遊戯王GX ホントは目立ちたくない転生者   作:やましん

1 / 21
どうも皆さんはじめましてやましんと申します
初めての小説投稿でなので拙い文章ですが暖かくも優しい目で見守ってくださると嬉しいです
また遊戯王暦もそんなに長くないのでデュエルパートもミスが多いかと思いますがご容赦ください

誤字脱字等を見つけられましたら感想で指摘してくださると嬉しいです

それではこの小説が皆さんの暇つぶし程度になればと願いつつ遊戯王GX ほんとは目立ちたくない転生者スタートです!


ターン0 始まりは突然に

 

「ここは…一体…」

 

 

気がつくと俺と何もない真っ白な空間で寝ていた。

しかし、何故こんな場所にいるのか、そもそもここはどこなのかまったくわからない。

直前の記憶を頼りに推測しようとするも頭に靄がかかったようにどうにも思い出せない。

記憶喪失かという疑問も浮かんだが、自分の名前などの個人情報などや目覚める直前の一日の記憶以外ははっきりと思い出すことが出来たためどうやら違うらしい。

 

 

目覚めてから浮かぶ数々の疑問に答えや情報を得られずに混乱し途方にくれていると俺以外誰も、何もなかった空間に1人の人物が現れた。

 

 

「目が覚めましたか…。麻倉遊一」

 

 

現れたのは月並みな言葉で申し訳ないが、女神のように美しい女性だった。どこか不思議なオーラを纏っていて、彼女を見ているだけでさっきまで混乱していた心の中がすっと落ち着いていくのを感じた。

 

混乱していて紹介が遅れたが俺の名前は麻倉遊一。正直どこにでもいるような平凡な人生を送ってきたただの普通の大学生だ。

いや、だったというべきか。こんなわけのわからない状況に置かれてしまった以上、すでに自分が平凡という人生から大きく外れてしまったのはなんとなくわかる。

 

 

「気分はどうですか?麻倉遊一」

 

「あぁ、悪くはないよ。なんでこんな所にいるのかはさっぱりだけどな」

 

「そうですか…。では単刀直入言います。貴方は死んだのです」

 

 

…は?死んだ?俺が?

しかし、その言葉が本当ならば俺がこの奇妙な状況も多少説明がつく…のか?

 

 

「えぇ。思い出してください。貴方がどうなったのかを…」

 

 

そう言って彼女が手をかざすと、今まで靄がかかっていて思い出すことが出来なかった空白の一日の記憶がはっきりと思い出せた。

 

 

 

――――その日、俺はいつも通り朝から大学の授業を受け、授業終わりに友人達と集まり、共に動画を上げ続けているOCG、遊戯王の決闘動画の撮影をした。そして、満足のいく決闘の撮影が撮れたことで気分よく自宅に帰っていた。

信号待ちをしているとこちらへ猛スピードで突っ込んでくるトラック。やばいと思い逃げようと思ったが、隣には小学生くらいの子供。

俺は困っている人を見過ごせないヒーローのような正義感の持ち主ではない。だけど、困っている人を見過ごして何も思わないような薄情な人間でもないと自負している。

数秒の葛藤の末、子供を抱え奥にある草むらに放り投げ、いざ自分も逃げようとするもトラックはすぐ目の前まで迫っていた。

そこで俺の記憶は途切れた。

 

 

 

「思い出したようですね。貴方はあの事故で死んだのです」

 

「あぁ。信じられないけど、どうやらそうらしいな」

 

 

ここはどこで目の前にいるのは誰なのかという疑問は残るが、俺が死んだという事実はどうやら間違いないらしい、と妙に素直に死んだという事実を受けれることが出来た。

自分が死んだ発覚した場合本来ならもっと取り乱すと思うのだが、そうならないのはやはりこの彼女の持つオーラにあてられているのではないか、そう冷静な分析が出来るくらい変に冷静な思考でいると

 

 

「貴方の疑問に答えましょう。」

 

 

どうやら俺の思考を読み取っているようだ。名乗ってもいないのに俺の名前を呼んだ辺りから彼女が普通の人間ではないだろうなと思っていたが、どうやら間違いないらしい。

 

 

「私は貴方達の言葉を借りれば神と呼ばれる者の1人です。そしてここは現世と冥界の狭間に存在する空間、と言えば貴方にもわかりやすいでしょう。」

 

「なるほど、な。まぁアンタが普通の人間じゃないだろうとは思ってたが、まさか神様だとはな…。じゃあこれから俺は天国に行くか地獄に行くか決められるってところか?」

 

 

思考が読まれている以上、思ったことは口に出した方がいいだろうとそのまま疑問をぶつけると彼女は首を振った。

 

 

「いいえ。天国や地獄などというものは貴方達人間の生み出した空想のものです。生きとし生けるものは皆命が尽きた瞬間に生前のすべてしがらみから解き放たれまっさらな状態で同じ場所へ向かいしばし休息の後、再び命として生まれます。それが輪廻というものです」

 

「じゃあ俺はなんで…」

 

「あの事故では本来、貴方もあの子供も死ぬことはなかったのです。しかし、貴方の勇気ある行動で運命が歪み貴方は死んでしまいました。本来の貴方の運命とは違った結末となったのです。そして運命が歪んでしまった貴方は輪廻の輪から外れてしまったのです」

 

 

難しい話でよく把握出来ないが、要するにどうやら俺のとっさの行動は無駄なことだったようだ。

そしてその結果として俺は普通ではなくなってしまったらしい。

 

 

「無駄などではありませんよ、麻倉遊一。先ほども言いましたが、貴方のした行動は勇気ある行動です。命をかけて誰かを助けるということは誰でも出来ることではありません。そのことをした自分を、貴方は誇ってよいと私は思いますよ」

 

「神様にそう言われるとなんか悪い気がしないな。で?俺はこれからどうなる?」

 

 

彼女のまっすぐな言葉に照れを感じながら俺はこれからのことについての質問をした。

 

 

「貴方は輪廻の輪から外れてしまいました。そして一度輪廻から外れてしまった魂はもう元の輪廻に戻すことは出来ません。よって貴方を別の輪廻に送り込みます」

 

「別の輪廻…?」

 

「そうです。貴方達の言葉を借りるなら平行世界、もしくは転生と言えばわかりやすいかもしれません」

 

 

転生?二次創作でよくあるあれのことか?

と言うことは二次創作みたいにアニメやラノベの世界へ行くのか?

 

 

「えぇ。貴方の考えているものでおおよそ間違いではないでしょう。貴方には…貴方達で言う所で遊戯王GXの世界へ行ってもらいます」

 

 

 

 

こうして俺、麻倉遊一の第2の人生が始まろうとしていた――――




というわけで第1話終了です
こんな感じで主人公視点でのんびりとお話を進めていこうと思っていますのでどうか優しい目でお付き合いいただければと思います

デュエルシーン等が入れば今日の最強カードは!とかやってみたいですね

それでは2話でお会いしましょう
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。