希望を失った提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第31話 奇妙な関係

鎮守府にかえるや否や

金剛姉妹が走ってきた。

 

金剛「どこ行ってたんデスカ!?」

 

提督「いやぁ、えっとですね夜の散歩に」

 

比叡「ひえぇ…散歩は結構ですけど、早めに帰ってきてくださいね」

 

榛名「でも、散歩だけというわけではなさそうですね」

 

霧島「たしかに…モテモテですから」

 

提督「モテモテかどうかは知りませんが、友人を作ってきましたよ」ニコッ

 

榛名「友人、ですか?」

 

霧島「お名前を伺っても」

 

提督「港湾棲姫」

 

一同唖然とした。

そして…

 

一同「ええぇぇ!?」

 

提督「散歩してたらうみからザバーンと」

 

金剛「け、怪我はないデスカ!?」

 

比叡「な、なにかされたりは!?」

 

提督「慌てすぎです、なにもされてませんよ」キスはされたけど…

 

榛名「で、なにをはなしてたんですか?」

 

提督「友達として、その港湾棲姫の海域には攻め込まないし、向こうもこちらに、僕の鎮守府の管轄の海域には侵攻しないという約束をしておきました」ニコッ

 

霧島「深海棲艦でも意思疎通ができたのですね…」

 

提督「と言っても艦船類はむりですが姫クラスなら誰でもできるそうです。また明後日に待ち合わせしています」ニコッ

 

金剛「テートクは本当にすごいデース…」

 

提督「優しそうな人でしたよ?よければうちの鎮守府に呼びたいものです」

 

一同「え!?」

 

提督「ち、ちかいうちにですよ」

 

その後なにかと質問攻めにされたが大半は適当に返しておいた。

 

それから遅めの朝食をとり、執務室でくつろいでいた。

 

長門「失礼するぞ提督」

 

提督「は、はい」

 

長門「港湾棲姫と話したそうだが、どうだった?」

 

提督「意思疎通はできるようでしたね」

 

長門「お前は本当に変わってるな…敵である港湾棲姫と話すなんて」

 

提督「そうですか?僕からすれば人と喋ってる感覚と同じにおもえましたが?」

 

長門「お前がそう言うなら構わないが…」

 

そして2日後の夜…

 

港湾「マダカナ」

 

提督「お待たせしました」

 

港湾「ウウン、ワタシモキタトコロダ」

 

提督「よかった、これ、どうぞ?」

 

そういうと小さな風呂敷に包まれたものを渡す。

 

港湾ソレハ?」

 

提督「お土産です、お口に合うかわかりませんが」

 

開けてみるとそこにはサンドイッチが入っていた。

 

港湾「コレ、ワタシニカ?」

 

提督「はい、僕が作ったので毒などの心配もいりません」ニコッ

 

港湾「アリガトウ…アムッ」

 

提督「どう、かな?」

 

港湾「オイシイ…」

 

提督「よかった!」

 

港湾「ナア、コンドアソビニイッテモイイカ?」

 

提督「はい!どうぞ!」

 

そして、あすに来ると約束だけして、その日は終わった。

 

翌日…

 

コンコンッ

長門「提督、客人だ」

 

提督「どうぞ」

 

港湾「キタ」

 

提督「どうも♪」

 

長門「ほ、本当に意思疎通ができるのだな」

 

港湾棲姫は長門が強いのか震えている。

提督がそっと寄り添って手を伸ばす。

 

提督「大丈夫、長門さんも戦意のないものを攻撃するほどバカじゃありませんから」ニコッ

 

長門「ああ、安心してくれ。私もお前と話してみたいんだ」

 

港湾「ワ、ワカッタ」

 

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