~私達のu`s~   作:クワトロン大帝

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#1 雨宿り

ある日の帰り道のことだった。突然土砂降りの雨が降り注いで髪の毛が濡れてしまった。幸い天気予報では雨が降ると予測していたから傘は持っている。でも風が凄まじく強いため、傘なんてさせない。その結果、全身とまではいかないが結構濡れた。

 

海末「危うく風邪を引くところでした…。二人は大丈夫ですか?」

 

ことり「おかげで服がびしょ濡れ…最悪だね。少し乾かそうかな」

 

苦い表情でタオルを取り出す海末ちゃんとことりちゃん。私、高坂穂乃果も例外ではなかった。今はとある公園の敷地内で雨宿りしている。それぞれが拭き取る部分を特定して拭き取り始めた。

 

ことり「も〜…おかげで下着も濡れたじゃない…」

 

穂乃果「大変だね、ことりちゃんも」

 

どうやらことりちゃんは仏頂面でスカートをおさえているみたいだ。多分水たまりが足までにかかったのかもしれない。

 

穂乃果「いつまで降るのかな、雨」

 

海末「わかりませんね。このまま夕方までずっとかと」

 

ことり「突然の質問だけど二人とも、今の私ってハレンチ?」

 

海末「待ってくださいことり…。話の内容がおかしいと思うのですが?」

 

穂乃果「問題ないよ?でもスケスケのことりちゃんもいい気がするかと(もみもみ)」

 

ことり「ひやぁ⁉︎く、くすぐったいよぉ…」

 

海末「って私の話聞いてますか〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜数分後〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海末「暇ですね。何をしましょうか?」

 

読書を始めた海末ちゃんが尋ねると、私は頭を回転させる。う〜ん、何かいいことはないのかなぁ…。

 

ことり「しりとりしよっか。りんご」

 

穂乃果「ゴリラ」

 

海末「ラッパ」

 

ことり「パンダ」

 

穂乃果「ダルマ」

 

海末「マリモ」

 

ことり「紅葉」

 

穂乃果「ジョウロ」

 

海末「ロボット」

 

ことり「ところてん」

 

穂乃果「ンジンガ・ンベンバ」

 

海末「んから始まる言葉はありません! 」

 

無性に興味を示したか、無意識で答えてしまった。

 

ことり「ごめ〜ん。いい言葉思いつかなかった」

 

海末「仕方ありませんよ、よくあることですからね」

 

穂乃果「私はどうなのさ?」

 

海末「穂乃果は論外です! だいたいんがついた時点で終わりなんですよ」

 

穂乃果「実際にある言葉なのに〜」

 

すこぶるどうでもいいと言わんばかりに海末ちゃんが呆れる。全く、とんだはた迷惑な。

 

海末「もう少しまともな考えをしたらどうですか?」

 

ことり「でも穂乃果ちゃんらしい考えだし、別に悪くないよ」

 

穂乃果「お〜! 心の友よぉ〜! 」

 

海末「好きにしてください……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜更に数分後〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海末「もうすっかりやみましたね」

 

ことり「おかげで服乾いたよね」

 

そんなこんなで雨はやみ、綺麗な夕日が照らされていた。

 

ことり「このまま無事に帰れるね」

 

海末「はい、そうですね」

 

穂乃果「また、三人で雨宿りしたいな♪」

 

今日はなんだか不思議な帰り道だった。またこの時間が来たらいいなぁ〜。

 

 

 

 

 

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