記憶を完全に取り戻した提督は、質問の嵐を浴びていた。
提督「まぁまぁ落ち着いて」
聞けばこれまでのことや、あの吹雪を突き飛ばしたあと何があったのかとのことだった。
吹雪「あの!司令官!思い出したからこそ改めてあの時はありがとうございました!」
提督「い、いえ」
金剛「それでなぜテートクはあの爆発で生きていられたのデスカ?」
提督「ほんとに偶然でした」
加賀「というと?」
提督「武御雷壱型丙少将と別れたあともう死ぬと思って近くのソファーに座ろうとしたんです。すると床が抜けるわましたにガス管があるわで、あー死ぬのかと思ったんです」
「「「こくり」」」
提督「ところが偶然にも建物の外装が大半崩壊していたので衝撃を与えればなんとかなるんじゃないかなって思ってガス管を1発撃ってみたら読み通りに大爆発を起こしたんです。その時にソファーに抱きついていたら空中に飛翔して、そこからは何がどうなったのか、気がついたら知らない離島に居て、そこのある家族に拾われて傷の手当をしてもらったんです」
赤城「そんな偶然というものがあるのですね」
霧島「しかも、あの場所からだと数十キロ、加速度も半端ないはずなのに、それで丁度速度が落ちるところに島とは…司令の強運には驚きを隠せませんね」
榛名「ですがなぜ名前さえ忘れていた司令が軍の関係者とわかったんですか?」
提督「それも偶然でした。日本刀だけはずっと握っていたようで、そこの家族のお父さんが磨いてくださってあって、そこの鍔に金山翔と名前を彫ってあったんです。さらに奥さんがこんな貴重な金属を使った刀を持つのは軍人以外ないと軍に連絡をとってくれたんですよ」
比叡「ひえぇぇ!さすがは司令!」
睦月「でも、軍も本人とわかったんですね」
提督「ええ。とはいえ外見などでわかったんでしょう」
夕立「どんな家族だったっぽい?」
提督「夫婦と娘2人のお家でしたよ?あそこでも、新しい妹ができちゃいましたが」
すると膝に乗る雪菜が頬を膨れさせる。
部屋にこもったせいでお風呂に入っていなかったのでさっき入れてきて、髪をといでやってるところだった。
雪菜「むー!お兄ちゃんは私のだもん!」
提督「わかってるよ」ナデナデ
陸奥「で、そこではなんて呼ばれてたの?名前もわかんないんじゃ名前とか決められたんでしょ?」
提督「それがまた偶然で、同じ翔と名付けられましたね」
ニコニコと話す提督に対し、関西弁特有の口調でツッコミが飛んでくる。
龍驤「いやいや!簡単にニコニコして言うとるけど、それ逆におっそろしいくらい偶然重なっとるからな!?もはやあれやん!ワ○ピースのル○みたいな感じやからな!」
瑞鳳「りゅ、龍驤ちゃん!それ言っちゃダメ!」
龍驤「は!すまん!」
提督「いや、大丈夫です」
鳳翔「それはそうとケッコンカッコカリは結局誰になさるのですか?」