第1話 制裁
横須賀をあとにした提督は広島、呉港を目指していた。
提督「さすがに遠いな」
運転手「お若いのに大変ですね。しかしあなたも運がありませんね」
ん?運がない?
提督「あの、それはどういう」
運転手「いやね、自分もそう言う経験がないので言えませんがいわゆるブラックな感じのとこらしいですね」
提督「へ、へぇ…」
そのまま沈黙が続き、無事呉港に到着した。
運転手「つきましたよ!」
提督「ありがとうございました!」
すっと船から降り、鎮守府に向かう。一日早かったが前任の提督に挨拶もしておきたいところなのでそのまま直行したのだが…
門番「えとどちら様ですか?」
提督「明日からここの提督になる金山少将です」
門番2「こ!これは少将殿失礼しました!どうぞ!」
門を開けて、そのまま中に入ると庭こそ荒れ放題、花壇も荒れ果て前のところとは比べものにならなかった。
提督「ひどいものだ」
そのまま奥に進むとなにやら怒声が聞こえた。
執務室の方らしい。
大佐「この!なにが!小破で危なくなったから撤退しただ!?Sのみしかダメだと言っただろうが!」
???「も、申し訳ありません!提督閣下!」
???「わ、私に責任があります!処罰なら私が!」
提督「な…」
茶髪の髪、低身長…おそらく電か。そしてかばっているのは…赤城か。
すると提督の手が上がり思い切り赤城の頬を打った。
大佐「いいか!?俺の昇格がかかってんだよ!お前らは道具なんだから!俺の言う通りにしてりゃいいんだよ!」
バキッ!ボカッ!バキャ!
赤城「エホッエホッ…!」
そして提督の手が電に向き、頬を打つ手前
ガシッ!
大佐「ん!?」
いきなり止められよろける。
提督「やめろ…」キッ
大佐「なんだこのガキ!」
必死で抵抗するが動かない。
この時提督の腕力のリミッターは怒りで外れていた。
そしてそのまま続けた。
提督「横須賀から参りました、金山翔少将です。これ以上の抵抗、および暴力は結構ですが、上官への反逆行為とみなし、あなたを軍法会議にかけますよ?」
大佐「な、なぜ俺の身分が…!」
提督「その制服の肩のラインでわかりますから」
大佐「くそ!」
提督「いつまでそんな暴言を吐いてるつもりですか?」
大佐「申し訳…ありません…!」
提督「僕が来たのでもう結構です。あなたは本日付でもう新しいところへどうぞ?もちろんこのことは軍には報告しますがね」
大佐「くそがぁぁぁ!」
殴りかかってくるのでやむ得ずスタンガンで気絶、憲兵に引き渡すことにした。
そして気絶した提督を放置し、赤城と電に駆け寄る。
提督「大丈夫ですか!?」
赤城「あ、はい。ありがとうございます」
電「あ、新しい提督閣下ですか?」
提督「…。」この目…僕が虐待受けてた時と同じだ…可哀想に…
とりあえず怪我は無さそうなので休ませることにした。