あれから2人で夕食の買い出しをしたりと至って普通の生活をしていたが、問題の夜が来てしまった。
寝室ーーー
提督は一足先にシャワーを浴びて髪を乾かし、ベッドに転がっていた。
それから数十分後吹雪も来たようだ。
提督「あ、ぬくも…った?」
そこに立っていた吹雪の姿はまさに色気の塊だった。
耐えきれずに目をそらす。
吹雪「うん!さっぱりした!」
提督「そ、そうか。じゃ、じゃあ寝よっか」
吹雪「うん、電気…消すね?」
カチッという音ともに部屋が暗くなり、月明かりが軽く差し込む程度になった。
カサッという音ともに吹雪が横向きに眠る提督の後ろに入るのが伝わってきた。
ふと声が聞こえた。
吹雪「ねえ、あなた…こっち、向いて?」
ふと向きを変え、吹雪を見ると、普段は上げている髪を下ろし、少し胸元が開けたボタンのついたパジャマは吹雪の色気を出していた。
そして癒されるようなにこやかな笑顔がこちらを見つめている。
提督「え、えと…」
吹雪「わ、私たちも夫婦になって初めての夜だよ?」
提督「う、うん…そう、だね」カァァッ
すると今度は首の後ろに腕を回したと思えばそのまま提督を抱きしめ、耳元でふと囁いた。
吹雪「今の今まで我慢してたんだよ?いっぱい、愛して欲しいな」
提督「で、でも…僕も初めてで…よ、よくわからない」
吹雪「私もだよ。だから、あなたのしたいようにして?」
提督「へ、下手だったらごめんね」
そう言って、そっと吹雪を抱きしめ、キスを交わす。
軽いキスを数回してから、深く、長いディープキスをし、舌を絡め取るように、吹雪の舌をとらえ、締め付けるように激しく、優しく絡ませる。
吹雪「ん、んっ…んくっ…」
提督「プハッ…」
吹雪「はぁ…はぁ…本当に…初めて?」
提督「うん…良く、なかったかな」
吹雪「ぎゃ、逆だよ…その、上手すぎ…」カァァッ
提督「は、恥ずかしいから!」
そのまま提督は本能と、自分の感覚のみで吹雪の体をほぐし、初めてとは思えないほどの技術で吹雪を虜にしていった。
吹雪も最初はリードするつもりでいたが、完全に提督に翻弄され、身動き一つ取れず、目の前の小さな少年に導かれるがままに身を任せていった。
事後ーーー
提督は初めての緊張感と運動量に疲れが襲いかかり、終わるや否や深い眠りについた。
吹雪「翔くん…頑張りすぎだよ」クスッ
ニコニコと提督の顔を見つめ、そっと手を握り、もう片方の自分の手は子宮の部分をさするように撫でていた。
吹雪「ちゃんとできるかな」
その後吹雪も眠りについた。
翌朝
吹雪「あなた、朝だよ」
ツンツン
提督「ん…あ、おはよ…」
吹雪「可愛い寝顔だったよ」クスッ
提督「見ても得はないよ」
吹雪「でも昨夜は頑張りすぎちゃったね」ニコッ
その時寝起きざまに昨日の事が蘇り、一気に顔が熱くなった
提督「ひあっ!えと!うん…そ、その、僕も…良かった…」カァァッ
その時そっと提督の手を子宮の上あたりに当てる。
吹雪「ねえ、もし、もしもだよ、昨日のでこの中に新しい命ができてたらどうする?」
提督「え、も、もうわかるの!?」
吹雪「ふふっ♪もしもの話!」
提督「うーん…とりあえず名前とか決めて」
吹雪「そ、そうじゃなくて!」
提督「?」
吹雪「まだ、結婚して間もないのに、子供ができてもちゃんと私も、この子も愛してくれる?」
提督「なんだ、そんなことか。もちろん!2人とも必ず幸せにするよ!だって、僕は希望を失い、絶望していたのに、今となってはものすごく幸せになれた。それもこれも吹雪の、みんなのお陰だからさ」ニコッ
吹雪「ふふっ♪やっぱり幸せ!」ギュッ!
提督「ひゃわ!」
その後、提督がいつも通り出勤すると、行くや否や艦娘達の猛アピールが始まった。
第一期、希望を失った提督と艦娘 完
第二期に続く…