サブタイトル考えた時、「あれ?前半、後半…中半?」となんか違和感を感じ、中編にすることに。
今回、国家代表候補に関するオリジナル設定があります。いつも通りメチャクチャ設定です。
では、どうぞ
今まで撃ち合ってたラウラが突然、
「ッ!?」
振るわれたレーザーブレイドをほぼ反射的にシールドで防ぐ。
「貰った!」
直後、両腕のガトリングを2基のワイヤーブレードが破壊した。
防いだ際に視界をシールドで覆ってしまい
攻撃に反応出来なかった。
「4基だったっけ!?」
「もっとあるかもしれん、ぞ!」
ガトリングを壊された際にガトリングの上から装備していたシールドも吹っ飛んだ。
再び振るわれたレーザーブレイドはビームトンファーを展開し防ぐ。
「壊れてない…だと」
「丈夫なんだよ、武器だけはな!」
トンファーは無事だが、腕は所々罅が入ってしまってる。
けど、戦える。
「そうか、だがこれなら!」
腕が動かない。いや、身体全体が動かない。
AICか!
(けど、思考は出来るなら)
頭部バルカンを撃つ。
それに驚いたのか、一瞬拘束が緩んだ。
腕を思いっきり振り、レーザーブレイドごとラウラを押し飛ばす。
「チッ!」
「させるか!」
レールカノンを構えてくるが、ビームマグナムを砲口へと捻じ込む。
「なっ!?」
発射寸前だったレールカノンは膨張し、爆発した。
ギリギリでレールカノンをパージしたラウラだが、余波をモロに受け遠くへと転がっていく。
「貴様…!」
「まだまだこっからだ!」
けど、銃系の兵装は無くなったな。
接近戦をしようにもAICは厄介。バルカンはもう牽制にもならないだろうし。
(思考は生きてるなら、マジであれ使うしかないな。AIC対策の兵装)
フランスへと渡った俺、織斑一夏とシャルルは瑠璃の紹介の下ある人物を訪ねていた。
「はい、じゃあそこに名前書いて。あっ、出来ればフランス語でねぇ」
「はっ、はい」
隣ではシャルルが何らかの書類にサインしている。全部フランス語で読めないけど。
そして、それを書かせてる目の前のちょっとオネェ系の男性。
名前をアルベリック・オーバンさん。ここファクトリーフランス支部の支部長だそうだ。
「はい、OK。これでシャルルちゃん、じゃなかったシャルロットちゃん?」
「は、はい」
「これで貴方はファクトリー所属のテストパイロットになりましたー」
えっ、もう終わり!?
「いや、あのそんな簡単に終わるものなんですか?シャルルの父親の、デュノア社に連絡したりとか」
「そうね、今回は事前に話を通してたのもあったし、彼女が国家代表候補というのが大きいわね」
「どういうことです?」
「んー、一夏ちゃんは国家代表候補と1企業のテストパイロット、どっちのほうが肩書きとして強いと思う?」
「国家代表候補じゃないんですか?」
「その通り。で、国にもよるんだけどこの国は代表候補には必ず企業のテストパイロットであることを望んでるの」
部下の人が紅茶を運んできた。それを一口飲み、続ける。
「この時必要なことは、テストパイロットであること。彼女がデュノアの人間だからって必ずデュノア社に所属しなくちゃいけないという訳では無いのよ」
「そうなのか?」
「うん、一応はね。けどデュノアは国内では上位に入る企業だし、ほかに入れる企業も無さそうだったから」
「けど、全部の企業が良いところとは限らないの。問題のあるところも当然ある。そういった場合、政府へと訴え、政府がそれについての証拠を抑えた時に企業へと国から直々に命令が出されるのよ」
ニヤリと笑みを浮かべながらこちらを見つめる。
「それに、政府には色々と借りがありましから…ふふふ」
怖っ!
けど、これでシャルルは自由なんだな。
「あっ、確か今日は学園のほうで何かあったのよね」
「はい、タッグマッチトーナメントが
「そんな日に呼び出してごめんなさいねぇ。お詫びと言ってはなんだけど試合の様子、見る?」
「えっ、見れるんですか!?」
中継とかはしてない、そもそもさせてくれないはずだけど。
「ハロちゃん!」
『ハロ・ボンジュール・ハロ・ボンジュール』
橙色の球体みたいなのが転がってきた。顔のような物がついてるし…。
それの目が光り、上空に映像が映し出される。
そこにはアリーナの様子が映ってた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「終わりよ。強くはなってるけど、まだまだね」
目の前にはエネルギー切れでダウンした箒さん。
彼女は本当に強くなってるけど機体に頼りすぎてる。
「椿なら、負けはしない…」
「それが駄目なのよ。機体のせいにするようなあなたとの戦いなんて価値がないわ。オールカットよ」
さて、あっちは…。
「何、あれ…?」
私が知らない武装を構えた結人がいた。
コール。『アクセル・ハンマーS』。
自身の身長と同じ大きさのハンマーを両手で握り締める。
真っ白で所々に黒い線が引かれている長方形のヘッドをしたものだ。
「…ふざけてるのか。私にはAICがあるんだぞ」
「あぁ、だから?」
「まぁいい。終わりにしてやる!」
斬撃を避ける。ハンマーを振りかざし思いっきり叩きつける。
だが、右腕をかざしAICを使い止められる。
(来た、アクセル!)
ハンマーの叩きつけてるのとは逆の面からスラスターが四門飛び出す。
「はぁぁぁ!」
急な加速を抑えきれずハンマーの一撃はラウラの右腕を強打する。
そのまま吹き飛んで行くが、倒れることはなくその体勢を維持する。
絶対防御が発動しただろうし、右腕の装甲は所々が砕け素肌が露出してる。
「AICはもう効かないぞ、ラウラ・ボーデヴィッヒ」
「良いだろ。認めてやる。そして、教えてやろう私の全力を!!」
ラウラが眼帯へと手を掛ける。
戦いは続いていく。
オリジナル設定に関しての疑問は受け付けます。分かり易い説明ではないかもですが。
リリなのの方も読んでくださってる方はご存知かもしれませんが、3作目を創ってしまってました。
詳しくは活動報告をご覧下さい。