第6駆逐隊、瑞鳳、龍驤のケアを済ませた提督は次の艦娘のケアをしようとしていた。
が、しかし。
ドンッ!
提督「いたっ!」
吹雪「きゃっ!」
見覚えのある艦娘とぶつかった。
長門「大丈夫か!?」
提督「いててて…は!吹雪さんお怪我は!?」
吹雪「ふぇ!?なんで私の名前!?」
提督「あ、初めまして、本日付で佐世保鎮守府の提督に着任しました、金山翔です!」
吹雪「……司令官?」
きょとんとした顔でお互いに見つめ合って確かめる。
すこし試してみる。
提督「えっとー…第1問!僕が最初に着任した鎮守府は!?」
吹雪「え!?えと横須賀です!」
提督「第2問!僕の妹の名前は!?」
吹雪「金山雪菜ちゃんです!現在小学校一年中学期終わりあたりです!」
沈黙が数秒間流れた。
長門「な…えとこ、これは…」
そんな長門をおいて…
提督「吹雪さん!」
吹雪「お久しぶりです!司令官!」
提督「会いたかったですよ!」ギュッ!
吹雪「わっ!えへへっ♪私もです!」
そんな2人についていけていない長門が口を開く。
長門「あ、あの、これは?」
吹雪「あ!失礼しました!横須賀鎮守府から参りました!特型駆逐艦の吹雪です!金山司令官とは横須賀の時に一緒だったんです!」
長門「な、なるほど!それで」
提督「え?ということは…吹雪さん以外にも?」
吹雪「はい!私と睦月ちゃん!それと夕立ちゃん!あと、金剛さんと姉妹方全員です!」
提督「い、いつから!?」
そう、場合によっては暴力を受けていた可能性もあると考えた。
吹雪「えっと…2日ほどまえですね。その時は提督が入院してるとかでお会いできませんでしたが」
提督「あー…それぼくです」
吹雪「え!?ど、どこかお身体でも悪いんですか!?」
長門「いや、ここに来て早々、トラブルがあってな」
提督「ここの事情は聞きましたか?」
吹雪「はい…とても皆さんお辛い経験をなされたようで…大半の子は金剛さん達や私達でケアをしていたのですが、なかなか手が回らなくて」
提督「僕も先程第6駆逐隊の皆さんと瑞鳳さん、龍驤さんのケアを行っていたところです」
吹雪「そうでしたか!私たちは瑞鶴さん、朝潮さんのケアを終えたところです!」
提督「ということは、一応重症の方は一通り済んだわけですね」
長門「それで、金剛型の4人は?」
吹雪「はい!その他の空母の方や駆逐艦の方、戦艦の方のケアに回って頂いております!」
提督「あ!大事なことを忘れていました。まず一つはこちらの長門さんは呉鎮守府からぼくの付き添いでこちらに着任していただきました、それと、厄介な人が…」
吹雪の顔も曇った。
2人声を揃えて言った。
「「天龍さん」」