IS~重火力は正義!ロマンもあるっけ?~ 作:KPGver2
要は思いつきのネタです
「ん…………」
顔に日の光が当たり目が覚めてゆく
「んん~!」
上半身を起こし体を伸ばす
「ふぅ…………ん?」
伸ばすのをやめはっきりした意識で部屋を見ると何から何まで違う
「な…何だここは?」
かなり広く綺麗な部屋にどこのお嬢様だと言いたくなるような家具の数々
そして見知らぬベッドに来たこともない寝間着
全く理解出来なかった
呆然としているとドアから人が入ってくる
「な!?」
そしてその人物を見て更に驚く
なんと入って来たのは執事服を来て所作の一つ一つが綺麗で正しく執事というような
―――――――――一文字堂 紅葉であった
「おはようございますお嬢様」
お嬢様!?
紅葉の言葉に更に驚く
いつもの紅葉なら
『おはよう箒ちゃん』
なのに今日はどうしたのだろうか
「も、紅葉?どうしたんだ?」
「?どうしたと申されますと?」
「いつものお前は…その…きゃっほー!とか言うキャラじゃなかったか?」
「?失礼ですがどなたかと勘違いなされているのでは?」
恋人の顔を見間違える者がいるだろうか?否、いまい
ならそっくりさんか
そう思い込む事にした
「朝食をお持ちしました」
「あ、ああ。ありがとう」
「では」
そう言って去ってゆく執事紅葉を呆然と見送り食事につく
「お嬢様」
「な、なんだ?」
未だになれないお嬢様呼びに動揺しながらも答える箒
「本日もお嬢様に求婚される方々がいらっしゃいました」
求婚!?なんだそれは!?
もはや理解が追いつかない状況になりゆき任せにする箒
そんな箒を連れ立って歩いていく執事紅葉
「ここです」
と言いながら扉を開くとそこには
「あ、ああ…ああ…………」
大量の紅葉が居た
「お!箒じゃねぇか!」
その中から一際筋肉が目立つ紅葉が近寄ってきた
「どうだ箒?俺の嫁さんになる決心はついたか?」
嫁!?
「何をほざいている、箒は我が妻ぞ…貴様のごとき筋肉ダルマが近づくな!」
とかなり偉そうな紅葉が言う
妻!?
最早おかしくなりそうだ…いや既におかしいのか?
箒は錯乱してきた
「箒は…………俺と結ばれる」
とクールな紅葉
「違うよぼくだよ~」
ショタっ子な紅葉に
「儂と付き合うに決まっとろうが」
と少し大人びてワイルドな紅葉
他にも沢山キャラのかぶりが一切ない"紅葉"から求婚というか自分の嫁だ!と言う宣言
さらには
「やはりお嬢様と結ばれるべきは私です」
と諦観していた執事紅葉まで参戦
「う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ガバッ!と音を立てて起きる
ベッドに居たことからさっきの出来事が夢であると理解した
「むぅ~どした~ほうきちゃん…………」
どこか眠たげに同じベッドで寝ていた紅葉が起きる
その顔を見てさっきの夢を鮮明に思い出す
そして一瞬にして考える
(さっきのは紅葉に対して浮気になるんじゃ!?)
明らか冷静ではないのは察せられるww
「どしたの?」
「ち…違う」
「へ?」
「…ち、違う!違うんだ紅葉!違うんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そう叫びながら部屋を走って出て行く箒と
「…………何が違うの?」
状況を全く理解できず残された紅葉であった
夢オチww