時系列は現在に戻る。
横須賀に待機していた佐世保の艦娘は提督到着の前日に佐世保へと戻っていた。
金剛「ん?新しいテートクかな」
比叡「ひえぇえ…」司令…ヤッパリ…
榛名「!?違う!あの影は!あの人は!」
霧島「金剛姉様!よくみてください!」
金剛が目をこらす。
そこには見慣れた少年が白い軍服をきて、船頭に立っていた。
金剛「I am seeing dream?」
涙ながらに言葉を漏らす。
佐世保港ーーー
提督「ここが…」
船員「少将殿!おかえりなさいませ!」
提督「送迎ご苦労様でした」
礼を述べ、鎮守府の門を抜け、庭に出る。
ドタドタという足音が4人分よってくる。
そしてら巫女装束の女性が4人提督前に立つ。
金剛「あ…あぁ…て、て…テートク!」ギュッ!
金剛の目から大粒の雨のような涙が溢れ、同時に両手を広げ思いっきり走り寄る。
提督「はわっ!?」
榛名「司令!」ギュッ!
榛名も同じように涙と笑顔を見せ、まるで存在を確かめるように体にしっかり触れながら抱きつく。
2人の女性に挟まれるように抱きつかれ、さすがに見知らぬ人に抱きつかれても良い気はしない。
すこし顔を上げ、一喝しようかと思ったが2人の顔を見てやめた。
金剛も、榛名も、涙を流し、鳴き声を上げ、もう離しまいとしっかり抱きしめているのだ。
比叡「ひえぇ…お化け…?」バタッ
霧島「え!?ちょ!?比叡姉様!?違います!正真正銘司令ですよ!比叡姉様!しっかりしてくださぁい!」
そんな時、辺りを一喝する声が響く。
長門「やかましい!なんの騒ぎだ!」
提督「ん?」
ふと長門と目があう。
長門「……」
思いっきり自分の頬をグーで殴り飛ばす。
その光景にあたりが唖然としている。
長門「痛い…。痛いではないか!」
提督「そ、そりゃそんな筋肉でなぐった、ら!?」
目にも止まる速さで提督に飛びき、まとわりついていた榛名達を吹き飛ばし、提督を抱きしめる。
長門「提督!!提督!!お前!どこにいたんだ!」
提督「え、いや、あのここから数十キロの離島にいました」
陸奥「提督…あなた!無事だったんだ!良かった…グスッ良かったわね、長門…」
そんな中傘をさした女性が歩み寄ってきて、呆れた顔をしてこちらを見てくる。
大和「長門さん!?何を…て!?それ!え!?」
その瞬間傘を投げ捨て、思いっきり抱き上げ、抱きしめる。
提督「こ、こんどはなんですか!?」
大和「ああ…この匂い、感覚、提督なのですね…?生きて…おられたの…ですねグスッ」
とにかく落ちつけと言いたいのだが、戦艦2人の豊満な胸に口を蓋されてしまい言葉が発せない。
仕方ないとずっとじっとしていると、結局一時時間近くもみくちゃにされていた。
一時時間後ーーー
提督「あの、満足しましたか?」
「「「ああ!orはい!」」」
廊下角ーーー
ある艦娘が覗いていた。
暁「司令官!?いきてたのね!早くみんなに知らせないと!」