希望を失った提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第2話 転機

あの日、気を失ったあとまた、普通に学校に行った。

でも、あの日からどんどん両親の虐待はエスカレートして行った。

 

ある時は竹刀で殴られたり、鉄パイプで殴られたり、タバコの火で焼かれたりと、いつの日かの拷問を繰り返したあの国のように。

 

毎日が拷問だった。

でも、どういう訳か笑って入られた。

行為に及んでいる時いつも仲の悪かったパパとママが笑っていたから。

一年が経ち、妹は完全に復帰。

僕はまたのけものにされ、ついに家から出され、軍学校に入れられた。

 

学校にやく5年間通った。英才教育を受け、5年間友達は居なかった。そして学校を首席で卒業し、正式に軍人になった。

 

現在11歳

首席ということもあり階級は中尉からだった。

 

未だに人が怖く、人間関係もまともにできない僕はすぐに邪魔者になった。

 

ある日中将殿に呼ばれた。

 

コンコンッ

 

翔「金山中尉、は、入ります!」

 

中将「ん」

 

ガチャ

 

翔「失礼します!」ソワソワ…

 

中将「金山くん、君を今回呼んだのは横須賀の鎮守府に君に提督として向かってもらいたい、これは命令だ」

 

翔「し、しかし!自分はまだ軍にはいって…間もないのに…」

 

中将「首席ででるだけの頭があれば良い。とにかく今からいけ!いいな!?」

 

翔「は、はい!」ブルッ

急に怒鳴られて震えが止まらない。

 

中将「話は以上だ」

 

翔「はっ!失礼します!」

バタンッ

 

中将「これで、厄介払いができるな」

 

ここでも厄介払いかと、心底絶望した。

 

翔「今日から提督か…向こうでは頑張らないと…また…」ブルッ

 

その日のうちに荷物をまとめ鎮守府に向かった。

途中かつてのクラスメイトたちからざまあみろという痛い視線を向けられた。

 

笑う者もいた。

 

提督「はぁ、」

 

鎮守府前

 

提督「おっきい…な」

 

加賀「あの」

 

突然知らない女性に声をかけられる。

 

提督「は、はい!」

 

加賀「あなたが私たちの新しい提督?」

 

提督「は、はい!か、海軍大本営より指令を受け、参りました、金山 翔中尉です!よろしくお願いします!」

 

加賀「一航戦の加賀です。正直期待はしていないけれどよろしくね。案内するからついてきて」

 

提督「は、はい…」やっぱりだよね…

 

加賀「ここがあなたの執務室兼私室よ」

 

提督「ありがとうございました」

あえて顔を合わさないように礼だけ言って中に入る。

加賀もまた無言で去って行った。

 

一人、執務室の無音が続く。

ふと机に目をやる。

 

提督「置き手紙?前の提督からか…なんだろ」

 

中身を見ると現在の資源の保有量などが書かれてあった。

 

取り敢えず着替えることにした。

 

初めて着る提督の服は少しぶかぶかだった。

 

これから僕の第二の人生の幕が開けた。

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