睦月と歩いていると突然声が聞こえた。
吹雪「あ、睦月ちゃーん!」
睦月「あ、吹雪ちゃん!」
黒髪のポニーテールの女の子が走ってくる。
吹雪「ここにいたんだぁ…さがしたよぉ…」
睦月「え?私を?どうして?」
吹雪「間宮アイスの券当たったから一緒にどうかなって!…この人は?」
睦月「新しい司令官だよ!金山翔さん!」
提督「金山翔です。好きに呼んでいただければ」
吹雪「は、はい!特型駆逐艦の吹雪です!」
提督「よろしくお願いします」
睦月「翔くんで!」
吹雪「あ、じゃあ私も!」
提督「翔くん…初めてですねボソッ」
吹雪、睦月「?」
提督「いえ、お気になさらず」
睦月「翔君ねとっても植物とかに詳しくて!動物とも上手に触れ合うんだよ!さっきもね!リスさんとの触れ合い方教えてもらったんだ!」
吹雪「そうなんだ!今度私にも教えてくれませんか!?」
提督「は、はい。こんなことでよければ。そういえばアイスに行くのでしょう?早く行かれては?」
睦月「え?一緒に来ないんですか?」
吹雪「ごめん!睦月ちゃん!2人分しかないんだ」アワアワ
提督「そんなに気を使わなくて良いですから」
睦月「は、はい。わかりました!じゃあ失礼します!」
吹雪「また今度は3人で行きましょうね!」
二人は走って行った。
提督「ふぅ…ふしぎな人達だったな」
まさかこんな僕に話しかけてくれる人がいたなんて。
提督「とりあえず執務室に戻ろっかな」
執務室
提督「…なにかいる…」
そう、一見人1人いないのだが気配がしてならない。
長門「ちいかわぁぁぁぁ!」
突如後方から赤目の黒い髪の女性が襲いかかってきた。
とっさに帯刀していた刀で薙ぎはらう。
カキーンッ!
長門「っとと…あぶないではないか」
提督「はぁ、はぁ、はぁ…心臓に悪いです」
長門「はっはっはっ♪すまない、すこし試させてもらったんだ。新しい提督が子供と言うから不安でな、技量を見たかったのだ」
提督「いえ、こちらこそすいませんでした」
長門「申し遅れたな。私は長門だ。君は?」
提督「翔…金山翔、階級は中尉です」
長門「金山翔…か」
提督「まぁ、お好きに呼んでください」
長門「なら翔で良いか?」
提督「結構ですよ」
長門「ありがとう!ところで今までどこにいたんだ?」
提督「少し中庭の散歩に。着替えても誰も来なかったので、時間つぶしにと」
長門「そうだったのか。それで探してもいないわけだ。執務等については前の提督のメモを見たか?」
提督「ええ、ついでに長門さんには気をつけろと」
長門「あいつめ…」
提督「それで、何をしましょうか?書類が見当たらないのですが」
長門「まずは補給や資源の入荷を決めるためにこちらから書類を送るんだ、そこの引き出しに上から1段目が作戦書、2段目が資材輸入、三段目がまぁ、提督の個人的な用事があった場合の臨時報告書だ。手前の引き出しは提督のフリースペースだ、鍵もあるからプライバシーも守られる。それとそこのシンクにお茶などの一式、そしてその扉を開ければベッドルームがある。風呂は基本的に私室のバスルームか提督専用の大浴場もある。君は子供だから混浴も許可してやるぞ」
提督「最後のことにして関しては敢えて何も、言いませんが、ご説明ありがとうございました。とりあえずは資材などの書類をまとめたり、荷物を整理していくので1人にしていただけますか?」
長門「わかった。なにか用があればそこに電話があるだろう?それで鎮守府内に放送が入って呼べるから活用してくれ、無理はしないようにな」
提督「はい」
そう言うと長門は部屋を後にした