提督「あの、それでなんで部屋にいたままなんですか?」
ようは済んだはずなのにずっと部屋にいる2人を不審に思う。
瑞鶴「いやー…そ、そう!提督が1人じゃ寂しいかなぁって思ってさ!」
翔鶴「いわば保護者のようなものです♪」
提督「1人でも大丈夫ですよ?」
翔鶴「いいじゃないですか。たまには」ニコッ
瑞鶴「滅多に話さないしね」
そうだったか?と考えるが言葉に甘えて2人にはいてもらうことにした。
その頃食堂では
電「この辺りなのですか?」
雷「そうだね!」
響「折り紙着るのは大変…」
暁「でも男の人のためになにかするのもレディになるための道よ!」
普段味気ない白壁塗りの食堂も駆逐隊たちの懸命な作業により、カラフルな折り紙チェーンと色鮮やかなフラワーで飾られ、一気に雰囲気を変えていった。
赤城「モグモグっ!うーん…こっちの味付けの方がいいですね」
鳳翔「わかりました。ふぅ…パーティーとなるとたいへんですね…。睦月さん、夕立さん、サンドウィッチはどうですか?」
睦月「いま、60人前できたところです!」
夕立「なんとかパーティーまでには仕上がりそうっぽい!」
鳳翔「わかりました!加賀さん、チキンなどはどうですか?」
加賀「はい?」
さっと振り向いた加賀を見て、鳳翔がヒッ!?っと声を上げる。
それもそのはず、チキンをさばいて、フライにしていたのだが、大量に鶏肉を捌いていたため、包丁と手が真っ赤で、殺人鬼を連想させた。
鳳翔「いや、えぇとチキンはどのくらいできたかなと…」
加賀「ああ、ちょうど100人分できたところです。もう少しかかりそうですね」
鳳翔「わ、わかりました…」こ、怖かった…
吹雪たちは…
雪菜「みんななにしてるの?」
吹雪「司令官のお誕生日パーティーの準備だよ」
雪菜「え!?お手伝いしたい!」
吹雪「うーん…人手は足りてそうだからゆっくり私と遊ぼ?」
雪菜「でも雪菜も何かしたい!」
止めようと吹雪も頑張ったが、子供ならではの頑固さには敵わなかった。
吹雪「んー…じゃあ中庭のお花を使って花束つくろっか!」
雪菜「うん!」
中庭
吹雪「どんなのがいいかな」
雪菜「んー…おっきいのが良いな!」
吹雪「これなんてどうかな?」
雪菜「あ!じゃあこれも入れたい!」
執務室では
提督「ん?外まで騒がしいな」
瑞鶴「あ…」あの子達!?吹雪ちゃんが抑えてるんじゃなかったの!?
翔鶴「き、きっとあれですよ!雪菜さんと吹雪さんが遊んでるんですよ!」
そっと提督がまどを見ようとした時、強引に瑞鶴が顔を掴んで振り向かせる。
提督「ず、瑞鶴さん!?」
瑞鶴「ええっと!えと!そう!今は執務に集中して!」
提督「あ、すいません。たしかにごもっともですね」
瑞鶴「ま、まったく世話がかかるんだから!」
翔鶴「あらあら、でも瑞鶴、手加減は大事よ?」
瑞鶴「あ!ごめん!提督!痛くない?」
提督「は、はい!問題ありません」