希望を失った提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第7話 仲直り

執務室ーーー

 

鳳翔「なるほど、それでお知り合いだったのですね」

 

長門「提督はどこでも人気者だったのだな」

 

提督「茶化さないでください!」カァァっ!

 

金剛「ですが、これならどうしますカ?」

 

比叡「私たちが大半の子は回りましたし、そろそろ出撃等をはじめられては!」

 

提督「それはできません。たしかにケアを済ませた以上、それ以上はいらないかもしれません。ですが、暗い気持ちに変わりはない。そこで楽しくなるようにおっきなパーティーをしましょう!」

 

霧島「たしかに良いですね!」

 

吹雪「あの!司令官!差し支えなければドッグの改装もお願いします!温泉等もひどかったので」

 

提督「わかりました。後ほど妖精さんをおくりますね!」

 

鳳翔「なら、厨房もお願いできますか?」

 

提督「はい!」

 

睦月「あと、寮の部屋も見てきたんですけど、もう少し広くしてもらえませんか?」

 

夕立「一部屋に5人はやり過ぎっぽい!」

 

あの提督はそんなことを!

 

提督「わかりました!」

 

こうして、内部の大改造が始まった。

 

妖精「では僕達は明石さんの指示に従えば良いのですね?」

 

提督「はい!お願いします!」

 

妖精「僕達は鳳翔さんですね?」

 

提督「はい!とびきり快適にお願いします!」

 

妖精「僕達はどうすればよろしいですか?」

 

提督「僕が指示をだしますのでご安心ください!では!各々持ち場へ!」

 

一同「はい!」

 

明石、鳳翔を除く艦娘は金剛達の呼びかけによりパーティーの準備に移った。

 

宿舎ーーー

 

提督「では、ここから、この辺りまで面積を拡大し、一部屋約、六畳間に計算、さらに一部屋原則2名の計算でお願いします!3階建てならちょうどくらいでしょう?」

 

妖精「そうですね!あと、家具などは僕達が作っておきますね!」

 

提督「ありがとございます!お願いしますね!」

 

妖精達に簡易的な設計図のみを渡し、作業を進めてもらった。

そして天龍の元へと向かった。

 

前の天龍もそうだったが悩み事をすると海を眺めていることが多いのは知っていた。

沿岸沿いを進むと簡単に見つかった。

 

提督「こんにちは」

 

天龍「チッ!またお前かよ」

 

提督「えへへっ♪それはそうとなにか悩み事ですか?」

 

天龍「そんなんじゃねえよ。ただ…」

 

提督「ただ?」

 

天龍「…お前に合わす顔がなくてよ…」

 

提督「ぷっ!あははっ!」

 

天龍「な、なんだよ!」

 

提督「いえ、申し訳ありません、クスッ!そんなに気を使わなくていいですよ?」ニコッ

 

キョトンとした顔をしている。

 

天龍「で、でもよ…お前をあんな目に合わせたのも俺だしよ…お、怒ってねえのかよ?」

 

提督「怒るほどのことじゃありませんよ。皆さんもそれだけ辛い思いをされてきたということ。これもまた僕にとってはいい経験になりましたから」ニコッ

 

天龍「…。変な奴だ。でも、ありがとよ。お前、いい奴なんだな」

 

提督「ありがとうございますっ!♪」

 

天龍「人ってよ、みんな怖いもんだと、クソな奴ばっかだと思ってたけどよ、お前みたいなのもいるんだな」

 

提督「まぁ、ひとは、10人いればみんな違いますからね」

 

天龍「ん」

 

そっぽをむき、頬を赤らめ、ポリポリしながら右手を差し出してくる。

 

提督「素直じゃありませんね」クスッ

 

そっとその手を取り、仲直りの握手を済ませた。

 

 

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