めっちゃ面白かったわ。これ書いたら見直そう。エゴだよ!それは!
(ギラドーガとリ・ガズィを愛しているので)初投稿です。
Place:紅魔館地下
"エリザベート"SIDE
ヴァルバトーゼ『時間だ。フランを目覚めさせろ』
エリザベート「わかりました。お父様」
フラン「どうしたのエリザお姉ちゃん?」
どうやら
フランドール・スカーレットの狂気を解放させる方法は父様から聞いている。
エリザベート「ねぇねぇフランちゃん。お話より楽しいことしない?」
フラン「楽しいこと!?もしかして弾幕ごっこ」
エリザベート「そうね、弾幕ごっこだけど、それはあくまで過程ね」
フラン「過程?」
エリザベート「そう………フランちゃん
Place:紅魔館廊下
"レミリア"SIDE
レミリア「はぁ…はぁ…」
私のスペルカードも限界に近づいていた。
霊夢「はぁ、全く手こずらせてくれちゃって…ほら、はやく霧を解きなさい?そうすればこれ以上危害を加えるつもりはないわ…」
確かにこれ以上の戦闘は無意味なものだということは私でもわかる。
私の能力は『運命を操作する能力』で未来予知じみたことは可能だが、自分の意思で不確定な運命を操作することはできない。
レミリア「だが、主として…負けることは……許され――――」
ヴァルバトーゼ「そこまでだよ、レミリア」
私がなんとか立つと、後ろからヴァルバトーゼ卿の声が聞こえてきた。
霊夢「…あんたは?」
ヴァルバトーゼ「私はこの子の…そうだな。元保護者みたいなものだ。レミリア?潔く負けを認めるのも大事だぞ」
レミリア「ヴァルバトーゼ卿!今までどこに行っていた!?貴方がいれば、そこの馬の骨にも勝てたはずだ!!」
潔く負けを認めろだと…ふざけるな!!
私はこの紅魔館の主としての威厳を捨てる気はない!
なのにこの男は――――
ヴァルバトーゼ「調子に乗るなよ小僧」
レミリア「ひっ…」
これまで見たことがないよう眼光で睨まれてたじろいでしまう。
なんだ…この威圧感―――――
これが魔帝の威圧……見たもの全てが畏怖すると言われる
ヴァルバトーゼ「レミリア…貴様も悪魔を名乗りたければ下賤なプライドは捨てろ。主たるもの、最優先すべきはエゴではなく貴様の大事な存在だということを忘れるな」
あまりの怖さに腰が抜けてしまう。
確かに私は"主の威厳"だけに固執してしまったのかもしれない…。
これが私の目指すカリスマ…何者にも納得をさせてしまう"魔帝のカリスマ"を垣間見た気がした。
ヴァルバトーゼ「失礼お嬢さん、私の教育不足だ。どうかこの場は許して欲しい」
レミリア「なっ―――――」
絶句してしまった。私は信じられないものを見ていると確信できる。
魔帝ともあろうものが…頭を下げているのだ。
ヴァルバトーゼ「彼女は吸血鬼だ。外に出たいと思って霧を張っただけだ。それが周りを考えない自己中心的なものだとはわかっている。それでも…許してはくれまいだろうか?」
魔帝が…私のためだけに、プライドを捨て、紅白色の女に謝っていた。
霊夢「まぁ別にいいわよ。こちらとしては霧を消してもらえればそれでいいんだから」
ヴァルバトーゼ「ありがとうお嬢さん。
ところでお美しい。デートとかどうだろうか」
私は腰を抜かしていてその場で感動していたが…感動が一瞬にして無くなってしまった。
霊夢「遠慮しとくわ。私他人にあまり興味ないの」
ヴァルバトーゼ「そうか。残念だ」
レミリア「ちょっと!!私がせっかく感動していたのに派手にぶち壊さないでよ!!!」
ヴァルバトーゼ「なんだ?私の謝る姿がそんなに滑稽だったか?」
レミリア「――――とりあえず、霧を解けばいいんでしょ解けば!!」
霊夢「そうそう、はやく解いちゃって」
そうして私たちは1階に戻る。
そこにはパチュリーと小悪魔と金髪の白黒の服と帽子を被った奴がいた。
霊夢「終わったのね、魔理沙」
魔理沙「あぁ、お前の方も終わったみたいだな霊夢」
どうやら仲間だったようだ。
パチュリー「ごめんなさいレミィ…私でも勝てなかったわ」
小悪魔「すいません…パチュリー様をお守りするので精一杯で…」
レミリア「いいのよ。私も負けてしまったんだからお互い様よ」
戦いは集結した。しかし…これでフランを外に出してやることも――――
魔理沙「そういや美鈴と戦ってる怪しい奴いまどうなってるんだろうな?」
霊夢「さぁ?まぁあいつのおかげでスムーズに来れたんだしいいんじゃない?まぁ後でお礼を言わなくちゃね」
みんな終わったという顔をしていると――――
ドッカーン!!!!!!!!!!!!!!
とんでもない爆音が聞こえた。
小悪魔「ななななななんですかぁ!?」
パチュリー「この音…フランの部屋の方角だわ」
魔理沙「フラン?誰だそりゃ?」
レミリア「私の妹よ。狂気に飲まれてたから地下に幽閉していたのだけど…一体どうしたっていうの?」
霊夢「しかも外からも爆音がしたってことは…外にいるんじゃない?」
レミリア「くっ…フラン!!」
私はフランの元へと走る。たった一人の妹だ。
狂気に苛まれる姿をどうしてやることもできず、放っておいたのは私の罪だ。
だからあの子を止めるなら私が―――――
紅魔館のドアを開けようと走る。
レミリア(フラン!フラン!!フラン!!!)
だが、私が外を出ようとすると目の前に蝙蝠が現れ、その姿が変貌する。
ヴァルバトーゼ卿だった。
レミリア「なんのつもりだ!ヴァルバトーゼ卿!?」
ヴァルバトーゼ「おかしなことを言う奴だな?私は別に何をしようというわけじゃない。ただ
レミリア「ふざけるな!?そこをどけ!!」
???「ちょっとお父様になんて態度なの?吸血鬼として恥ずかしくないんですか~?」
上から声が聞こえてくる。
黒色のロングにスカートと上がくっついた服。
翼はまるで血のように紅い。
ヴァルバトーゼ「成功したようだな、エリザベート」
エリザベート「えぇ!お父様!!私頑張ったわ!少し手こずっちゃったけどね!」
霊夢「また知らないやつが…」
魔理沙「なにが起こってるっていうんだよ」
紅魔館の外から来た奴はなにが起こっているか状況を掴めていない様子。
パチュリーは無言でヴァルバトーゼ卿とエリザベートと呼ばれる女性を交互に見ている。
小悪魔はえっ?えっ?と混乱しているようだ。
レミリア「どういうことだヴァルバトーゼ卿!まさかフランの狂気を解放させたのは――――」
ヴァルバトーゼ「あぁ…我の差金だよ。レミリア・スカーレット。喜べ!今日この時を持って、フランドール・スカーレットは救われるのだ!!」
正直何がしたいのかはわからないが……狂っている。
霊夢「とりあえずあたしたちも外に出たいのだけれど…」
ヴァルバトーゼ「悪いがもう少し辛抱してくれ…、彼がフランを救うまではな」
レミリア「くっ、どこぞの馬の骨にフランを救えるものか!私でさえ救えなかったというのに!」
エリザベート「あんたは放置してただけじゃん。行動してない癖に」
レミリア「あぁ!?」
ヴァルバトーゼ「やめないかエリザベート。そうだ、お前は屋根で観察してるといい。私はここでもうひと仕事してくるよ」
エリザベート「わかりましたわお父様」
そういってエリザベートとやらはその紅い翼で窓からいなくなる。
レミリア「あの娘は一体誰だ?」
ヴァルバトーゼ「私の義娘だ。まぁそれは置いておくとして君たちはそこで刮目しておくといい」
霊夢「悪いけど…何がしたいのかわからないものに待つわけにはいかないわ」
ヴァルバトーゼ「そうだな…我に傷を一つでも付けられたらいいだろう」
霊夢「はっ?馬鹿にしてる――――」
レミリア「そんなことできるわけがないだろう!!」
魔理沙「え、そんなに強いのかあいつ。霊夢も相当だぞ」
レミリア「あの方は別次元だ。この幻想郷を全て知っているわけではないが…どう考えてもあの男に傷を付けるなど無理だ!!」
ヴァルバトーゼ「おいおいレミリア。我はお前に負けを認めるとは教えたが、諦めろとは言っていないだろう。レミリア・霊夢君・魔理沙君・パチュリー君・小悪魔。5人同時でもいい。
レミリア「くっ―――」
パチュリー「レミィ――――
フランを救うんでしょう?なら、ここで諦めるのはダメよ。姉としてね」
親友のパチェに激励されてハッとする。そうだ、紅魔館の主として…姉として…たった一人の家族として
私はフランを救うっ!!
レミリア「いいわ。そこの二人。あんたたちも手伝って。私たち3人だけでは絶対に不可能よ」
霊夢「別にいいけど…私も早く帰りたいしね。でもそこまで強いのに勝算はあるの?」
魔理沙「そうだぜ。実際まだ戦ってないからわからんが」
レミリア「ヴァルバトーゼ卿は、
ヴァルバトーゼ「そうだレミリア。勝ち目が1%でもあるのならその確率にたどり着いて見せろ!
「「「「「 !? 」」」」」
ヴァルバトーゼ卿が構えると恐ろしい妖力が流れ、充満する。飲み込まれそうだ。
妖力による幻覚なのか。
ヴァルバトーゼ卿の後ろから恐ろしく紅い魔法陣から巨大な翼が見える。
霊夢「ちょっと!なんて洒落にならない力よ!!」
魔理沙「本当に別次元クラスの妖力だぜ…」
小悪魔「ファ~これが魔帝…」
パチュリー「ぼ~っとしないコア!来るわよレミィ!」
レミリア「えぇ、絶対に倒してみせる」
ヴァルバトーゼ「余興だ。せいぜい楽しませてくれよ―――――」
ヴァルバトーゼをできるだけかっこよくしたかったけど…
かっこよくできたかな?