希望を失った提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第37話 誕生日パーティー

そして午後5時ごろ、金剛たちも、鎮守府にもどり、愛宕達の準備も万端。鳳翔の一声で誕生日パーティーが決行された。

 

執務室

 

瑞鶴「翔鶴姉、そろそろだね」ボソッ

 

翔鶴「ええ、愛宕さん達が来るし、いきましょう」ボソッ

 

翔鶴「提督、そろそろ私たちもお暇しますね?」

 

提督「あ、はい!付き添いありがとうございました!」

 

瑞鶴「じゃ、じゃあまたね!」

 

提督「はい!」

 

瑞鶴達が部屋を後にして数分後

 

コンコンッ

 

高雄「失礼します」

 

提督「ん?高雄さんですね?どうぞ」

 

ガチャ

 

提督「どうしまし…た?」

 

思わず言葉が詰まった。

そこにはメイド服姿の高雄と愛宕の姿があった。

 

高雄「ぼ、坊ちゃま!お迎えにあがりました!」

 

愛宕「さぁ!お食事のご用意ができております♪」

 

提督「え!?ちょ!?どうしたんですか!?」

 

高雄「あ、あとでわかりますから参りましょう」

 

愛宕「さぁ♪」

 

そっと愛宕と高雄の手を取り食堂へ向かう。

提督とて、目のやりどころに困った。

短いスカートは下手をすれば見えかねないし、かといって顔を見れば谷間が丸見えなのでそれはそれで気まずい…

仕方ないので下を向いて歩くことにした。

 

食堂

 

高雄「さぁ!坊ちゃま!つきましたよ!」

 

愛宕「お顔をあげてください♪」

 

ふと提督が顔を上げると同時に

パッと食堂の照明が照らされる。

 

鳳翔「せーのっ!」

 

一同「お誕生日おめでとう!」

 

パァンッ!という弾ける音ともに無数のクラッカーが音を上げ、テープがヒラヒラと上から落ちてくる。

 

自分の誕生日パーティーだと理解するのに提督も二、三秒かかった。

 

提督「え、えと…は!皆さん…!ありがとうございます!」

 

満面の笑みを浮かべ、あまりの嬉しさとサプライズということもあり半泣きになっていた。

 

そして、金剛4姉妹が詰め寄ってくる。

 

金剛「へい!テートク!改めてhappy berthDAY!」

 

比叡「こ、これ!私たちからのプレゼントです!」

 

榛名「お気に召すかわかりませんが受け取ってください!」

 

霧島「わ、私言うことがなくなるじゃないですか!」

 

提督「こ、これは?」

 

リボンをほどき、綺麗にフタを開けると

英語で書かれたブランド名の紙の下に綺麗な純金の懐中時計が入っていた。

 

金剛「き、気に入ってくれマシタカ?」

 

不安げに聞くが返答がない。

 

比叡「ひえぇぇ…」き、きにいらなかった…?

 

榛名「あ、あの提督?」

 

提督「は、はい!?」

 

霧島「あ、あのお気に召さなかったでしょうか?」

 

提督「とんでもない!ついつい好みすぎて見入ってしまいまして…」ニコッ

 

金剛「て、テートク…心臓に悪いネ…」ヘナヘナ

 

比叡「ひえぇぇ…よかったです!」

 

提督「でも、こんなのた…んぐっ!」

 

バッと榛名が口を押さえる。

 

榛名「プレゼントに高いもやすいもありません!」

 

霧島「そうですよ!あげたいと思ってしたのですから!」

 

提督「あ、ありがとうございます…」またお返ししないと

 

 

 

 

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