遊戯王GX ホントは目立ちたくない転生者   作:やましん

8 / 21
こんばんわ7話です!

なんともうお気に入りが100件を越えました!この小説を始めたときはこんな多くの方に読んでいただけるとは思いもしなかったのですごく驚いています
これからも努力していきますのでこの小説共々よろしくお願いします!

今回もデュエルパート抜きです
そしてまたしてもTFキャラを登場させてみました
誰かは読んでみてのお楽しみということで・・・
他にも色んなキャラを登場させていただきましたのでお楽しみに!
更に色々と作者の勝手な創造で書いたことがいくつか出てきますがご了承ください

後デュエルシーンの書き方についてのアンケートを引き続き待っています
カード効果をしっかりと書くのか書かないのか
ご意見をいただけるとうれしいです
また誤字脱字がありましたら感想にお願いします


それではどうぞ!


ターン6 フラグを回避したら別のフラグが立ったでござる…

衝撃の事実が発覚した後、船がようやくアカデミアに到着した。

船着場でゆまと分かれた俺は一旦制服に着替えるために自分に宛がわれた部屋に向かうことにした。

オシリスレッドでは3人1部屋というかなり厳しい環境だったが、ここラーイエローでは1人1部屋である。さすがにオベリスクブルーのような豪華絢爛な部屋ではないけど住むには十分な広さだ。家具や家電なんかも一通りあるし俺的には満足している。

 

 

 

部屋で着替えた後はそのまま入学式に参加した。集まった面子を見るにどうやら編入組のみの参加のようだ。

確かあのサイバー流のえらい人だったと思われる校長のありがたくも長ったらしい話を聞いたのち、これからのことについて諸々の説明を聞きPDAというアカデミアで使う万能携帯のようなものを受け取り解散となった。

解散後、早速というかゆまに声をかけられPDAの連絡先を交換した俺は、原作では確かこの後ガッチャさんとサンダーの一悶着があったと思うのでそれに間違ってもそれに遭遇しないようにまっすぐ自室に戻り荷物の片付けにいそしんだ。

 

 

 

そして夜にはイエロー寮の歓迎会に参加し、十分に豪華な食事にありついた。その席でこの世界に来てからずっと知り合いらしい知り合いなどゆまくらいしかいなかった俺に友達が出来た。

神楽坂、小原と大原。どいつもこれから原作で起こる騒ぎの犯人達だがみんないい奴らだ。

それに事件後はまったく原作に絡みがなくなるからまぁ変なフラグは立たないだろう。

その3人と話ながら歓迎会を過ごした俺は、会が終わった後に早速金庫設置の許可をもらいに寮長の樺山先生の所へ行った。当然ながら実費でという条件付きだったがその許可はあっさりと貰えた。あの量を全てしまえるくらいとなると結構な大きさの金庫が必要かもしれないがまぁ仕方ないだろう。

 

 

早速部屋に戻り備え付けのパソコンで調べるとちゃんと設置までの作業をしてくれる業者があったのでそこで注文を済ませた。これで後は届くのを待つばかりだ。

 

寝る前に1度PDAを確認したが、特に何もなかった。今頃ガッチャさんの下にはサンダーからの挑戦状が送られているだろう。いわゆるブルーの洗礼と呼ばれるあのイベントだがどうにかサンダーに目を付けられることのなかった俺には挑戦状はやってこなかった。正直ネタとしか思えないサンダーの地獄デッキを見られないことは残念だが、そのうち実技デュエルなどで見れる機会もあるだろう。

無事に1つのフラグを回避出来たことに満足しながら俺は眠りついたのだった。

 

 

 

 

 

次の日からはアカデミアでの授業が始まった。時間割の中には錬金術なんていう奇妙な授業こそあったものの、その他は普通の授業だった。もちろんデュエリストの養成学校なだけあってデュエルモンスターズに関する授業が多く組み込まれていたが。

しかし、その内容は俺からすれば本当に初歩の初歩だから退屈でしかたない。

今の授業なんてカードの種類についての話をしている。最初の授業とはいえこんな所から始めるとなるとこの退屈はしばらく続きそうだ。

 

 

「それではシニョール丸藤。フィールド魔法の説明をお願いするノーネ」

 

「えーっと…あの…」

 

 

ちょうど今指名されてキョドってるすげー奇抜な髪色の奴、丸藤翔を俺はあまり好きじゃなかった。物語の途中からは更生したけど初期のコイツはすぐ調子に乗るがピンチになるとすぐ逃げていじける、それにちょっと強いカードは反則だと騒ぎ立てる典型的なクズだ。そして何よりコイツのウジウジした所が大嫌いだ。

初期のサンダーも嫌な奴だけどすぐにはっちゃけていいキャラになるので別に嫌いっていうわけじゃない。

 

そんな理由もあり答えられないでいる翔をブルーの連中が茶化しクラスに笑いが起こっている中、少し冷めた目で見ていた。すると白塗り先生の矛先がいきなり俺に向けられた。

おいおいここはガッチャさんが先生を茶化してまた爆笑っていうのが原作の流れじゃなかったか?なんで俺に来るんだよ…。

 

 

「それではシニョール麻倉。シニョール丸藤の代わりにフィールド魔法についての説明をお願いしマース」

 

「わかりました…。フィールド魔法はフィールドカードゾーンに置いて使うことが出来る魔法カードです。相手も含めてフィールド魔法は1枚しか場に存在出来ず、新たなフィールド魔法が発動された時、すでにフィールドにあった方のフィールド魔法は破壊されます。そして魔法カードなのでセットすることは可能ですが、セットする場合もフィールドカードゾーンにセットしなければなりません。更にセットする時にすでに場にフィールド魔法が存在していた場合はすでにあった方は破壊されます。そしてフィールド魔法の効果はその大半が属性や種族などを限定しますが、モンスターのステータスを変化させるものです。なので自分のデッキのモンスターと合ったフィールド魔法を使えばその効果を利用し自身のモンスターを強化すること出来ますが、フィールド魔法の効果は相手の場にも及ぶのでその効果の恩恵を相手も受けてしまうこともあるので注意が必要なカードです」

 

「素晴らしい! 模範解答なノーネ! 座ってよろしいノーネ」

 

 

その場で立ち、当たり障りのない程度で答える。しゃべりすぎて変に目を付けられては嫌だからな。

内容は先生の満足いくものだったようで拍手をされ、再び着席した。

 

というか先生、ちゃんと生徒の顔と名前を把握してるんだな。最初の頃はブルー贔屓がひどくて嫌な先生だったけどちゃんと教育者してるんだな…ごめん先生、誤解してたよ。

 

 

こんな感じで他の授業も進んでいった。デュエル以外の一般教養も俺には問題ないレベルなので苦労はしないだろう。

ちなみに実技は月1で行われる試験以外ではしないらしい。丁度入学試験時に使っていたデッキを崩してしまいガチデッキしか持ってなかったので助かったけど、そろそろデッキを組まなくてはならないだろう。さて、どんなデッキにしようか…。

 

 

その日の夜、普段使う用のデッキ作成に取り掛かろうと俺はカードとにらめっこしていた。

どんなコンセプトがいいだろうか…前回作ったデッキは少し弱すぎたのでその反省を活かそうと思う。

悩みながらあれこれとカードを見ていたとき、ふと1枚のカードが目に留まった。

 

そうだな…これを中心にしたら楽しいことになるんじゃないか? うん、それがいい!

 

そのカードを見てピンときた俺は早速他のカードを漁り始めた。コンセプトはばっちり定まった。

 

あれとあれを入れて…じゃああのギミックの入れてみようか…あぁ楽しくなってきたぜ!

 

しばらくして完成したデッキを見て俺は満足気に笑った。久しぶりにいい仕事をしたぜ。まだ調整は必要だろうがしばらくはこのデッキを使っていこう。少し強すぎてしまったかもしれないが…ガチってわけじゃないしまぁいいよな? ロックやバーンってわけでもないし…うん、大丈夫だ。

 

 

 

 

 

 

それから時間が過ぎてアカデミア生活も1週間目になった。

注文していた金庫がやってきたのでさっそくカード達をそこにしまった。金庫は重く頑丈だし開けるにはダイヤルと鍵の2つが必要だ。これだけしっかりしていればカードは安全だろう。

そういえば知らない内に女子寮覗き魔の1件が終わっていたことを俺はゆまからの情報で知った。またしてもフラグ回避に成功したぜ。

そして相変わらず俺は神楽坂達と学園生活を楽しんでいた。コピーデッキを得意とし様々なデッキを組むことが多い神楽坂にデッキの相談を受けたり、小原と彼のデッキに使えそうなカードの代わりにアニメオリジナルカードを交換したりと非常に充実した毎日である。

ゆまともあれから学園外でも電話やメールしたりといい関係を築いている。彼女も女子寮で仲のいい友達が何人か出来たようで毎日楽しそうだ。うん、喜ばしいことだね。

 

 

そんな楽しい日々を送っていたため、俺は大事なことを2つも忘れていたんだ…。

1つはこの学園にTFキャラがゆま以外にも何人か実在していること。

そしてもう1つは、以前ゆまを助けた時にガチデッキを使ってしまったことだ。

この2つのせいで俺はまた面倒事に巻き込まれてしまうのだった。

 

 

 

 

 

ある日の放課後、俺はゆまに呼び出された。なんでも紹介したい人がいるらしい。

ゆまは悪い奴ではないし変なことにはならないだろうと、俺はそれに了承して指定された場所へ向かったのだった。

場所はアカデミアの空き教室の1つ。放課後ということもあり人なんてまったくいなかった。

教室に入るとゆまがこちらに気づいて手を振ってきた。そんな彼女に手を振り返し、近くに行こうとした時に彼女の隣に誰かいることに気がつきその人物を確認した瞬間、俺は頭が痛くなった。

ゆまの隣にいる人物。確認するまでもなくその人が誰なのか聞かないでもわかってしまったからだ。

 

 

藤原雪乃。この子もゆまと同じくゲーム、タッグフォースシリーズに登場していた人物だ。

彼女もまた人気を博し固有のグラフィックを与えられた1人であり、その妖艶な容姿と言動で多くの少年達のハートを鷲掴みにした。使用するデッキは推理ゲート、デミスドーザーにリチュアとシリーズによって変わっていったがどれを取ってもその強さは凶悪であり本物だ。

 

 

なんで雪乃が…。そう思いながらもその答えを知るにはあそこへ行くしかないし今更逃げられるわけもないと諦め、彼女達の元へと向かった。

 

 

「こんにちは遊一くん♪ 紹介しますね? こちらは藤原雪乃ちゃん。私のお友達です!」

 

「ふふっ… よろしくね、ボウヤ?」

 

「そして雪乃ちゃん。彼がこの前話した私を助けてくれた恩人の麻倉遊一くんです!」

 

 

どうしてこうなった…と心の中で泣いていた俺をよそに互いの紹介は進んでいった。そして次の言葉を聞いて、俺は本当に泣きたくなった。

 

 

「ボウヤとても強いんですって?ゆまから聞いたわ」

 

「はい! 私を襲ってきた人をバーンと一撃で倒しちゃったんですよ! すごくかっこよかったです!」

 

「ふふっ… ゆまがそこまで言うんですものきっと相当な実力なのね。とても興味深いわ…」

 

 

そう。俺は以前ゆまを助けたときにガチデッキを使って不良相手に1キルをぶちかましたのだ。それをその場でゆまはばっちり見届けていた。BFの大量展開からのシロッコ使って集約しての1キルだ。この時代のことを考えればそりゃゆまにすげー強いと思われても仕方ない。

そしてその俺の活躍を仲良くなった雪乃に話してしまい、彼女に興味を持たれてしまったのだろう…なんていっても彼女は…。

 

 

「私は強い男にしか興味がないの。だから話を聞いてゆまに無理を言ってこの場を作ってもらったのよ」

 

 

そう、そうなんだ。藤原雪乃と言えば強い男が好きでより強い男を求めている。そんな彼女がゆまの話に食いつかないわけないんだ。つまり俺は自分で蒔いたフラグのせいで、また新たなフラグを呼び込んでしまったのだ。

なんであの時ガチデッキなんて使ってしまったんだ…。つーかまたTFキャラかよ! だから俺は赤帽子なんか被ってないってーの!!

 

本当に泣きたくなってきた俺をよそにどんどん話が進んで行き、雪乃が俺から距離を取った。

 

 

「ボウヤが私の求める強さを本当に持っているのかどうか… 見せてちょうだい。私を幻滅させないでちょうだいね?」

 

 

やっぱりデュエルだよなぁ…。

デュエルディスクがないことを理由に逃げようとしたが、ゆまがデュエルディスクを取り出したことでそれは儚い夢と散った。

ゆまはもう1度BFが見れると思っているのかキラキラと期待に満ちた目で見てくるし、雪乃は雪乃で俺の実力に期待しているのかギラギラとした目でこちらを見つめてくる。もう俺にデュエルしないという選択肢は完全になくなった。もはやこの運命を受け入れるほかない。

 

ゆまにはわるいけど今はBF持ってないんだよなー。もう仕方ないから雪乃には新型デッキの調整相手になってもらうことにする。まだまだ調整の余地は多いデッキだが、これなら雪乃相手でもボロ負けはしないだろう。

ゆまからデュエルディスクを受け取るとケースからこの前作ったデッキをセットし雪乃と対峙した。

 

 

「さぁ楽しませてちょうだい、ボウヤ?」

 

「簡単に負けてやるつもりはない…」

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

こうしてアカデミアの女帝とのデュエルが始まったのだった…

 

 

 

 




というわけで第7話でした

TFキャラのゆきのんを登場させました!ゆきのんかわいいよゆきのん!
きっとゆまちゃんの性格ならゆきのんとも友達になれるかなーと思い、2人をお友達という設定にしました
次回はお分かりの通りゆきのんvs遊一のデュエルパートです
ゆきのんと遊一のデッキの内容は次回のお楽しみということで!

そして遊一の友達として登場させたあの3人はラーイエローから適当に探して選びました
TFからも男キャラを遊一の友達などととして登場させたいなと思っているのですが誰かいい人いませんかね?
あえてTFの女の子達だけを登場させてハーレムするのもよさそうですがねw




さて今日の最強カードは今回の話でもちょろっと出て来たあのカードにしようと思います!


遊一「今日の最強カードは地獄将軍・メフィスト。レベル5闇属性悪魔族モンスターだ。
というかこいつ最強カードとして紹介していいのか…?
このカードは貫通効果とダメージを与えたときに手札をランダムに捨てさせるハンデス効果の2種類を持っている。効果だけ聞くと優秀なカードだと思うかもしれないが、レベル5モンスターでありながら攻撃力1800と下級モンスターにすら越えられてしまいそうなステータスだね。
それぞれの効果についてももっと使いやすいモンスターも多く、残念ながらネタカードとして扱われる1枚だろう。
しかし闇属性悪魔族とシナジーが多く上手く使えばデッキに入る余地もなくはない。それと攻撃力の低さを逆手に取れば特殊召喚することも可能でレベル5という問題も解消出来ることは出来る。
残念ながらサンダーのデッキを見るとそういったシナジーはまったく感じなかったので地獄という名前だけでデッキに入れてるカードなんだろう。ステータス主義のブルーのメンバーなのに何故これを使うのかは永遠の謎だな」


それでは次回をお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。