学校から帰った雪菜がランドセルを背負ったまま執務室に飛び込んでくる。
雪菜「おにいちゃん!」
提督「な、なんだ?」
雪菜「あ、あのね!」
なぜかモジモジしている。
提督「?どうした?」
雪菜「あ、明日って、お仕事忙しい?」
提督「いつもと変わりないが、どうして?」
雪菜がサッとランドセルからプリントを出す。
提督「ん?参観日?」
雪菜「明日、授業参観なんだ…だからお兄ちゃんに来て欲しいなって…」
提督「うーん…午後からか」
雪菜「ダメ…かな?」
提督「わかった。いいよ!」
雪菜「ほんと!?」
提督「うん、本当だ」
雪菜「やった!」
提督「ほら、参観日行ってあげるから早く着替えて宿題終わらせなさい」
雪菜「はぁい!」
ご機嫌そうにスキップしながら執務室を後にした。
翌日
学校にて
雪菜「おはよ!」
佳織「あ!おはよ!ねえねえ!今日の参観日誰がくるの!?」
久美「あ、佳織ちゃん!」
佳織「あ…!ご、ごめん!」
雪菜「ううん!いいよ!今日はねお兄ちゃんが来てくれるんだ!」
由美「え、でもお兄さん学校は…ってそか卒業してるんだもんね」
佳織「お兄さんきたら、挨拶行こ!」
久美「良いね!賛成!」
由美「で、でも迷惑かけちゃダメだよ」
先生「ほら、チャイムなりましたよ〜。座ってください」
朝礼が終わり午前の授業が終わる。
昼休みになるとゾロゾロと保護者の車や、徒歩でくる人がきた。
雪菜「お兄ちゃん、まだかなぁ」
佳織「お兄さんも忙しいんだよきっと」
久美「大丈夫だよ!」
由美「あ!あれ!」
指差す方向には提督と女性1人が付いてきていた。
提督「なんで金剛さんまで?」
金剛「雪菜のschoolが気になっただけデース」ほんとはこれでテートクの奥さん気分を味わえマース!
提督「こえ、漏れてますよ」
金剛「ふえ!?あ、いやそれは!」
提督「まぁ、良いですよ。嫌ではありませんから」
そして2人で、スリッパに履き替える。
提督はいつも通り白い軍服に金色の糸と白の糸で作られた軍のコートを羽織っている。一方の金剛は巫女装束でこようとしたがあまりにも目立つので灰色のスーツを着せておいた。
廊下を歩くと自然と道を譲ってくれた。
そして…
ガラガラ
金剛「これがclass roomデスネ!」
提督「こんにちは」
保護者1「へ?あ、こ、こんにちは」
提督「楽しみですね。お子さんは?」
保護者1「あ、私山城久美の母です」
提督「あ、山城さんの、妹が娘さんにお世話になっております」ぺこり
山城「い、いえ!恐れ多いです」アワアワ
佐山「あら?山城さんそちらの方は?」
山城「雪菜ちゃんのお兄様ですよ!」
佐山「あ!佐山佳織の母です!雪菜ちゃんにはいつも娘がお世話になっております!」ぺこり
提督「いえ、こちらこそ。妹がお子さんにお世話になっております」
金剛「なんだかテートク本当にお父さんみたいネ…」
あのぉ、と後方から金剛にこえをかけてくる。
上田「上田由美の母です。いつも雪菜さんには娘がお世話になっております!」
金剛「あ、い、いえ!こ、こちらこそデース…!」
慌てて頭をさげる。
上田「えっと…それであなたはお兄様とはどういったご関係で?」
金剛「えっとお兄様というのはテートクのことですネ」
サッと提督が間に入る。
提督「失礼、雪菜の兄の金山翔です。こちらは今回僕の護衛にあたってくれている金剛です」
上田「あ、そうでしたか!上田由美の母です。よろしくお願いします」ぺこり
提督「こちらこそ」ぺこり