希望を失った提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第6話 友好の場

翌日の朝

食堂に行くと全艦娘が一斉に起立。

そして、

 

「「「おはようございます!」」」

 

提督「ああ、おはようございます」

 

金剛「あ!テートク!こっちデース!」

 

金剛に呼ばれステージの上に登る。

マイクを手に取るとまた視線が集まる。

 

提督「えっと…皆さんおはようございます。初めて見る方もいると思いますが昨日よりここの提督になった金山翔と言います。えー…以前の提督からの扱い等についてはもう知っています。そこで僕の方からお伝えします。まず、僕はみなさんのことを道具としては見ない、むしろ家族として扱うつもりです。それから食事については各々自由にしてください。お腹が空いたらいつでも食事をとってください!それと、本日より入渠するドッグを一旦改修しますので入渠は明日からとなります。それまでは出撃もしません。それと出撃は各々1日3回まで、休日は1人週2日、それと外出は自由です!それから要望などは僕の方に好きなだけ言ってくださいね」

 

ザワザワと食堂中がざわつき始める。

しかし声をあげて

 

提督「それと!1番大事ですが、各々命を大事にしてください。小破、中破した時点ですぐさま撤退!これは鉄の掟です!それから僕のことは閣下なんていりません!翔、金山、提督この三つか好きなあだ名で呼ぶこと!以上!では朝食にしましょう」

 

とは言ったがみんな驚きと安心感からか涙するもの、気絶するものと多々いたが完全に無視して食事をとることにした。

 

モグモグ…

 

トンッ

 

提督「んぐっ!?」

 

突然方を叩かれ詰まる…

 

吹雪「あ!ご、ごめんなさい!水です!」

 

提督「ごくっ…ふぅ…。びっくりしたぁ…」

 

吹雪「も、申し訳ありません!」

 

提督「いえいえ、結構ですよ。あなたは…吹雪さんですね?」

 

やはりこの子も体に痣が見受けられた。

 

吹雪「はい!とても優しそうな方だったので…話しかけてみようと思ったのですが…その、すみません」

 

シュンとしょげている姿はまさに子犬だった。

 

提督「気にしないでください。それより嬉しいですね。そうやって普通に話しかけてれるのは」ニコッ

 

吹雪「お、怒らないんですか?」

 

提督「もちろん!怒る理由なんてありますか?」

 

吹雪「思い込みでなければ…ありません!」

 

提督「なら大丈夫ですね♪…それにしても」

 

吹雪「?」

 

提督「皆さんの笑顔は素敵ですね」

 

ニコニコと嬉しそうに艦娘達を眺めている提督を見て、吹雪もまたこの人なら信じたい、そう思った。

 

電「あ、あの!」

 

聞き覚えのある声がする。

 

提督「ん?ああ電さんでしたか」

 

電「はいなのです!お礼をしたくて!」

 

提督「そんなのいりませんよ」ニコッ

 

電「でも恩人なのです!」

 

ズイッ!と顔を見上げられ下から目線は反則だ。

 

そして本当に君は生命体なのかと目を疑うほど口に食材を詰め込み、さらに手に大量の料理を持つ女性が歩いてきた。

 

赤城「モグモグ…ごくっ!あの時はありがとうございました」

 

綺麗にお辞儀をする。

さすがは一航戦赤城というところ。

料理を持ったままというのが気になるところではあるが。

 

提督「いえ、それより身体はなんともありませんか?」

 

赤城「はい!ご飯を食べたら大丈夫です!」

 

その後も多くの艦娘達が声をかけてきてくれた。

前の鎮守府の話を聞かれたり、自分のことを話したりと

いろんな話をしていた。

 

 

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