、ここ数日でずいぶん殺気の出し方が上手くなったね、すぐ横の俺らしか気づいてないよ」

 

その言葉どうり目の前のハゲ集団はアルベドの殺気にはまったく気づいてはおらず何か喋っているがアルベドが気になりすぎてまったく耳にとどかない

 

「ともかく、サイファー様、今すぐ、即刻、この者共を処分しアインズ様の後を追うご許可を」

 

「いやいや、俺らの役目はそこの集団を倒して人質を救うことなんだからね・・・まぁ、こちらが早く片付けばすぐに合流できる・・・へ?・・・」

 

サイファーの話が終わる前にアルベドは目の前の集団に襲い掛かっていった。サイファーにはその光景がまるでスローモーションのように目に入ってきた

レベル100のアルベドがレベル100のスピードで接近し、レベル100の筋力でバルディッシュを振るいきった・・・その超スピードに反応できたものはおらず一塊でいた集団は比喩表現ではなく腰から上が吹き飛びその余波で後ろの建物が半壊した

崩壊する建物の崩れる音を聞きながらサイファーは一人つぶやく

 

「俺は何もしてない・・・悪くない・・・って、いてて、なんで骨が降ってくるんだよ!」

 

全力で責任転換し少し現実逃避していたら空から大量の骨が降ってきた、おそらくアインズが警告したのはこのことだろう・・・地味に痛い

 

「終わりましたサイファー様。アインズ様への支援許可をいただきたいのですが」

 

「いやいやいや、なんも終わってないよ!ンフィー君まだだよ」

 

その言葉にシュンとなるアルベド・・・正直ちょっと仕草が可愛いと思ってしまった

 

「まあ、そう焦るな、相手が女だからってまさか会ったばかりの相手とよろしくやってるわけじゃないんだから」

 

「ですが!!」

 

やっぱり食いついてくるな、アルベドの方がすべてにおいて勝っているのに何を焦っているんだ?

 

「まあまあ落ち着いて、こっちの事が終わったらすぐに行っていいから。じゃ俺はカジットとか言うやつを生き返らせて尋問してくるからアルベドは周りの警戒をよろしく」

 

そういって無残な死体の元に歩き始めるサイファー、正直どれがどれだか判別は難しかったが一人だけ服の色が違うやつがいたからたぶんそうだろう

邪魔な死体を蹴り飛ばしカジットと思われる者の周りを大雑把に掃除しアイテムBOXより蘇生の杖を取り出し効果を発動させた

 

「5回しか使えない完全蘇生の杖なんだからな。生き返れカジッ・・ト?だっけ」

 

その効果は絶大であり体が下半分しかないにもかかわらず服ごと再生してきた・・・服は予想外だったな

 

「う・・・うう」

 

うめき声をあげながらハゲで顔色の悪い中年っぽい男が目をさました。意識が回復した事を確認したサイファーは男の胸ぐらを掴み無理やり立ち上がらせる

 

「よーし起きたな。俺の言うことに素直に答えろ・・・ンフィー君はどこだ?」

 

「な、何者なんだ貴様らは?!わ、ワシらに何をしたんだ!?」

 

どうやらアルベドの一撃はこいつ等には知覚できていなかったようだ、だがそんな事はどうでもいい

 

「質問しているのはこちらだ、無駄口を叩くな」

 

胸ぐらを掴む手に力を入れこちらに引き寄せ頭突をかましてやった、昔見た不良漫画だとこの方法で相手をビビらせ話しやすくさせていた記憶がある

カジットは短い悲鳴をあげ静かになった

 

「よしよし、ようやく聞く態度になったな、もう一度聞くぞ・・・ってあれ死んでる?」

 

少し小突いただけで額は割れ血を吹き出し、首はあらぬ方向に曲がっていた

 

サイファーは無言で死体を地面に置きもう一度杖を振るい生き返ったカジットの胸ぐらを掴み立ち上げらせる

 

「・・・もう一度言うぞ、ンフィー君はどこだ?」

 

「し、神殿の地下におります、ど、どうか命ばかりは!」

 

「本当か? 嘘なら・・」

 

「う、嘘ではありません、どうか信じてください!」

 

如何やら二回も死んだらさすがに素直になったようだ・・・場所も分かったし・・・こいつは用無しだな

 

「教えてくれてありがとう。じゃ、死のうか」

 

「しょ、正直に話しただろう! た、助けてくれ。わしにはまだやるべきことがあるんだ」

 

「駄目だ。お前たちは俺達、アインズ・ウール・ゴウンに手を出したんだ。相応の報いを受けろ!」

 

掴んでいたカジットを突き飛ばしアイテムBOXより真黒な液体の入った瓶を取り出す

 

「このアイテムの名はヨルムンガルドの毒液、神をも殺し切る毒薬(という設定)だ。これを・・・俺が飲む」

 

そう言ってサイファーは瓶の蓋をあけ中の液体を口に含む、まるで度数の高い酒を含んだ時のように口の中が熱くなるのを感じながら一気に飲み込む、喉、胃が続けて熱くなり思わず声をあげる

 

「くう~きく~これが毒か、かなり効くな・・・ちょっと気持ち悪い。だがスキル『愛憎の果て』」

 

わざとらしく舌をだし吐きそうな演技をしてる間にスキルの効果が表れる

 

「ぐぇえぇぇぇ!!」

 

目の前の男はもがきながら真っ黒い嘔吐を始め、耳や目からも黒い液体が流れ始めた

 

「こんな・・・そのんあばかなあ・・・おかあ・・・」

 

数秒ももたずに男は動かなくなった

 

「うーん、毒エフェクトが見えないから効果があったか微妙だな、こいつはスキルで移した毒ダメージで死んだのか、それとも俺の受けた毒ダメージの反射ダメージで死んだのか・・・まだまだ実験が必要だな」

 

まだまだ問題は山積みだが、まずは簡単に片付く問題から片付けていこう

 

「おーい、アルベドにハムスケ~、こっちは終わったから神殿にいるンフィー君を助けに行こうよ」

 

サイファーの言葉に二人が集まってきた。アルベドはアインズが気になってソワソワしており、ハムスケはアルベドに対しビクビクしていた・・・大丈夫かこいつら?

 

 

 

 

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霊廟の中にンフィーレアがいた。その姿は変に薄い服を着ており頭には変な冠がかぶせられており目を潰された状態で佇んでいた

 

「なかなかエグイ事してくれるじゃないか・・・後で目も治してやらないとな」

 

こんな格好だし服とか毛布も用意したほうがいいかな、ほぼ真っ裸だし

 

ンフィーリアの身体を上から下までじっくりと確認したが目以外に外傷は無さそうだ、だが男の体をじっくりと眺めていたらなんか変態っぽい気がしてきたが女性のアルベドに男の体を調べろとかある意味セクハラ発言はできないし、ハムスケは獣だし、結局サイファーがやるしかなかったしそれが無難であった

 

「外傷はないが頭のアイテムがどういう物か見当が付かないな、鑑定系のアイテムも持ってくるべきだった」

 

仕方がないのでハムスケを見張りに置き鑑定の魔法が使えるアインズを迎えに行くことで話がまとまった

その時のアルベドの喜びようは本人は隠しているつもりだろうがかなりうれしそうだった

 

 

 

 

 

 

 

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「ア、アルベド。こ、これは違うのだ!」

 

アインズのもとに来た俺たちが最初に聞いた言葉は言い訳であった

愛する者に会いに行けるとあってアルベドの足は速かった、本当に速かったため全力で走りやっと追いついたと思ったら何かショックな物を見たかのように固まっているアルベド、何があったのか確認してみるとアインズが鎧姿ではなくいつものアンデッドの姿で女性と抱き合っていた、比喩表現でもなく、もうガッチリとね

そして上記の言い訳をかまし始めたのだ

 

 

「うわー、うわー。よろしくやってるよー」

 

「さ、サイファーさんまで。ホントに違うんですって!」

 

いまだに女性を放さずして何が違うんだろう

 

 

「違うんならその女を放せよ、どう見たって浮気現場にしかみえんぞ」

 

サイファーの言葉にいまだに女の死体を抱きっぱなししていたことに気付いたアインズはすぐさま女の死体を投げ捨て弁解を続ける

 

そのとき衝撃的な事態が発生する!!

 

「ふえぇ~ん」

 

アルベドまさかの号泣。本来の歴史とは違いアインズの傍から離れず行動しかなり幸せであったアルベドに降りかかる悲劇。もしアルベドが冒険の同行者にならなければ回避されていた結果。もしアインズが普通に倒していたらこんな事にはならなかったであろう

 

 

「ア、アインズさん、泣き止まして下さいよ、あなたの責任ですからね」

 

「で、でもどどどうすればいいんですか!? 女性の扱いなんてわからないですよ」

 

「俺だってわかんないよ・・・とりあえずそばに行って声をかけろよ」

 

半ば無理やりアインズを送り出し静観することにしたサイファー、そこには絶対に巻き込まれないぞという鉄の意志があった

 

 

「アルベド。これは違うのだ、ただ私は相手に恐怖を与えながら殺そうとしただけでそんなつもりは全然ないのだよ」

 

そんなつもりってどんなつもりだよ

 

「・・・てください」

 

「ん? 何と言ったのだアルベドよ」

 

聞き返すアインズに対し涙を目に貯めながらアルベドは言葉を発する

 

「私もギュってしてください」

 

「・・・え?」

 

そういってアルベドは目をつぶって手を広げた

 

「ど、づ・・サイファーさん助け・・・!!」

 

 

・・・その後何とかサイファーの協力のもとアルベドを落ち着かせることに成功したアインズは二度と誤解を招く真似はするまいと心に誓うのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-おまけ-

 

「皆、遅いでござるな、いつまでココにいれば良いのでござろうか」

 

 

 

その後、ンフィーリア君はしっかりと救出されました

 

 




PCが壊れて投稿が遅れたという人は何人も見てきましたが・・・まさか自分も同じ目に合うとは思いませんでした。

皆さんも定期的にPCのチェックする事をお勧めします


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