遊戯王GX ホントは目立ちたくない転生者   作:やましん

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12話です

今回の話はみなみけを見ながらダラダラと書いていたんですが、予想以上にうまく書けず全然進みませんでした・・・
みなみけ見てたからどうというわけではなく、単にストーリーが上手く組みあがらなかったというだけですが

ちなみにただいまは作画がすごくかわいくて好きです!作者は冬馬とひとみちゃんが好きです
3姉妹では春香姉さま派です。サトリナ大好きなんでw


とまぁ関係ない話は置いといて今回は月1試験です
今回も長くなってしまったのでデュエルは次回に持越しです
そしてついにあのキャラと絡みます
どのキャラかは読んでからのお楽しみということで!


後、あれから更に多くの方からコメントやお気に入り登録をいただいて大変嬉しく思っております
この場を借りてお礼を申し上げます


さてそれではどうぞ!


ターン11 大事な日の前日は目覚ましを複数セットしましょう

 

 

 

 

アカデミアの月1試験の当日。俺は誰もいない通学路を全力疾走していた。

よりにもよってこんな日に目覚ましの電池が切れやがったせいで寝坊してしまったのだ。起きて時計を見た瞬間、体中の血の気が引くのを感じたよ。

慌てて準備をして飛び出して来たが、もう余裕で遅刻確定だ。

 

 

 

アカデミアまでもう少しというというところで、車を押している購買部のおばちゃん、トメさんを見かけた。

そういえばそんなシーンもあったっけなぁ…。確かこの後来るであろうガッチャさんがトメさんを助けるんじゃなかったっけ?なら俺が手伝うこともないか。

そう思って通りすぎようとするも、俺の性格がそれを邪魔する。困っている人を見過ごしすことにどうにも良心が痛むんだよなぁ…。

立ち止まってしばらく良心と葛藤すると、結局トメさんの元へ行ったのだった。

ガッチャさんとの接触は仕方ないから諦めよう。今後の行動でフラグはいくらでも回避出来る…出来るはずだ。

 

 

「手伝います」

 

「坊や!? 今日はテストの日だろう? 早く行かないと!」

 

「テストはどうにかしますから気にしないでください」

 

 

遠慮するトメさんにそう断ると後ろから車を押し始めた。2人の力でどうにか動き出したとはいえ、そのペースはゆっくりとしたものだ。このままでは遅刻どころかテスト受けられないかも…。早くガッチャさん来ないかな…。

そんなことを考えながら押していると後ろから土煙と共にヒーローがやってきた。

 

 

「遅刻だ遅刻ぅーーーーーー!!!」

 

 

猛スピードで俺達の隣を駆け抜けて行ったガッチャさんだが、すぐに戻ってきた。そしてガッチャさんも加わり3人で車を押し始める。3人がかりで押すことでさっきよりもずっと早いペースで坂を上りはじめた。これならどうにかテストを受けられるだろう。

 

 

「悪いねぇ坊や達…」

 

「好きでやってることですから気にしないでください」

 

「そうだぜオバちゃん! 困った時はお互い様だぜ!」

 

 

いい奴だな、ガッチャさんは…。そんなことを考えているとガッチャさんがこちらを向いてきた。

 

 

「そういえばお前と話すの初めてだったよな! 俺、遊城十代! よろしくな!」

 

「…麻倉、麻倉遊一だ」

 

 

こうして俺はガッチャさんと出会ってしまった。ニカっと笑うガッチャさんを見ながら、どうか知り合ったことで変なことに巻き込まれませんように…そう願ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ガッチャさんも加わったことで早く車を運ぶことが出来た俺達は、どうにか30分ほど過ぎでテストに参加することが出来た。

原作通りガッチャさんが騒いでサンダーに怒られてたけどまぁ俺には関係ない。

 

内容は予想通り俺からすると簡単なものだった。さすがに見直す時間はなかったけどとりあえず一通り埋めることが出来し、まぁ満点とはいかないだろうがそこそこの点数は取れているだろうから心配ないだろう。

 

 

テストが終わり一息ついていると雪乃達がやってきた。そして午後の実技までまだ時間もあったので彼女達と一緒に昼飯を食べに行くことにしたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば今日、新しいパックが入荷するらしいわよ?」

 

「ふぅーん…」

 

 

昼飯後、のんびりとしていると雪乃がふとそんなことを言い出した。

そういえば原作でもそんなことあったな。確か入荷したパックを先生が買い占めてサンダーを強化するんだったっけか。昼飯に行くときにみんながいなかったのはそういう理由か。

 

ちなみにここアカデミアで販売されているパックはアカデミア限定で売られているオリジナルパックだ。種類が多く、一般販売されているものよりもレアカードの封入率が高いのが特徴らしい。

このパックは生徒が効率よくデッキを強化できるように考案されたものらしいが、外部の人間からすればのどから手が出るほどのものだろう。だが、外部の者への販売は一切されておらず、そのパックを手に出来るのはここの生徒とその家族くらいだ。

そんな結構お得なパックなのだが、俺はあまり興味がなくてそれを買ったのは入学直後にどんなもんかと買ったみた1度きりだけだ。もともとカードプールはある程度あるし、欲しいカードがあればそれをシングルで買った方が効率的で安上がりだからな。

 

 

「あら、遊一は新しいカードに興味ないの?」

 

「あぁ。別に今は欲しいカードはないし、今更カードを買い足しても今からじゃデッキを調整する時間ないだろ。そういう雪乃達は買いに行かなくていいのか?」

 

「えぇ。私は今のデッキで十分やれると思っているもの。新しいカードは必要ないわ」

 

「私もです! この前遊一くんとデッキを調整したばかりですから新しいカードを入れてバランスを崩したくないです!」

 

 

ゆま…その話はやめてくれ…。見ろよ…雪乃がまた不機嫌になっちまったじゃねーか…。この前の1件以来、雪乃はこの話になると機嫌が悪くなるんだよな…。

別にゆまに悪気はない。というか純粋すぎるくらいのゆまに悪意なんてあるはずもない。だけどその分性質が悪いな…。

 

そう思いながら、雪乃の鋭い視線から逃げるようにデッキを取り出した。今更調整することなどないが、とてもじゃないが今の雪乃の瞳を見てることは俺には出来ない。

そしてケースから取り出したデッキを見た瞬間、あることに気付いた。

持って来るデッキを間違えてしまったんだ。今日の実技で使おうと思っていたのはネフティス達のデッキだ。しかし今俺の手にあるのはこの前作っていたデッキ。

どうやら朝慌てていたから取り間違えてしまったみたいだ。ガチデッキと間違えなかったのは本当に不幸中の幸いだと思う。

このデッキは確かに調整不足な所は否めないが、別に戦えないわけじゃないしな。まぁ実技はどうにかなるだろう。そう結論付けて俺の思考はどうやって雪乃の機嫌を直すかに集中していったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが午後の実技の時間になって、俺は自分のミスの重大さを嘆いていた。原因は俺の向かいに立つデュエルの相手だ。

 

 

「さぁ麻倉勝負だ!!」

 

 

このやる気満々な男は中村。同じ寮の奴だ。

顔見知り程度でそこまで話したことがない相手だ。だが、人伝にコイツがどんなデッキを使うのか聞いたことがある。そのデッキというか中村そのものがというか…。それが俺のデッキと相性がよくないというかなんというか…。とにかくだ。コイツにこのデッキはまずい。

あぁ…なんでよりよってコイツなんだ…。しかも…。

 

 

「俺が勝ったら藤原さんと宮田ちゃんを紹介してもらうからな!」

 

「だからいつそんな約束したんだよ…」

 

「とにかく! 俺が勝ったら2人を紹介しろ!! いいな!?」

 

 

といった感じで勝ったら雪乃達を紹介しろとしつこいんだよ…。なんで俺が…。2人と知り合いになりたければ自分で話かけろよ…。雪乃はともかくゆまなら友達くらいにはなってくれるだろ。

けどまぁそれはいい。それよりも俺は中村に言っておかなければならないことがある。

 

 

「なぁ、中村…」

 

「なんだよ麻倉」

 

「先に謝っとく。ごめんな?」

 

「なんだいきなり! 何か? 俺には負けないとでも言いたいのか!?」

 

「いやそうじゃなくてだな…」

 

「もういい! 俺はこのデュエルに勝って絶対2人を紹介してもらうからな!!」

 

 

そう言うと中村はテンション高くデュエルディスクを構える。なんか勘違いさせてしまった。中村のやる気が痛いくらい伝わってくるを感じる。

中村…本当にごめんな? 心の中でそう思いならが俺もデュエルディスクを構えた。

 

 

「とにかく謝ったからな…」

 

「うるさい! さぁいくぞ!」

 

「はぁ…」

 

「「デュエル!」」

 

 

こうして俺の実技試験は始まったのだった…。

 

 

 

 

 

 




というわけで12話でした!

今回はガッチャさんと接触させてみました。そろそろアニメの主役とくらい知り合っておいてもいいのかなって
これからガッチャさんとがっつり絡んでいくかは未定ですね。ですが、一応TFキャラとの絡みが優先なのであまり絡みがないかもしれないです・・・

ちなみに今回出て来た対戦相手の中村君はTF3に出てくるキャラです
気になる方は調べてみるのもいいかと思います

さて、そんな中村君と何がどう主人公のデッキと相性が悪いのか?主人公が謝ったのは何故か?は次回のお楽しみで!


今日の最強カードは今回出て来た彼の嫁にしようかなと思います


十代「今日の最強カードはE・HEROフレイム・ウィングマンだ! レベル6風属性戦士族の融合モンスター。マイフェイバリットカードだぜ!
コイツはE・HEROフェザーマンとバーストレディの融合召喚でのみでしか特殊召喚できないモンスターだ。
けどその分効果は強力だぜ! 戦闘破壊した時にそのモンスターの攻撃力分のダメージを与えられるんだ。E・HERO専用フィールド魔法のスカイスクレイパーがあれば3100のダメージを与えられる!
ただし元々の攻撃力はそこまで高くないからもし使うならスカイスクレイパーと一緒に使いたいな。そしてコイツはスパークマンと更に融合することでシャイニング・フレア・ウィングマンへと進化する!
シャイニング・フレア・ウィングマンを使う時に沼地の魔神王みたいな代用モンスターが使われることが実際は多いらしいけど、マイフェイバリットカードだから是非フレア・ウィングマンも使って欲しいな!」



それではまた次回!
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