その日の夜、また雪菜は提督の元を訪れた。
コンコンッ
雪菜「雪菜です…」
提督「いいよ、けいごなんて」
雪菜「お兄ちゃん、入っても良い?」
提督「うん」
ガチャ
相変わらず無表情だがどこか優しい雰囲気が出ていた。
雪菜「あのね…おにいちゃ」
提督「おいで」
そっと腕を広げる。
雪菜「え?」
提督「5年ぶりだからさ、可愛い妹の感覚思い出させてよ」
雪菜「お兄ちゃん!」
スタタタタ!
ムギュッ!
提督「ごめんね、酷いことしちゃったね」
雪菜「ううん!嬉しいから良い!」
提督「雪菜…しばらく見ないうちに大きくなったね」ナデナデ
雪菜「えへへっ♪」
提督「なぁ、顔見せてくれない?」
雪菜「うん!」
月明かりに照らされた雪菜の顔は幸せに溢れる、無邪気で幼い顔だったが、どこか吸い込まれるように感じる、美しさがあった。
提督「ほんとに妹だもんな。5年間、元気だったか?」
雪菜「うん!幼稚園でも友達いっぱいできたよ!小学校は明日には転校って形になってここの近くにしたんだ!」
提督「そんなことよくパパとママが許したな」
雪菜「ううん!先生にお兄ちゃんのお話ししたら秘密でしてくれたんだ!」
提督「そ、そうなんだ」その先生大丈夫かな…
雪菜「ねぇ、お兄ちゃんは学校は?」
提督「もうとっくに卒業したよ?」
雪菜「お友達は?」
提督「お兄ちゃんはいなかったな」
雪菜「あ、ご、ごめんなさい」
提督「良いよ」
雪菜「お兄ちゃんと学校とか行きたかったなぁ」
提督「仕方ないよ」
雪菜「ここに明日からすむことになったんだ!」
提督「え…?誰が許可を…」
雪菜「鳳翔っていう人だよ?お兄ちゃんと同じ部屋って」
提督「へ、へえ…」あとで鳳翔さんに詳しくきかないとな
鳳翔の部屋
鳳翔「きゃっ!」ゾクッ
鳳翔「な、なんだったんでしょうか」
執務室
提督「さてと、そろそろ降りてくれないか」
雪菜「はあい」
その後お風呂に入った。
しかしそこでも事故は発生した。
ガラガラ!
雪菜「お兄ちゃん!一緒に入ろ!」
提督「…い、良いけど」モジモジ
まさか初めて見る女性の裸が実の妹になろうとは…
雪菜「大丈夫?」
提督「え!?あ、うん」
その後2人で背中を流したりと、普通にお風呂に入った。
就寝時間
提督「じゃあ寝よっか」
雪菜「あのね…おにいちゃん…」
提督「ん?」
雪菜「明日から雪菜、学校なんだ」
提督「そうなんだ。がんばれ」
雪菜「あのね…一緒についてきてくれないかな…?」
提督「1人で行かないと、いつまでも甘えてちゃダメだよ?」
雪菜「うぅ!でも緊張するんだもん」
提督「んー…仕方ないなぁ…明日だけだよ?」
雪菜「やった!お兄ちゃん大好き!」ギュッ
提督「やれやれ…」