オラリオの迷宮   作:上帝

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10話 その鮮血は敵か汝か

 

 

 

 逃げ出したい。僕の感情はそれで埋め尽くされていた。

 今、僕の目の前には二人の女性がいる。一人は同じファミリアの女性、ブシドーさん。

 そしてもう一人が……

 

「……どうしたの?顔がすごいことになってるんだけど」

 

 金髪の長髪を揺らして、その人が僕の顔を覗き込む。心臓の鼓動が限界を超えそうだ。

 僕は逃げようとする、がブシドーさんに羽交い絞めされる。ここまで来て逃げるのか、とブシドーさんは言う。そんなこと言ったって心の準備と言うものがある。

 

 本当に、どうしてこうなった……。

 

 

 

 

 

 

 事の顛末は昨日にさかのぼる。リリが正式にパーティ入りしたこともあって、歓迎会を開こうとブシドーさんが言いだした。

 そこで良いお店は無いかと聞かれ、僕は日頃お世話にもなっている『豊穣の女主人』を薦めた。

 歓迎会を開きたい旨を主人であるミアさんに相談したところ、快諾してくれた。もちろんそれなりの金額は提示されたけど……ブシドーさんがその場でポンと出してしまった。

 そして、夜。歓迎会開始だ。

 リリが改まってよろしくと挨拶したりもしつつ、運ばれてくる料理を食べていたが……

 

「うぇへへ……ベルさまぁ~」

 

 リリの顔が赤い、そして僕に絡みついてくる。口から漂う匂いから察するに相当の量のお酒を飲んでるに違いない。

 事前に注文した中にお酒は入ってなかったはずだけど、ブシドーさんが追加注文してしまいリリも飲んでしまったんだろう。

 

「ベルさまはぁ、好きな女性とかいらっしゃらないんですかぁ?」

 

 胸をつつきながらリリが聞いてくる。ブシドーさんも食いついてきて、話せば楽になるぞ。と言ってきた。

 

「す、好きな人というか……憧れてる人ならいるよ?」

 

 別に嘘をつく必要もないし、今日はリリが主役なんだ。聞かれたことを素直に答えるとリリは若干むっとする。

 

「む、誰なんですかその憧れてる人って。あ、もしかしてブシドーさんとか?それなら仕方ないかなぁ」

「いや、ブシドーさんじゃなくて……あ、尊敬してないわけじゃないですよ!」

 

 ブシドーさんが期待の表情を浮かべ、その後落胆していた。

 気にしないタイプかと思ってたけど、割と繊細だこの人!?

 

「えーっとその……アイズ・ヴァレンシュタインさんに、憧れてるんです」

「え?《剣姫》ですか?なんでまた……」

 

 きっかけは5階層でミノタウロスに殺されかけたときだ。ヴァレンシュタインさんが助けてくれた、そのときの瞬間は目に焼き付いている。

 ヴァレンシュタインさんの名前を出すと、ブシドーさんが頭をひねり出した。

 確認したいと言い、ブシドーさんはヴァレンシュタインさんの特徴を言う。金髪で剣を使う、細身の女性。確かに、合ってると思う。

 確認が終わるとブシドーさんはさらに続けて、会いたいなら会わせられるぞ、と言った。

 

「ほ、本当ですか!?」

 

 思わず食いついてしまった。けど、会ったとして何が出来ると言うのか。

 喜んだあと悩み始める僕に対して、礼はちゃんと言っているのか。とブシドーさんに言われた。確かに、助けられてその場を逃げ出してしまった。お礼もちゃんと言ってない。

 

 歓迎会を終えたころにはリリは酔いつぶれていた。ブシドーさんはリリを背負い、同じ宿で一晩泊めるらしい。

 早朝に広場へ、アイズに会わせよう。と最後に言い残して、彼女は宿へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 そして、現在に至る。声にもなっていない悲鳴を僕は上げていた。

 羽交い絞めされた耳元でブシドーさんがささやく。礼を言うんじゃないのか、と。

 

 そうだ、この場に来た意味を忘れちゃいけない。僕は捕まりながら深呼吸をする。もう逃げないと判断したのか、ブシドーさんも放してくれた。

 

「ぁ、あのっ、ヴァレンシュタインさん!」

「うん」

「ミノタウロスが5階層に来たときのこと、憶えてますか……?」

 

 ひとまず、当時の状況を憶えているかの確認をする。何のお礼かちゃんとしないまま言っても混乱させるだけだ。

 

「うん、憶えている。君に言わなきゃいけないとも、ずっと思ってた……ごめんなさい」

「ふぇっ!?」

 

 ヴァレンシュタインさんが、頭を下げている。

 

「ずっと謝りたくて。そのミノタウロスのことで君のこと、いっぱい傷つけたから……」

「違います!ヴァレンシュタインさんは命の恩人なんです!むしろ今日は、お礼を言うためにお膳立てしてもらったわけで!」

 

 まくしたてたあと、呼吸を整える。そうだ、今日はこのために来たんだから。

 

「助けていただいて、ありがとうございました!」

 

 

 

 

 

 その後、ヴァレンシュタインさんを交えて少し話をした。いつもこの時間で、ブシドーさんと鍛錬しているらしい。

 正直ブシドーさんがうらやましいと思った。けど、僕がこの鍛錬に混ざりたいと言っても実力が開きすぎている。

 ブシドーさんは技の開発に付き合ってもらっているらしいけど、僕が混ざったら彼女たちの足を引っ張ってしまうから……。

 

「別にいいよね。ブシドー」

 

 ヴァレンシュタインさんの言葉ではっとする。追従して頷いているブシドーさんだけど……何の話だったんだろう。

 

「君さえ良ければ、この早朝の鍛錬に混ざらないかって……もしかして、聞いてなかった?」

「えっ、良いんですか!?」

 

 願っても無いことだ。けど本当に良いんだろうか、としり込みする僕を察したのか。

 ブシドーさんは一先ずは手合せしてから考えてみるといい、と僕の背中を押した。

 向かう先はヴァレンシュタインさんだ。突っ込むわけにもいかず、僕は慌てて体勢を立て直すが……殺気を感じて、身体が反応する。

 

「じゃあ、やろっか」

 

 自然体で言われたヴァレンシュタインさんの言葉。それでも殺気……威圧感は変わらない。

 

 僕はいつも取る我流の構えを取る。どこから、どこから来る……!

 

 ヴァレンシュタインさんの1手目、鞘に入ったままのレイピアで横殴りが来る。僕はそれを紙一重で避ける。敏捷には自信があったけど、目の前の攻撃はそれを上回っている…!

 続いて2手、3手と追撃が来る。体勢を崩しながらも避け、攻撃が止む。

 

 ……どう考えたって、誘われてる。まるで君の番だ、と言われてるかのようだ。

 だったら遠慮なく一撃を浴びせる!出せる脚力の全てを持って走る。ナイフは鞘に入れたそのままに、狙うは手から首にかけてなぞるように一撃を――――

 

 

 

 ――――入れようとして、回し蹴りであえなく撃退された。顔にクリーンヒットしたからか、僕の意識は一撃で刈り取られた。

 

 

 

 

 

 

 

 ――音が聞こえる。木と木がぶつかり合う鈍い音だ。

 

 ――音が聞こえる。凄まじい力で蹴られ続ける、地面の悲鳴だ。

 

 僕は響く音で目が覚めた。地面に横になっていて、耳がついてたからか地面を伝って音が聞こえていたようだ。

 身体はまだ動かすにはだるい。眼だけを開いて、周囲を確認しようとして……それを見た。

 

 

 一人は稲妻。金髪をなびかせて、一騎果敢に攻め立てる。

 一人は不動。一糸乱れず構えを取り、迎撃せんと迎え撃つ。

 

 

 互いに一進一退。構えを破ることは敵わず、必殺を当てることも敵わず。

 

 ……僕は呼吸することも忘れて、見惚れていた。あれが、僕が憧れた人。

 そしてそれに追いつかんとするもう一人……どうして、あそこにいるのが僕じゃないのか。見惚れると同時に、僕は羨んでいた。

 

 戦局が動く。構えを解かせられなかったヴァレンシュタインさんが、後ろに跳び距離を取る。それを見てブシドーさんは構えを解く。終わったことに気づいた僕は、当事者でもないのに一息ついてしまう。

 二人とも僕に気づいていたみたいで、終わると同時に駆け寄ってきた。僕は体を起こそうとするけど、どうにも動かない。

 

「無理しないで。変なところ入っちゃったみたいだから」

 

 ヴァレンシュタインさんが言う。どうやら首あたりを捻ったらしく、動いてはいけないとのことだ。

 言われて僕は首の痛みに気づく。大人しく寝ながら話そうと思っていたら……ヴァレンシュタインさんが、僕の頭の上に座る。

 そしておもむろに僕の頭を持ち上げて、膝をすべり込ませてきた。

 これは、いわゆる、ひざまくら……

 

「~~~~~!!!!」

 

 声なのか唸り声なのか分からない声を上げてしまった。僕の様子を見て、首を痛めたのかとブシドーさんが笑いながら言ってくる。この人、絶対分かってる!

 

「……そうだね、膝の高さまで頭を上げたらまずかった」

 

 ヴァレンシュタインさんは名残惜しそうに僕の頭を……下ろさない。正座から足を延ばして、頭の高さを調整してきた。

 つまり、それは伸ばした脚が見えるってことで。肌が見えちゃうとどうしても意識してしまう訳で……。

 

 どうしてこうなった!?どうしてこうなった!?僕の頭は警報が鳴り響きっぱなしだ。

 

 流石に見かねたブシドーさんが助け舟を出してきた。異性の膝枕だから、純朴な少年には刺激が強いと。

 

「……そうなの?リヴェリアから聞いたら、こうしたら男の子は喜ぶって」

 

 確かに喜んでる、けど喜ぶだけじゃないことも確かだ。現に僕の心臓はもうはち切れんばかりに動いている。体だってもう動き出さんと……あれ?

 僕は上半身を引き上げた。どうやら、治ってたみたいだ。急に立ち上がった僕を見てヴァレンシュタインさんは不満そうだ。どうしろと言うのだろう。

 

「すみません、ご迷惑かけちゃって」

「いや、謝るのはこっち。君の気迫があまりにも強かったから、思わず」

 

 僕の突撃は、気迫だけならヴァレンシュタインさんに通用したそうだ。ただし、技量が足りてないが故に今回の結果になった。

 視野を広く、攻撃するとき相手が攻撃してこない保証はない。ブシドーさんが補足で説明する。確かにそうだ、けど……

 

「焦っちゃダメ」

 

 ヴァレンシュタインさんにぴしゃりと言われた。ブシドーさんも続いて言う。鍛錬してる人に技量で追いつけないのは当然で、対人戦闘を好んでやっている冒険者は少ない。自分とアイズが物好きな方だ。

 確かに言われればそうだ。最初に思ってたじゃないか、僕は足を引っ張る素人だって。

 

「捻くれてもダメ。君は、強くなれるんだから」

 

 ヴァレンシュタインさんに言われた。僕が強くなれると、でもその理由が分からない。

 

「君の気迫は間違いなく私を動かした……それが理由じゃ、ダメ?」

 

 ダメだ、なんて言えない。言ったならヴァレンシュタインさんの目が曇っていると言うも同然だ。

 僕は改めて二人に向き直る。そして、頭を下げて言った。

 

「お二人の鍛錬に、混ぜてください!」

 

 ブシドーさんが笑いかけて、ヴァレンシュタインさんが手を取る。

 この日から、僕の鍛錬は始まった。一歩でも、憧れに届かせるために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 鍛錬が続いて数日。久々にダンジョンへ行こうとブシドーさんが言った。目的としては僕の《ファイアボルト》のためだ。

 グリモアを読んで《ファイアボルト》を手に入れてから、ダンジョンで使ってはいたけど精神疲労寸前まで使ったことは無かった。だから今回は、比較的安全な5層付近で精神疲労に近い状態でも戦える鍛錬だ。

 精神疲労になってしまえばあとは倒れて眠ってしまうだけだが、その直前は体を動かすことも辛いらしい。それでも動かなければいけない時はある……逃げる時だ。

 

 逃走の状態は二種類ある、とブシドーさんは言う。絶対に敵わない敵と遭遇して、即座に逃げるとき。予想外の強さを持つ敵とあって、駄目だと判断できたときだ。

 

 前者は分かる。僕もこの5層で経験がある……。正直、あのミノタウロスの一件は僕の憧れと、トラウマを同時に生んだ。

 後者はブシドーさんが経験したことのようだ。弱そうな虫系モンスターを相手にしたとき、彼女はその毒を受けて逃げを選択したらしい。

 

 その二種の逃げが出来る冒険者は生き残れる。出来なかった冒険者は無茶を通して英雄となるか、死ぬかだ。

 

 逃げることの重要性をしきりにブシドーさんが伝えたあと、僕の鍛錬は始まった。《ファイアボルト》を連射する。10発も撃つと、体がぐらりと揺れた。以前はこのくらいで精神疲労を起こしていたけど、今回はステイタスも伸びていたこともあって倒れはしなかった。

 ただ、先に言われていた通り非常に辛い。頭は常に霞がかかっているようで、防具は鉛でも入れられたかのように重たく感じた。

 この状態では、同格のモンスターと戦闘したらまず間違いなく負けてしまう。5階層のモンスターでも複数体でかかって来られたら危険かもしれない。

 

「本当に大丈夫なんですかベル様……。ブシドー様も、ちょっとこの方法は無茶なんじゃ……」

 

 ブシドーさんは僕を見る。相変わらず鋭い目つきだけど、僕のことをしっかり見てはいる気がした。

 

「大丈夫だよリリ。万が一に備えてリリの鞄に精神回復用のポーションたくさん入れてたじゃないか」

「それはあたりまえです!備えなくこんなことするんだったら断固反対してました!」

 

 そう、この鍛錬は万が一に備えている。そんなでは、届かない。

 ブシドーさんも言ってたじゃないか。無茶を通してこその英雄だって。

 

「リリ、僕は大丈夫だから。それよりブシドーさん、そろそろ始めましょう」

 

 ブシドーさんは頷く。戦闘自体はいつも通りだ。僕が突っこみ、ブシドーさんがアシストする。

 ただし、僕の状態がこんな状態である以上、予想外の動きでブシドーさんに迷惑をかけてしまうかもしれないけど……そんなことは起きないとも思っている。あの人の技術は、それこそヴァレンシュタインさん以上かもしれないのだから。

 

 

 

 

 

 そして、何度か戦闘を行ってようやく体が疲れている状態に慣れてきたころだ。

 肉体的に、連戦は普通にきついから。と休憩を入れていたところ、ブシドーさんが何かを感じ取ったのか急に立ち上がって言う。

 

 すぐに5層を出よう、と。

 

 並々ならぬ気配を感じ取ったらしい。僕たちはすぐさま外に出る準備をする。危険だからと僕は精神疲労回復用のポーションを一気に飲み干していく。すっと眠気が取れたかのような感じから、体も重しが取れたようでさっきより鋭く動けそうだ。

 

 すぐに荷物を纏め、5層の入口へと向かっていったそのとき。

 

 

 

 

 ソイツがいた。

 

 

 

 

 全身が返り血に塗れて、もう赤い皮膚と化した猛牛の化身。

 僕はそいつを見て硬直する。しかも、あれはただのミノタウロスなんかじゃない。血走った眼は何かを探してるようで、ぎょろぎょろと動いている。

 

「――――っ」

 

 気配を抑えるため声を殺したわけじゃない。あまりにも恐ろしくて声が出なかった。

 だけどリリもブシドーさんもあの赤いミノタウロスの様子を伺ってる。あれに対して、異常な恐怖を抱いているのは、僕だけだ。

 

「――――どうし、ますか」

 

 なんとかひねり出せた声で、僕は二人に聞いた。

 

「……あのミノタウロスが移動したところで4層に逃げることを、リリは提案します」

 

 リリの提案はもっともなものだ。これはさっきブシドーさんがいった前者の逃げに当たる。

 だけど、当のブシドーさんは考え込んでいる。そして考えがまとまったのか、こう切り出してきた。

 

 自分が囮になるから、二人は急ぎオラリオへ行きミノタウロスの出現報告をしてほしい、と。

 

「……さっき、逃げることの重要性を説いていた人物とは思えません」

 

 リリに対するブシドーさんの言い分はこうだ。ミノタウロスが低層に出現してること自体が非常に問題で、ああやって5層の入口をふさいでいては4層から来た冒険者が殺されかねないと。

 そこで自分が囮となり、入口からミノタウロスを引きはがす。入口から遠ざけたら逃げ、その間に上級冒険者を呼んで討伐してもらう。

 

 確かに言われてみれば、今や5層入口はデッドスポットと言っても良いくらい危険で、避けようのない道だ。

 あのミノタウロスもまだ動こうとはしていない、まるで待ち構えているかのようだ。

 

「……ブシドー様、絶対大丈夫って約束してください」

 

 そっちこそ、急いで冒険者を呼んできてくれ。とブシドーさんは軽く返してきた。そうと決まれば役割は決まった。囮役はブシドーさんで、僕がリリの護衛をしつつダンジョンを抜け、冒険者を呼ぶ。

 作戦は単純。ブシドーさんが弓で引きつけ、僕たちが入口を駆け抜ける。そうと決まったらブシドーさんは早い。もう弓をミノタウロスに気付かれない位置で向けている。

 

 

 ミノタウロスにあった時の心臓の硬直は、もう解けかけている。仲間がいるからか、かつてほどの絶望感は感じてはいない。

 

 

 作戦、開始。ブシドーさんの矢がミノタウロスに飛ぶ。ミノタウロスはそれに気づき、岩のような剣で矢を切り払う。

 それと同時にブシドーさんは飛び出した。ミノタウロスもそちらを向き、追い始める。入口はがら空きだ。

 

「急ぎましょうベル様!」

 

 僕とリリは急いで入口へ向かった。待っててください、ブシドーさん。すぐに戻ってきますから……!

 僕は全力でダンジョンを駆けあがった。ブシドーさんの無事を信じて……。

 

 

 

 




《F・O・E》
フィールド・オン・エネミー。
世界樹の迷宮では通常、エンカウントは歩数がかさむと出現するランダムエンカウント方式だがシンボルエンカウントとして強力なモンスターが配置されている。
その階層に到達したばかりのボウケンシャーを血祭りにあげたりあげなかったりする。が、F・O・Eの落とす素材は希少な武器や防具となることもある。

《D・O・E》
ダンジョン・オン・エネミー。
アトラスとチュンソフトのコラボ作品。世界樹と不思議のダンジョンに出現する強敵モンスター。ダンジョンだからD・O・E。
おおむねF・O・Eと同じく強力なモンスターだが、状態異常にかかっていないとすべての攻撃を無効化する特性がある。

《毒》
状態異常。冒険者は死ぬ。モンスターも結構死ぬ。


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