希望を失った提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第8話 身分の離れた友

楽しく話している4人だったが、どうしても疑問に思うことがあった。

それは…

 

吹雪「そういえば元帥殿は」

 

言いかけた時だった、元帥が一言加えた。

 

元帥「もう友人のような関係なんですから、椎名か、元輝で結構ですよ?」

 

吹雪「あ、は、はい。えと、椎名さんはおいくつなんですか?」

 

へ?とキョトンした顔をして鳳翔と顔を合わせている。

 

元帥「えっと今年で18になりますが?」

 

提督、吹雪「18!?」

 

元帥「え!?え!?」

 

鳳翔「あらあら」クスッ

 

吹雪「も、申し訳ありません!てっきりこの人と年がそう変わらないかと…」

 

元帥「ん?金山君はいくつなんですか?」

 

提督「はっ!今年で13になります」

 

元帥、鳳翔「13!?」

 

提督「な、なんですか!?」

 

吹雪「いや、あの、失礼なんですが、椎名さん、見た目まだ13か14くらいっておもってました…」

 

元帥「そんなに!?」

 

鳳翔「そ、そういう金山さんこそ、まだ9歳から10歳かと…」

 

提督「え!?」

 

なんとも言えぬ空気だった。

2人の見た目年齢が想像を絶していた。

 

元帥「じゃあ、5歳も差があったんですね」

 

提督「は、はい。そのようですね」

 

そんな中また1人少女が来た。

 

元帥「ん?この子は?」

 

提督「あ、こちら僕の妹の雪菜です」

 

雪菜「ふえ?お兄ちゃんこの人は?」

 

元帥「初めまして、あなたが金山雪菜さんでしたか。海軍大本営、元帥の椎名元輝と言います。よろしくお願いします」

 

雪菜「げんすい?」

 

吹雪「海軍の中でも一番偉い人だよ」ボソッ

 

雪菜「ふぇ!?」

 

鳳翔「あらあら、可愛いですね」ニコッ

 

雪菜「こ、こんにちは!雪菜です!」

 

元帥「奇遇ですね、僕の姉も雪菜って名前なんです」

 

提督「そ、そうなんですか」

 

鳳翔「ほら、薫ちゃんも挨拶は?」

 

薫「よ、よろしく…」カァァッ

 

雪菜「よろしくね!」ニコッ

 

鳳翔「雪菜ちゃんはいくつなの?」

 

雪菜「え、えと今年で8歳、2年生になりました!」

 

鳳翔「まあ!薫ちゃんよりも4つも上のお姉ちゃんだったの。薫ちゃん、丁度いいしお姉ちゃんと遊んできたら?」

 

薫「ふぇ!?で、でも…」

 

モジモジとして、この子は良いのだろうかという顔で見つめている。

 

提督「雪菜も妹ができたと思って遊んできたらどうだ?」

 

雪菜「良いの!?」

 

提督「ああ」

 

雪菜「やった!薫ちゃん!行こ!」

 

薫「あ!ちょっと!ふえぇ….」

 

手を引っ張られて強引に連れられていった。

 

元帥「よかった。薫は人見知りだから中々友達ができにくいんです」

 

鳳翔「雪菜ちゃんは小さいのにしっかりしてますね」ニコッ

 

提督「あ、ありがとうございます。薫さんもこれからが楽しみですね。雪菜も薫さんくらいの時はまだあんなに元気ではありませんでしたから」

 

元帥「意外ですね」

 

それから結婚生活の話や、吹雪に至っては毎日の食事や料理についてアドバイスをもらっていた。

提督は元帥から数々の戦の話を聞き、あらゆる戦術を学んでいた。

 

お子様2人組みは海岸で大はしゃぎ、海で遊んで、砂で遊んでどんちゃん騒ぎしており、元帥が帰るころにはドロドロになって、2人ともすっかり仲良くなって帰ってきた。

 

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