あれからまた多く方がこの小説をお気に入り登録していただいているようで本当に嬉しい限りです
この場を借りて改めてお礼を申し上げます
あとコメントでデュエルシーンの時に効果をちゃんと書いて欲しいというリクエストをいただきました
一応デュエルの流れ上キャラがカード効果を読み上げるのでくどくなってしまうのかなと思い別で効果を書くことはしてこなかったのですがちゃんと書いた方がいいでしょうか?
今回と次回はデュエルパートなしでいこうと思うので次のデュエルシーンまでにご意見をいただけると嬉しいです
さぁ今回は5話にしてついにちょっとだけですが原作キャラのあの人が登場します!そしてTFより第一の刺客としてあの子が登場します!!
お楽しみに
それではどうぞ
無事実技試験を勝利で終えた俺はまっすぐ家に帰ることはせずに観客席へと戻ってきた。試験を終えた者は帰ってもかまわないと受験案内には書いてあったが、これから起こるだろう出来事を見ない手はないだろうと思いもう少し会場に残ることにした。
なんといってもこれから遊戯王GXの主人公であるガッチャさんのデュエルが始まるのだから。
原作キャラに目を付けられないようにという目標は立てたものの、アニメで見ているだけだったシーンを生で見れるのであれば是非見たいと思うのが自然だろう。
それに観戦しているだけなら原作キャラと接触はしないだろう。そう結論付けて観客席に座りしばらくぼーっとしていると離れたところで集まっていた試験官達がなにやら騒ぎはじめ、その後あの独特な髪型のガッチャさんがデュエルフィールドに現れた。
相手は原作通り某実技最高責任者の先生だ。2人の声は遠くて聞こえないけどソリッドビジョンはここからでも十分見れるだろう。
そしてこれまた原作通りデュエルは進んでいき遂に初期のガッチャさんの嫁が現れた。何故わざわざフェザーマンを召喚してから融合したのかはアニメを見ていた時からの疑問である。
そしてその名の通りフィールドが高層ビルで埋め尽くされ、ガッチャさんの嫁の一撃によって先生の嫁が粉砕されデュエルが終了した。
それを見届けるとアニメの名シーンの1つを生で見れたことに大満足し、俺は会場を出て家へ帰ることにした。
実技試験から数日後、待ちに待った試験結果が郵送されてきた。どうか間違ってもオシリスレッドではありませんようにと願いながら中身を確認すると試験結果としては無事合格。しかも念願のラーイエローへの配属だ。エアーマンが着ていたあの黄色い制服も一緒に届いていた。
まずは目標の1つをクリアしたことにかなりの嬉しさを感じながらも、すぐに訪れるアカデミアへの出発に向けていそいそと準備をはじめるのだった。やらねばならないことは山ほどあるのだ。
俺はまず持っていくカードをどうするか考えた。大量に積まれたカバンの中にあるカード達をすべて持っていくのはどうにも骨が折れそうだが、この世界でのカードの価値を考えれば留守の家にずっと置いていくのも物騒だ。それにシンクロやエクシーズなど人の手に渡ってはまずいカードなんかも手元で管理した方が安全だろうと、すべてのカードを持っていくことに決めた。
さすがにこれを自分で運ぶのは無理なので郵送の手配をした。向こうに着いたら金庫を設置する許可を取ってそこで厳重に管理しよう。
次に生活品の準備だ。ラーイエローの入寮案内を見る限り着替えなんかの最低限の物だけ持っていけば済みそうだ。最低限といえど、それなりに荷物になるがこれも郵送すれば問題ない。
また長期に家を空けるため冷蔵庫などの中身を出発日までにカラにし、部屋を綺麗に保つために月1でハウスキーパーに来てもらえるよう手配を済ませた。これで準備完了だ。
そしてアカデミア出発当日。指定された場所へ行くとそこにはいくつかのヘリと船が待っていた。どうやらこのどちらかでアカデミアまで向かうことになるらしい。
ヘリの方が先にアカデミアに着くということもあり、ヘリにみんな殺到していたので俺は船で行くことを選んだ。なにより俺は高い所が得意じゃないのでヘリでの移動はごめんだ。
こうして船に乗り込み、俺はアカデミアへと向かっていったのだった。
出航から少し経ち、俺は船のデッキにあるベンチのに座って数時間の船旅をのんびりと満喫していた。荷物のほとんど郵送してしまい身軽な格好で来てしまったため、最初こそどう暇を潰そうか悩んでいたがいざデッキに出てみると潮風が気持ちよくてこうしてなにもせず座っているだけでも退屈しないで済み助かった。
何をするでもなくぼけーっと海を眺めていると、誰かが俺に近づいてきた。
「あのー、私のこと覚えてますか?」
突然話しかけてきたその人物はどこかで見覚えがあると思ったらあの時不良に絡まれていた女の子だった。
まさかアカデミアの新入生だとは、偶然とは恐ろしいものである。
「あぁ、あの時変な連中に絡まれてた…」
「はい! あの時は助けていただいてありがとうございました!」
そう言ってにっこりと笑い頭を下げた彼女は、あの時とは随分と印象が違った。あの時は怖い体験をしたこともあり終始怯えたような表情ばかりだったけど、今の彼女はとても笑顔が似合っていた。これが本来の彼女なんだろう。
「いや、お礼なんていいよ。ただのお節介だ」
柄にもなく照れてしまった俺は頬が熱くなるのを感じながら手を振った。
そんな俺に彼女はずいっと一歩こちらへ近づいてきて俺の手を握った。
「いえ! あの時貴方が助けてくれなかった私はどうなっていたか…だから本当にありがとうございました! よければお名前を教えてくれませんか?」
「麻倉。麻倉遊一だ」
「麻倉さんですね?私、宮田ゆまって言います! ゆまと呼んでください!」
―――なん…だと…?
再びニッコリと笑って名前を名乗った彼女を見ながら、俺の思考はフリーズした。
今この子はなんて言った? 宮田、ゆま…だと?
この子を見た時にどこかで見たことあると思ったけど当たり前だチクショウ! あの日助けるより遥か前から俺は彼女のことを知っていたんだ。
宮田ゆま。元の世界にあった遊戯王のゲームの1つであるタッグフォースシリーズに出て来たモブキャラの子だ。
序盤こそただのモブだったがシリーズを重ねるごとに人気を博し、遂には固有のグラフィックが与えられたキャラの内の1人だ。
俺が最後にプレイしたことがあるタッグフォース6ではガッチャさんと同じくE・HEROデッキを使用し、原作キャラに負けないくらいの強さを誇っていた。
この世界にはTFキャラもいるのかよ! 聞いてないぞ! というか俺は赤帽子なんか被ってないぞこの野郎!!
予想外の展開に混乱しながらそう心の中で悪態をついていると彼女が心配そうにこちらを見ていることに気づいてハッとした。
もうグダグダ文句を言っても仕方ない…出会ってしまった以上素直に諦めよう。
「あぁ…ごめんごめん。ゆま、だな?俺も遊一でいい」
「はい! 遊一くん♪」
嬉しそうに笑う彼女を見ながら、俺はこれからのアカデミア生活に大きな不安を覚えた。ゆまがいる以上他にもタッグフォースのキャラが学園にいるんだろうな。揃いも揃って強いデッキを持つ彼女達と関わりを持てば、当然原作キャラとの接点も増えてしまうだろう。回避しなければいけないフラグが増えたことに頭を痛める俺をよそに、船はアカデミアへと着実に進んでいったのだった。
というわけで5話でした
ついにガッチャさん登場!一瞬でしたがね・・・
そしてターン3で登場した女の子はゆまちゃんでした
ターン3では彼女らしいところがまったくなかったですが、さすがのゆまちゃんでも襲われそうになってしまっては怯えてああいう感じになるんじゃないかなーと思い書きました
というかちゃんとゆまちゃんらしく書けているのか非常に不安です
さてというわけで今回も今日の最強カードいってみようと思います!
ガッチャさんとゆまちゃんが登場したということであのカードしかないと思い決めました
今回はゆまちゃんにお願いしようと思います!どうぞ!!
ゆま「えーっと、今日の最強カードは摩天楼― スカイスクレイパー ―です!
このカードはE・HERO専用のフィールド魔法で私も使っているカードなんですよ?
自分のE・HEROと名のついたカードが攻撃した時に相手モンスターより攻撃力が低かった場合にその攻撃力を1000ポイントアップさせます!
だけど自分が攻撃した時、つまり自分のターンにしか効果は使えなかったり相手もE・HEROを使っていた場合は相手の攻撃力も上げてしまうというデメリットもあるんです…
サーチには専用モンスターであるキャプテン・ゴールドがいますしテラフォーミングでもサーチ出来るので手札に来る機会は多いと思います!
どんなに相手が強くてもその効果で倒すことが出来ちゃうヒーローにはぴったりのカードです!
ヒーローは必ず勝つ!! なーんてね♪」
ではまたお会いしましょう