遊戯王GX ホントは目立ちたくない転生者   作:やましん

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5話です
多くの方がお気に入りに登録してくださってるようで非常に驚いています
この場を借りてお礼を申し上げます

さて5話にしてやっとアカデミアの入学試験です・・・長かった
そして主人公の試験用デッキのお披露目です
まぁすごいデッキとかじゃないのでその辺は期待しないで読んでください
ちゃんとしたデュエルパートが今回入ったのですが、ミスがないか不安で仕方ないです
ミスの発見や見にくいなどありましたらご指摘くださるとありがたいです

というか試験全部詰め込んだら長くなりすぎた・・・
長くて読みにくいようでしたら2つに分断しようと思うのでコメントください


誤字脱字等ありましたら感想からお願いします
それではどうぞ


ターン4 アカデミアってちゃんとした学校なんだな

不良をぶっ飛ばしてからしばらくが過ぎ、ようやくアカデミアの試験の日になった。

 

ちなみにデュエルアカデミアの試験はまず、各地で行われる筆記試験である程度の点数を取る必要があるらしい。筆記試験内容はデュエルに関するものと一般科目の2種類。

アニメではまったくそんな描写がなかったけどアカデミアでは国語やら数学といった普通の科目の授業もあるようだ。まぁ高校なんだから当然といえば当然だよね。

そして筆記試験の内容でしっかりとした点数を取ったものは受験者番号を与えられて海馬ランドで行われる2次の実技試験を受け最終的な合否が決まるという流れだ。

 

 

 

というわけで俺もその筆記試験を受けるためにその会場へやってきたわけだ。

一応前世で大学生をやっていた身としては一般科目で下手な点数を取るわけにはいかないし、デュエルに関するものもある程度は自信がある。

それに目標であるラーイエローへ入るためにはここでしっかしと点を稼いでおく必要がある。だが目立ちすぎないためにある程度にとどめておく必要があるだろう。ここが頑張りどころだ。

 

最初に行われた一般科目は中学生レベルということもありスラスラと解くことが出来た。

ケアレスミスもあるだろうがそれを込みで考えればある程度になったろうしまぁ十分だろう。

そしてデュエル関係のテストに移った。二次創作では某社長の嫁に関する内容のゴリ押しというぶっ飛んだ内容のものもあったが、この世界では結構普通にカード効果の内容や効果処理などの問題が出された。これも前の世界では当たり前の簡単な処理だったのでスラスラ解くことが出来た。

だけどさすがに通常モンスターのフレイバー・テキストはわからなかった。しかもこれが結構配点が高かった。こんなのわかる奴いるのかよ…。

まぁこれも差し引いたらある程度に抑えるだろうし、よしとしよう。

 

 

試験から1週間ほどで筆記結果がやってきた。さて気になる受験番号は…15番。

結構よすぎた感もあるけどまぁ2番とかよりは随分とマシだろう。というか俺よりいい点取ったってことはあのフレイバー・テキストわかったってことか?すげーなおい。

 

 

 

そしてまた時は過ぎ、実技試験の前日。俺はやっておかねばならないことがあった。

二次創作で活躍していた主人公の中には俺と同じように考えたが、試験に使うデッキを間違えてしまいシンクロやらガチデッキを使用しがっつり原作キャラに目を付けられてしまったなんてパターンがあった。

先人達の失態を踏まえて前日にしっかりと準備をした。試験用デッキ以外は全てしまい、デッキを取り違えることはないようにした。そして寝坊して某白塗り先生とデュエルなんてこともないように目覚ましもばっちりセットした。それも3つも。

これで完璧だ。…フラグじゃないぞ?

 

そして実技試験当日。フラグはへし折るものと言わんばかりにしっかりと目覚ましで起きて、遅刻することなく会場入りした。デッキも出かける前に確認したが間違いなく試験用デッキだ。今日は他にデッキも持ってないので取り違えは起こらない。

 

 

 

受付を済ませ、観客席で他の受験生のデュエルをボーっと眺めていた。最初に行われているのは受験番号の遅い奴ら、ようは筆記の点数が悪かったやつだ。

そいつらはどんなもんかと思ったらまぁひどい。さすがに街の子供みたいな低級バニラを素出しするなんてことはなかったけどプレイングやデッキがひどいのなんの。モンスターを出して殴ることしか考えてないんじゃないかと思うほどだった。確かにTCGはそういうものだけど多少は伏せを警戒するとかないのかねー。前にぶっ飛ばした不良の方が遥かに強いだろう。

しかし番号が早くなるにつれて多少プレイングの甘さを感じたがデッキはマシになってきたので少し安心した。同級生になるであろう人達が最初の奴らみたいなのばっかりでは俺が目立ってしまう可能性が高くなってしまう。

そういえば原作キャラに自分のカードの効果も把握してないような奴もいたな。よく試験受かったなアイツ。

 

 

 

そんな感じで適当に時間を潰しているとやっと俺の番が来た。最後にもう1度デッキを確認したが、ちゃんと試験用デッキだった。これでフラグは完全にへし折れただろう。

指定されたフィールドへ行くとTFなんかで出て来たサングラス姿の先生が待っていた。

 

 

「受験番号15番、麻倉遊一です。よろしくお願いします」

 

「うむ。試験官の亀丸だ。デュエルの勝敗で合否が決まるわけではないので、緊張せず君の実力を存分に見せてくれたまえ」

 

 

礼儀正しく挨拶を済ませ、試験官とは反対の場所に立つ。勝敗で合否が決まらないとはありがたい。実は今回使うデッキはフラグ回避のためにかなーりレベルを落としたものだ。なんといっても上級モンスターは1枚もない上、勝ちパターンの少ないデッキなのだ。

相手が試験用に調整されたデッキとはいえ、勝つ可能性はそこまで高くない。

あちらがデュエルディスクを構えたのでこちらも構える。

 

 

「「デュエル!」」

 

 

さぁ…試験の始まりだ。

 

 

 

「先行は受験生に譲る決まりとなっている。君のターンからだ。」

 

「では先行はいただきます。俺のターンドロー!」

 

さてドローして手札を確認する。まぁ勝率こそ低いが事故もそんなに起こらないよう調整したデッキなので手札は悪くない。

 

 

「俺はモンスターをセット。カードを2枚伏せてターン終了です」

 

 

遊一 LP4000 手札3枚

伏せモンスター1枚

伏せカード2枚

 

 

「うむ。最初のターンとしては悪くないだろう。では私のターンドロー! 私はブラッド・ヴォルスを通常召喚。そして装備魔法悪魔のくちづけをブラッド・ヴォルスに装備!」

 

 

ブラッド・ヴォルス 攻撃力1900→2600

 

 

「そしてブラッド・ヴォルスでセットモンスターを攻撃する!」

 

「セットモンスターは荒野の女戦士です。効果を発動します。効果でデッキより荒野の女戦士を特殊召喚します」

 

「ふむ。リクルートモンスターだったか。悪くないぞ! ではメインフェイズ2に入る!」

 

「メインフェイズ2にリバースカードを発動します。極星宝レーヴァティン!効果によりこのターン戦闘でモンスターを破壊したモンスター、ブラッド・ヴォルスを選択し破壊します」

 

「なんだと!? ならば私は500Pのライフを支払い悪魔の口付けをデッキの一番上に戻す。カードを1枚セットしターンエンドだ」

 

「エンドフェイズに速攻魔法サイクロンを発動し、セットカードを破壊します」

 

 

試験官 LP3500 手札3枚

フィールドにカードなし

 

 

サイクロンで割ったのは攻撃の無力化。いいカードを潰せた。しかも相手フィールドには何もカードがない。滑り出しとしては上々だろう。

しかし相手のデッキはおそらくモンスターを装備カードで強化して殴るタイプのビートダウンだろう。しかもモンスターはレベル4以下で攻撃力の高いカードばかりだろう。

つまりこちらが除去を使ってもどんどん後続のモンスターが出てくるということ。正直俺のデッキとの相性はよくない。さっさと勝ちパターンを揃えなくてはこちらが先に除去カードなくなりそのまま力で押し込まれて負けるだろう。

ならばこのチャンスは逃さずに防御も考えつつも、攻めてライフを少しでも削っておくべきだろう。

 

 

「俺のターンドロー! 手札から魔法カード強欲で謙虚な壺を発動します。効果によりデッキトップ3枚を確認してその内1枚を手札に加え残りをデッキに戻しシャッフルします。カードはバルキリー・ナイト、神剣フェニックスブレード、地獄の暴走召喚の3枚。暴走召喚を選択して手札へ加えます」

 

 

これでまずは勝ちパターンで必要なピースの1枚は手に入った。だがまだ必要なカードはある。だが、今はそれよりもまずは攻撃だ!

 

 

「俺はコマンド・ナイトを通常召喚します。効果により戦士族モンスターは400攻撃力アップです。」

 

 

コマンド・ナイト 攻撃力1200→1600

荒野の女戦士 攻撃力1100→1500

 

 

「荒野の女戦士を守備表示に変更します。そしてバトルフェイズに突入しコマンド・ナイトでダイレクトアタックします」

 

 

試験官 LP3500-1600→1900

 

 

「メインフェイズ2にカードを1枚伏せてターンエンドです」

 

 

遊一 LP4000 手札2枚

コマンド・ナイト

荒野の女戦士(守備表示)

伏せカード1枚

 

 

「少し消極的だぞ。しかしコマンド・ナイトの効果を考えれば堅実的な手だ。私のターンドロー! 私はジェネティック・ワーウルフを通常召喚し悪魔のくちづけを装備する」

 

 

ジェネティック・ワールフ 攻撃力2000→2700

 

 

「バトルだ! コマンド・ナイトは他の戦士族がいる限り攻撃対象にならないのだったな。ならばワーウルフで女戦士を攻撃する!」

 

「荒野の女戦士の効果発動! デッキより切り込み隊長を特殊召喚します」

 

「ふむ。私はカードを1枚伏せてターンエンド」

 

 

試験官 LP1900 手札1枚

ジェネティック・ワーウルフ(悪魔のくちづけ装備)

悪魔のくちづけ

伏せカード1枚

 

 

「俺のターンドロー! 2枚目の強欲で謙虚な壺を発動します。カードは切り込み隊長、荒野の女戦士、戦士の生還の3枚。効果で切り込み隊長を選択し手札へ加え残りはデッキに戻します。そして俺は切り込み隊長をそのまま通常召喚します。切り込み隊長の効果は強欲で謙虚な壺のデメリットで発動出来ません。これで俺はターンエンドです」

 

 

遊一 LP4000 手札2枚

切り込み隊長×2

コマンド・ナイト

伏せカード1枚

 

 

「今度は切り込み隊長でロックをかけてきたか…すばらしい戦術だ。私のターンドロー!私はこのままターンを終了する」

 

 

試験官 LP1900 手札2枚

ジェネティック・ワーウルフ(悪魔のくちづけ装備)

悪魔のくちづけ

伏せカード1枚

 

 

ちなみに更に言うと強謙のデメリットを利用して手札に切り込み隊長の効果で出せるモンスターがいないという俺の手札情報も上手く隠したわけだけど。さて、ロックでしばらくは時間を稼げるだろうが除去カードを引かれたら一気に崩されるぞ…。その前にどうにか必要なカードを集めなくては。もう強謙もデッキにはないしこの後のドローに賭けよう。

 

 

「俺のターンドロー! 俺はカードカー・Dを通常召喚します。そして効果発動。このカードをリリースしカードを2枚ドローしてこのターンは強制的にエンドフェイズとなります。そのままターンエンドです」

 

 

遊一 LP4000 手札4枚

切り込み隊長×2

コマンド・ナイト

伏せカード1枚

 

 

ここでカードカー・Dとは本当に運がいい。さぁこれで後1枚だ。後1枚で勝ちパターンが揃う。どうにか持ちこたえてくれ…!

 

 

「私のターンドロー! 手札よりライトニング・ボルテックスを発動! 手札1枚を墓地へ送り相手フィールドの表側モンスターすべてを破壊する!!」

 

「げぇ!?」

 

「これでロックは崩れたぞ! ワーウルフでダイレクトアタックする!」

 

「けどまだです! ダメージ計算時にリバースオープン! ガードブロックを発動しその効果で戦闘ダメージを0にしカードを1枚ドローします」

 

「まだそのようなカードを伏せていたとはな。本当に堅実的でいいプレイングだ。だがこれでフィールドはがら空きだ。私はターンを終了する」

 

 

試験官 LP1900 手札1枚

ジェネティック・ワーウルフ(悪魔のくちづけ装備)

悪魔のくちづけ

伏せカード1枚

 

 

まさかこんなに早く除去カードを引いてくるなんて…。これはホント困ったぞ。手札にもうこれ以上防御カードがない。今は相手がモンスターを引けてないようだが、早くしないとここままだとサンドバックにされてしまう。

 

 

「俺のターンドロー! くそ…モンスターをセットしてターンエンドです」

 

 

遊一 LP4000 手札5枚

伏せモンスター1枚

 

 

「何もいいカードは引けなかったようだな。私のターンドロー!私は2体目のワーウルフを通常召喚する。バトルだ!先ほど召喚した方のワーウルフでセットモンスターを攻撃だ!」

 

「セットモンスターはバルキリー・ナイトです。そのまま破壊されます」

 

「続いてもう1体のワーウルフでダイレクトアタックし、これでターンエンドだ」

 

 

遊一 LP4000-2700→1300

 

 

試験官 LP1900 手札1枚

ジェネティック・ワーウルフ

ジェネティック・ワーウルフ(悪魔のくちづけ装備)

悪魔のくちづけ

伏せカード1枚

 

 

やばいぞ…いよいよ2体目のモンスターが出てきてしまった。次のターン何も引けなければ終わりだ。なんで3枚積みで引けないんだよ…頼むぜ俺のデッキ。

どのみちデッキはある程度まで圧縮されているんだから引ける確率は高いはずだ。このドローにすべてを賭ける。さながらデスティニードローと言ったところか。

 

 

「俺のターンドロー!!」

 

 

いつもより気合を入れてドローをしカードを確認する。…よっしゃ!目的のカードではなかったがこれで行けるぞ…。さぁ反撃の時間だ!

 

 

「まずは手札からサイクロンを発動し伏せカードを破壊します。続いて魔法カード増援を発動。効果でデッキよりレベル4以下の戦士族、マジック・ストライカーを手札に加えます。そして墓地に存在する増援を除外することでマジック・ストライカーを特殊召喚します。更に特殊召喚成功時に速攻魔法地獄の暴走召喚を発動!デッキ・手札・墓地から同名カードをすべて攻撃表示で特殊召喚します。」

 

「ならば私は暴走召喚の効果でワーウルフ1体を特殊召喚する。せっかくそのモンスターを並べダイレクトアタックしたところで私のライフは残るぞ!」

 

「えぇ。ですからこうさせてもらいます。更に永続魔法連合軍を発動します! その効果でマジック・ストライカーは600攻撃力がアップします。」

 

 

マジック・ストライカー 攻撃力600→1200

 

 

「そしてマジック・ストライカーの効果、このカードは直接攻撃することが出来ます。3体のマジック・ストライカーで攻撃します!」

 

 

試験官 LP1900-1200×3→-1700

 

 

ライフが0となりデュエル終了の音が鳴った。俺の試験は終了した。

 

 

 

 

 

「これで試験を終了とする。少々守りを重視したプレイングだったが、すばらしい戦術だった。結果は期待していいだろう。お疲れ様。いいデュエルだったぞ」

 

「ありがとうございました」

 

 

試験官と握手をした俺は挨拶を済ませるとフィールドから出て行った。

すげー疲れた…。まさかマジック・ストライカーがこんなに手札に来ないなんて思わなかった。もうこのデッキは崩そう…。そう決めて俺は観客席に戻って行った。

 

 

 




というわけで5話でした
アカデミアの試験内容などは作者の勝手な妄想です
一応学校なんだし普通科目の授業もあるでしょう・・・きっと

デュエルシーンなんですが、ちょっと台本くさすぎたかもしれないです・・・反省

今回遊一が使ったデッキはマジック・ストライカーをアタッカーに置いたデッキです
前回同様4000ライフだからこそ出来る1キル狙いの自分で言うのもあれですが、かなりひどいデッキです。
ちなみに禁止制限は現実に合わせたデッキなので剛謙は2枚、増援は1枚となっています。これからも現実の禁止制限に合わせたデッキが登場することがあるかもしれないのでご了承ください
遊一の言葉通り上級モンスター0でバルキリー・ナイトが最高打点カードです
ロックと打点目的なのでバルキリー・ナイトの上級モンスターの蘇生効果は無視しています

デッキ紹介はこの辺にして今日の最強カードいってみようと思います!

遊一「今日の最強カードはマジック・ストライカーだ。レベル3地属性戦士族モンスター。
このカードの効果は墓地の魔法を除外して特殊召喚出来ること・ダイレクトアタック出来ること・このカードの戦闘で自分が受ける戦闘ダメージが0になることの3つだ。
どれも優秀な効果だ。特に特殊召喚に関しては墓地の魔法を除外することがデメリットとなるデッキは少ないから非常に緩い召喚条件だと思う。また召喚制限がないのもいい所だね。
シンクロ・エクシーズ・アドバンス召喚など様々な用途があり活躍する機会が多いカードなんじゃないかな。
また今回俺が使ったみたいに暴走召喚なんかで並べると1800のダメージと3回分の盾となることが出来るのでそれも便利だと思うぞ」


では次回またお会いしましょう
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