へ、へへへ、勢いと見切りで発車したもんでもうネタ切れですわ………(低頭平身)
どなたかネタをくれてもいいんですよ?(チラッチラッ
「さっ、ぶぅぅう!!!」
ぶぅぅう………ぅぅう………ぅう……………。
そのフィールドに出た瞬間発したオレの叫びが、山彦となり反響していく。
「なにここクソ寒いんだけど!? バカじゃないの!?」
「「「バカなのは
「にゃにおう!? ちゃんと五枚着してるのに!?」
「タンクトップのな!」
「て言うかそれで
「うるせえクライン! へろ○ろくん面白かったろ!?」
「いやだから何でしってんだよ」
「良いから服着なさいよ!」
と、クラインとのやり取りの最中に後ろからリズがコートをかけてくれる。
暖かい……なんて女神なんだ……………。
「くんかくんか、リズの匂いがする気がしなくもない」
「うわキモ」
「それキリトのよキモーゲル」
「死んでしまえキモトォ!」
「こっちの台詞じゃキモーゲルゥ!」
ちっ、これだからイケメンは。あったかいですありがとう死ね。
こんなやり取りをしながらも、大したダメージを受けることもなく順調に進んだ俺達は、ドラゴンが出てくる山頂までたどり着く。
「やっほー!」
やっほー……やっほー……あっほー……………
「ん?」
今山びこに馬鹿にされた気がする。気のせい?
「しかし、ドラゴンかぁ」
「どしたキモト」
「まだ言うかキモーゲル。いや、ドラゴンってカッコいいだろ? なんかワクワクしてきた」
「そうだな、オレもドキドキ………間違えた、DQDQしてきた」
「おいやめろ」
「スライムが仲間になりたそうにこっちを見ている!」
「選択:トドめを刺す」
「鬼畜か! 流石キリトだぜ!」
「おら行くぞバカ二人」
「はぁーい、クラインパパ」
「うぇーい、クライングランドファザー」
「俺はまだ独身だ! あとお爺ちゃんつったキリトは覚えとけよ」
「お、あれね」
リズが指差す方を見ると、水色のドラゴンがこちらに向かって飛んできていた。
「キリト、アレやろうぜ、アレ」
「えー、疲れるからやだ」
「可愛い子紹介するから」
「やる」
うわクッズゥ………アスナとサチとシリカたんにチクっとこ。
まあ紹介するのは別のMMOで知り合った絶対ネカマのサクヤって奴だけどなぁ!
とりあえず協力を取り付けたキリトと共に同時に走りだし、水晶を蹴ってお互い空中に跳び上がる。順番的にはオレ、キリトの順だ。
「死ねぇい!」
「こっちの台詞じゃアホンダラァ!」
互いに気合いの篭った裂帛の掛け声と共に蹴りを放ち、足裏に当て、オレはその勢いを使って高く跳び上がる。
「アララララララァイ!」
どこかで聞いた掛け声を叫びながら、ドラゴンの真上まで飛び上がり、その翼をがっしりと掴む。
「ぬぉぉぉ!! 揺れるぅゥ!」
ヤバい、吐く。ゲームだからそんな昨日無いけど吐く。
ええい、こうなったら!
「フリューゲルが奥義! 【コックローチ・ザ・クリーピングフォワード】!!」
うん、長い。
だがオレは、コックローチの名の元に、カサカサと器用に這い回り、ドラゴンの背中にライドオンと同時に槍を首筋にブスリする。
「やったぜ」
決まった………完璧だろこれ。スクショ取ってアキ姉にも見せたいくらいd……
「だぁぁぁぁぁあ!!」
え、ちょ、いきなり急降下とか聞いてないよ! ま、ちょ、まっ……………
「ヘェェェルプゥゥウ!」
振り落とされないようにぶっ刺したままの槍に捕まって踏ん張りながら、本気の悲鳴を上げる。
さすがに圏外でその悲鳴を聞いて笑っていられるほど奴等も鬼畜ではなく、なんとか攻撃を加えようとしてくる。
だがその攻撃も空しく、
「え、あっ……………」
どういう動きをしたのかここからじゃわからないが、とにかく感じたはのは先程までのGではなくむしろ浮遊感。
頭の中で「きゃりおん、まいうぇぇぇい~」の曲がエンドレスループする。
何が言いたいのかと言うと、
「ふ、フライアウェェェイ!!」
ヤバい。
これちょっとヤバいっす。
死ぬのかな、これは。
―――約束が、あるんだ。
―――――デート、楽しみにしてる。
―――諦めないって、言ったんだ。
―――――クリアできないゲームなんて、無い。
―――伝えてない、言葉があるんだ。
―――――大好きだよ、翼。
「死んでたまるかってんだくそったれぇぇぇ!!」
眼下には巨大な大穴。
距離的にもはや軌道の修整は不可能。
ならば―――
アイテムストレージを素早く操作し、腰に最近手にいれた武器、【
それを目の前の壁に突き立てる。
「ぬぉぉぉ!!」
ギャリギャリギャリ、とけたたましい音をたてて火花が散り、刀の耐久値が凄まじい勢いで減少していく。
耐久値の低めな刀カテゴリにしてはさすがLAドロップと言った所か、思ったよりも耐えてくれる。
そのおかげで、途中で折れてしまったものの、オレはHPバー半分程のダメージで事なきを得た。
「………死ぬかと思った……………死ぬかと思ったぁぁぁあ!!!」
あまりの安堵にそう叫びながら後ろに倒れると、それに呼応するように目の前にCongratulationsの文字が。
「ちぇー、あいつらクリアしてやんの………おん?」
なんとなく手を伸ばした先に、岩とは違う硬い感触があり、そこまで大きくないので引っ張り出してみると、
「……ん? ………んん? えっとぉ」
目の前に表示されたウインドウには【クリスタルインゴット】の文字が。
そしてテキストフレーバーには、『ドラゴンの腹の中で生成され排泄される鉱物。要はンコ』
許さん。茅場絶対に許さんぞ貴様ぁ!
ンコがレア鉱物とかふざけんなよ! そういう設定だったとしてもせめて書くなよ! バカじゃねぇの!?
フレーバーを見たオレの絶叫は、地上にいる彼らまで聞こえて、本気で心配されたそうだ。
頭じゃねぇよ? 命の心配だよ? これホントだって。
その後、垂らされたロープでなんとか上り、ぽんぽん丸を受けとると、いきなりリズに抱き着かれた。
「リュー、リュー! しん、心配したんだからぁ!」
そう言っておんおん泣くリズの頭を撫でながら、ニヤニヤとこちらを見てくる野郎二人に唾を飛ばして威嚇して、空を見上げる。
………さすがにここまでされて気付かないほど鈍ちんじゃねぇんだよなぁ………でもオレにはアキ姉がいるし……………どうしよう、やらかした?
恋愛事に関しては全くのド素人である自分には、こういう状況はどうすれば良いのかわからず、かといって目の前の恋愛マスターとかほざくくそインポ野郎に相談するのも腹立つし、どうしようか。
向けられる複数人の好意に気付くと色々変だなぁ、ラノベの主人公ってすげぇや。
と思う今日この頃でした。
誰か助けて。
「出来たわよフリューゲル! クリスタルインゴットで作ったあんたの槍!」
「おお!」
鍛治場から出てきたリズが手に持っていたのは、素体となったぽんぽん丸の黒い柄に、クリスタルインゴットの青白い輝きを放つ穂先を持った一振りの槍だった。
「銘は【エスポワール・クラルテ】だって!」
「イタリア語とか中二かよ!」
「いや、だから何でわかるのよ。意味は?」
「希望の輝きだとよ」
「希望の、輝き………」
その槍を受け取って軽く振るってみる。
うん、いい感じのフィーリングだ。
「さすがだぜ【もょもと】!」
「いやだからマトモな名前を付けなさいって! え、て言うか今どうやって発音したの? ねえ?」
これでオレの準備は整った。
いつでも行けるぜ。かかってこいよボスども。
全員ぶっ飛ばして、オレたちはここを抜け出してやる。
だから、
「あ、あのねリュー……実はあたし、リューの事が……………っ!」
だれか
色々忙しくて最早原作なにそれ美味しいの、って位に原作無視したこの小説くらいしか書けるものがない。だって授業中に書いてるのだから。
あぁ、本命の方の更新が滞ってるんじゃぁぁ……………