ストックをためていた分はこれで最後なので次回投稿は時間が空きます
そして今回は4話目にしてついに初デュエル!
ミスがないか不安で震えてます
しかもアカデミア入学試験はまだです・・・ホントすみません
後今回は新キャラを登場させますのでお楽しみに
誤字脱字等ありましたら感想からお願いします
それでは4話いきます!
あれからというのもアカデミアの試験まで2ヶ月もあったので街の散策などをしながら適当に時間を潰すして日々を過ごしていた。
デッキはすでに試験用に組んだデッキと護身用の強いデッキをいくつか組んで1つずつ持ち歩くようにしている。ホントこの世界では何が起こるかわからないからな。あと当然ながらデュエルディスクも持ち歩いている。もっとも常に腕に付けるようなことはせず、カバンの中に入れてだけど。
俺の部屋がある街はなんと初代遊戯王の舞台にもなっている童実野町。某社長の会社のビルやら施設もあるしデュエリストの聖地なんて言われてるこもありカードショップも結構あるので見て回るだけでも結構な暇つぶしになっている、
カードショップもさすがデュエル万能世界だけあり元の世界より結構規模が大きいものだった。お店ではデーモンの召喚やらブラック・マジシャンなんていう元の世界では数百円程度で売られていたカードがとんでもない金額で売られていて驚いた。逆に元の世界で高額だったカードが投売りのような値段で売っていていたので思わずいくつか買ってしまった。
レジにいた店員はなんでこんなカード買ってるんだコイツって顔してたが、そんなもん関係ない。
そしてカードショップやら街の中でたくさん行われていたデュエルを観戦したんだけどすげーひどいものだった。
カードの単価が異常に高いせいか子供同士となると低級バニラモンスターでのただの殴り合いとなっていた。元の世界では代行天使やマシンナーズなど強くて安く作れるデッキもあったため子供でも結構強かったんだけどこの世界ではそういったことはないらしい。
この世界でも安くて強いデッキは十分作れるのだが、まぁ子供達に教えてやる義理もないので関係ない。
更には不良達に絡まれてもデュエルで勝てばそれで済むみたいだ。絡まれないにこしたことはないけど。
そんな感じでダラダラと過ごしていたある日の帰り道でそれは起こった。
この日は少し帰りが遅くなってしまい、すっかり暗くなった中を歩いていた。
ふと前を見ると明らかにガラの悪そうな男2人組と1人の女の子。目に見えて嫌がっている女の子を無理やり引き止める男共を見ればどんな状況かわかるだろう。
女の子が助けを求めて周りの人を見るもみんな巻き込まれたくないといった感じで無視を決め込んでいた。
以前も言ったが、俺は困っている人を見過ごせないヒーローのような正義感の持ち主ではない。だけど、本当に困っている人を見過ごして何も思わないような薄情な人間でもないと自負している。
周りが無視している間に女の子が連れていかれてしまった路地裏をしばし見つめ、当然その後を追おうとする者はいないとわかると、ため息を一つ吐き俺はその路地裏へと足を進めていった。
路地を進んで行くとすぐに目的の人物を見つけることが出来た。壁際に追い込まれ今にも襲われてしまいそうな女の子といやらしい笑みを浮かべた野郎が2人。放っておけばどうなるかなんて明らかだろう。
彼らに近づいていき、まさか自分が言うなんて思わなかった台詞を俺は発した。
「おい、デュエルしろよ…」
突然の俺の登場にイイトコロを邪魔された野郎2人は怒りに満ちた顔でこちらを向いた。
その時テンプレ通りな台詞を喚いていたが、あまりにテンプレ通りだったので割愛させてもらう。
「俺が勝ったらその子を置いて消えろ」
そう言ってデュエルディスクの構える俺に、デュエルの腕に自信があるのかさっきまでの怒りを鎮め、ニヤニヤと笑いながら片方の男がデュエルディスクを構えた。
「いいぜぇ~。俺が勝ったらカードと有り金全部置いていってもらうからな!!」
「いいだろう。もっともお前が勝てたらだけどな…」
その言葉にカチンと来たのか男は再びこちらをにらみつけてきた。
俺は無言で女の子に自分の上着を放り投げ、ある程度の距離をとった。
「「デュエル!」」
こうしてこの世界で初めての俺のデュエルが始まったのだった。
「俺の先行だ! ドロー!!」
野郎の先行で始まったこのデュエル。当然使うのは護身用のデッキだ。今日持っていたのガチデッキだし、手札も悪くはない。ドロー次第だけどどうやらすぐ済みそうだ。
「俺は可変機獣ガンナードラゴンを妥協召喚! カードを1枚伏せてターンエンドだ!」
不良 LP4000 手札4枚
可変機獣ガンナードラゴン 攻撃力1400
伏せカード1枚
攻守のステータスを下げて妥協召喚することが出来るガンナードラゴンを出してきたってことはおそらくあのデッキだろう。自信がありそうな顔からしてバックにあるのはあのカードだ。俺のデッキとは相性がよくないが対処も出来るし問題はないだろう。
「俺のターンドロー!」
「リバースカードオープン! スキルドレイン! 1000ポイントのライフを払ってフィールドのモンスターの効果をすべて無効にする!! これでガンナードラゴンの攻撃力は2800に戻るぜぇ」
不良 LP4000→3000
ガンナードラゴン 攻撃力1400→2800
やはりスキドレビートか。単純戦略だけど相手のモンスター効果を封じるつつ展開することが出来るため、かなりの強さを持っているデッキだ。
だが甘い。自分のカードに自信があるのか他に伏せカードを置かなかったのはアイツのミス。あんなフィールド状態であればいくらでも対処することは可能だ。
と言っても俺の手には除去手段がないんだけどな。まずはドローしてから考えるかな。
「俺は魔法カード闇の誘惑を発動。カードを2枚ドローして手札から闇属性モンスター、BF-極北のブリザードをゲームから除外する」
よし! 今の状況には神としか言いようのないドローだ。ついてるなこりゃ。そしてこのデッキのエンジンを引いたぜ。
ドローしたカードを確認し、俺は勝利を確信した。
「俺は速攻魔法サイクロンを発動。スキルドレインを選択して破壊する」
「くっ! だが俺のガンナードラゴンの攻撃力は2800のままだ!!」
スキドレが割られてもまだ2800に戻ったガンナードラゴンがいるからか、不良の顔はまだ自信が見て取れる。見てろよ…今からその表情を真っ青に変えてやる!
「俺は永続魔法黒い旋風を発動。そして相手フィールド上にのみモンスターが存在する場合、BF-暁のシロッコはリリ…生贄なしで通常召喚出来る」
危ない…この時代はリリースじゃなくて生贄って言うんだったな…。
まぁとにかく、俺のフィールドにその名の通り黒い翼を持つこのデッキのメインの1枚であるモンスターが現れた。
さぁこれからがこのデッキの本領発揮だ!
「ここで黒い旋風の効果発動。BFと名の付いたモンスターの召喚に成功した時、デッキからその攻撃力以下のBFを手札に加える。俺はBF-蒼炎のシュラを選択し手札へ加える。そして魔法カード二重召喚を発動。このターン通常召喚をもう1度行える。俺はさっき手札へ加えたシュラを召喚。そしてもう1度黒い旋風の効果発動。今度はBF-疾風のゲイルを手札へ加える。そしてBF-黒槍のブラストとBF-疾風のゲイルを特殊召喚。この2枚はそれぞれ同名カード以外のBFがいる時に特殊召喚出来る」
フィールドに一瞬で4体のモンスターが並んだ。その展開力に不良は驚くが、自分のモンスターの方が攻撃力が高いのでまだその余裕は崩れていない。もっともその余裕もすぐになくなるだろうけどな。
「疾風のゲイルの効果発動。1ターンに1度、相手モンスター1体の攻守を半分にする。せっかく攻撃力を戻したところで悪いが、また半分に戻ってもらう!」
ゲイルがその翼を動かすと激しい風がガンナードラゴンを襲い、その体を傷つけた。
ガンナードラゴン 攻撃力2800→1400
自信を持っていたモンスターが弱体化し、さっきまでの余裕面していた不良の顔が変わった。総攻撃をくらえば一気にライフは0になる。明らかな動揺が見て取れた。
だが、まだだ。これからもっとすごいものが見れるぜ!
「暁のシロッコの効果発動。BF1体を選択しその攻撃力を自分フィールドの他のBF全ての攻撃力の合計分アップさせる! 俺はブラストを選択するぜ!」
黒槍のブラスト 攻撃力1700→6800
黒き翼たちの力を受け、ブラストの力がアップした。その攻撃力に不良の顔が青くなる。
もっとも全てのBFで殴れば済むわけだが、相手へ圧倒的な力を見せるためにあえてシロッコの効果を使った。これで連れの方も戦意喪失してくれるだろう。
まだバトルフェーダーなどの可能性もあるが相手を表情を見る限りそれはないだろう。
「さぁこれで終わりだ。ブラストでガンナードラゴンを攻撃! ブラック・スパイラル!!」
「ぐわああああああああああああああ!!」
不良 LP3000-5400→-2400
ブラストの槍に貫かれガンナードラゴンは破壊されその衝撃で不良が吹っ飛びデュエル終了のブザーがなった。
衝撃で吹っ飛ぶとかデュエルディスクの安全性はどうなってるんだ。そう思ったがアニメでよく見たあの光景を見ることができ満足だ。
もう1人の不良は予想通り戦意喪失したのか吹っ飛んだ不良を連れ逃げていってくれた。
しかし仲間を増やして戻ってくる可能性もあるのでこちらもさっさと逃げることにするか。
デュエルディスクをしまうと座り込んでいる女の子へ近づいて手を差し伸べる。向こうが手を掴んだのを確認してからひっぱり起こし、そのまま歩き出した。
「家はこの辺?」
うつむいたまま黙ってついて来る彼女に聞くと無言で首を横に振った。
裏路地を出たところでサヨナラしてもよかったのだが、どうせ乗りかかった船だと彼女を送っていくことにした。
「じゃあ電車で来たの?」
もう一度問いかけると今度は首を縦に振った。ずっと彼女は黙ったままなので少し気まずくもあるが、あんな目にあったのだしまぁ仕方ないだろう。
とりあえず駅まで送ろうと目的地へと進む。
駅までそんなに遠くなかったのですぐに着くことが出来た。
駅の中まで入るとタイミングを失いずっと握ったままであった彼女の手を離した。
「ここからは1人で帰れるよね?」
やはり黙ったままの彼女がコクンの頷いたのを確認し、それじゃあ気をつけてを告げて歩き出した。
「……助けてくれてありがとうございました」
小さいが、そう聞こえたので俺は手を振ることでそれに答えて家路についた。
―――この時を振り返り俺は当時の自分を殴ってやりたい。あの子を助けたせいで【目立たないようにする】、そう決めたはずのアカデミアでの生活が早くも崩れ去ってしまったことにこの時はまったく気付いていなかったのだった。
というわけで4話、そして初めてのデュエルシーンでした
これからデュエルシーンはこんな感じで書いていこうと思っていますが、根本的な小説の書き方もそうですがもっとこうした方が見やすいなどありましたらアドバイスお願いします
今回出て来て早速フラグをおっ立ててしまった新キャラはTFキャラです。どの子かはすぐに出てくると思うので今は伏せておきます
さて、今回遊一が使ったのはBFデッキ
シンクロは入ってなく、展開してからの集約したブラストで1キルを狙ったデッキです
4000LPのこの世界だからこそ成立するコンボですね
現実世界ではその昔このブラストの後にDDB出してぶっぱという流れがあったそうですね・・・恐ろしい
ちなみに話し少し出た試験用デッキの登場は次回を予定しています
それではやってみたかった今日の最強カードいきます
遊一「今日の最強カードはBF-黒槍のブラスト。レベル4闇属性鳥獣族モンスターだ。
ステータスはそこまで高くないけど、これはBF全般に言えるが闇属性で尚且つ鳥獣族というBF専用カード以外のサポートを受けやすいモンスターだね。
こいつは場に自身以外のBFがいるとき特殊召喚でき、貫通効果も持っている。シロッコ、ゲイルがいるときにコイツを出すと大ダメージを与えられる。
黒い旋風などでうまく制限カードのゲイルを手札へひっぱってこれればその展開も無理なく可能だけど今は黒い旋風も制限カードだから少し厳しいと思う。
だけど他のBFを並べることは可能だからブラストで大ダメージを与えることは可能だ。」
では次回でお会いしましょう。